日本人の「負けたらハラキリ」文化は、チャレンジ精神を奪うから卒業したほうがいいと思う

自分のチャレンジ精神も奪うんだよ… 結果や才能ありきの発想で相手に接していると…
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三沢文也 @tm2501

子育てする親御さんに向けられた本なのですが…別に子どもと関わりのない大人が読んでもすごくいい本。 というか、大人も子どもも本質的には一緒。 なにかするたびに怒られてると何もしなくなる。 逆に過程や成長に目を向けられると動ける 子どもの自己効力感を育む本 amzn.to/3uzHiaC

2023-11-29 19:15:15
三沢文也 @tm2501

自己肯定感という言葉は心理学知らない人でもよく聞くけど、心理学を少し掘ると「エフィカシー」とか「自己効力感」という言葉が出てくる。 「チャレンジ精神」のことを指す言葉で、むしろこっちが重要。 自己効力感はチャレンジに成功したり、幸せを実感できると増えていくらしい

2023-11-30 17:01:37

【訂正】
自己効力感はチャレンジに成功したり〜✗
自己肯定感はチャレンジに成功したり〜◯

三沢文也 @tm2501

チャレンジ精神とは具体的に何かというと… ・面白そうだからやる好奇心 ・自分の成長に期待できる期待 ・自分ならできるという自信 の3つにわかれているそうだ。 子どものうちは当たり前にもってるけど…結果を求められだすとこれがチャレンジ精神が維持できない人にどんどんなっていく

2023-11-30 17:05:34
三沢文也 @tm2501

チャレンジ精神が削られるとなんで自己肯定感がつきにくくなるかというと 「できて当たり前」 のところに逃げ込んでしまって試行回数が増えていかないから。 試行回数が多い方が成功する数は上がるし、 新しいチャレンジの方が新しいことができるようになった新鮮な喜びを味わえるから

2023-11-30 17:12:18
三沢文也 @tm2501

この本で扱ってるのは 「子どもがもってるいい意味でのチャレンジ精神を大人の接し方で潰さないようにしよう」 という本だけど…大人こそ読むべき。 というのも、大人の方が失敗を恐れてチャレンジしなくなることで自己肯定感も上がらないし、自己効力感に至っては枯渇してる人が多いからね

2023-11-30 17:13:18
三沢文也 @tm2501

子どもから自己効力感を育む言葉は、当然自分自身や接する大人に対しても自己効力感を育む言葉になる。 その考え方を学ぶことで守りに入ったり、自分自身を制約してしまう言葉や考え方を断ち切ることができる。 だから、自信のない人や新しいチャレンジをする回数が減ってる大人にこそ読んでほしい

2023-11-30 17:18:20
三沢文也 @tm2501

具体的に何をしたらいいかというと ・結果や才能じゃなくて過程や努力を褒める ・アバウトな言葉や否定形ではなく、具体的に言う ・感情的になってることには一度受け止めてから、どうすればいいか考えさせる ・できないことには「たくさんやればできるようになるよ」と成長や努力に期待する

2023-11-30 17:23:42
三沢文也 @tm2501

結果や才能ではなく過程を褒めるのは 「満点なんてすごい」 「〇〇は勉強の才能があるんだね」 だと、【満点じゃないと褒められない】とか【ぼくってすごいから勉強しなくていいんだ】みたいになっちゃうから、 「がんばったね」 「すごく集中できてたね」 みたいなのがいいらしい。

2023-11-30 17:26:04
三沢文也 @tm2501

「なんかアメリカ人っぽい」 と思った人はすごく正しくて…著者はアメリカでそういう勉強をしてます。 逆に、 「結果を出したり、なにか得意なことがないといけない」 みたいなメンタリティは日本人の中でも病みやすい思考やヒステリー毒親に押し付けられがちなものですね…私もその傾向あったし

2023-11-30 17:29:08
三沢文也 @tm2501

日本人って「負けたらハラキリ」みたいな文化が強すぎるから 「結果を褒める」 「勝ち負けにこだわる」 ことのデメリットをあんまり自覚してない人がけっこういるんだろうなぁ…とこの本を読んでて感じた。 心理学上は結果で作った自信は、結果を守るために保守的になるか、結果を失うと無気力になる

2023-11-30 17:31:12
三沢文也 @tm2501

この辺が、大人にこそ「自己効力感」の本を勧めたい理由。 大人はたいていのことに金銭が絡むから結果を出してほしいのは当然だが…その時に結果のことを言い過ぎたり考えすぎるとその後の人生に悪影響なんですよ。 それを子どものうちからやるとその後の方が長いので… twitter.com/tm2501/status/…

2023-11-30 17:37:50
三沢文也 @tm2501

あとは、結果を出してくれない相手に感情的にキレるパターンもあるんですが…これも頭ごなしなふわっとした言葉だと相手を潰す(潰したことで、回り回って自分の立ち位置が悪くなったり、仕事が増える)だけでなんのメリットもない。 だからこそ、具体的な改善を求めないといけないわけでして

2023-11-30 17:40:44
三沢文也 @tm2501

大人が大人に感情的に怒ってもこうなんだから、子どもにキレて保守的になったり、ふさぎ込んだりしたら…親はめんどくさいと思いますよ? だからこそ、具体的に改善案を指示したり、自分で考えてもらったり、成長に期待するようなフォローが必要なんです twitter.com/tm2501/status/…

2023-11-30 17:43:42
三沢文也 @tm2501

チャレンジ精神があっても、全部うまくいくわけじゃないんですよ。 だから、「次」に向けた言葉をちゃんとかけ続けられるかどうかは他人はもちろん、自分に対しても大事なんですよね。 その時失敗しても、それが成功してみると必要なプロセスだったり…後から振り返ると言うほどでもないこともあるし

2023-11-30 17:46:02
三沢文也 @tm2501

ところが、人間は自分にも他人にもネガティブな情報に目が行くんですよ。 そっちの方が、「危機」になるかもしれないから、本能的にネガティブになって身を守ろうとするんです。 本能が強すぎると何もチャレンジしなくなるから、自分にも他人にもチャレンジ精神を潰さない言葉や考えで接するのが大事

2023-11-30 17:50:11
三沢文也 @tm2501

個人的には 「案外、うつやネガティブ思考が強すぎる人に必要なのはこういう本かもしれない」 と思いました。 タイトルで「私子どもいないし」と避けてしまう人もいるかもしれないけど、むしろ今自分のことで手一杯な人にこそ読んでほしい 子どもの自己効力感を育む本 amzn.to/3Go07QD

2023-11-30 17:55:08