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特定外来宇宙人です。
XP-40Q 2号機(-Q-2A)。スピナー下と両翼にインテイクがあって、アゴがラジエター・主翼がオイルクーラーだと思っていたのだけど、主翼がラジエターらしい。こんな小さな吸気口面積でちゃんと冷えたのかしら🤔 pic.twitter.com/MxOhE1pHDx
2023-12-01 11:41:05XP-40Q 1号機。機首下面を削ぎ上げて、ラジエターとオイルクーラーを胴体下の主翼前縁に置いている。 pic.twitter.com/QmH1XkABS7
2023-12-01 11:43:10XP-40Q 1号機改修後。Q-2ともいう。オイルクーラーがスピナー下・ラジエターが主脚外側に移動した。ラジエター吸気口は2号機・3号機に比べてやや外寄りになっている。 pic.twitter.com/yCMtb6kFON
2023-12-01 11:45:14XP-40Q 3号機。2号機改修後と似ているが、風防とキャノピーの形状が変更されている。もっとも「完成形」に近い機体だったが、陸軍に引き渡し直後にエンジン停止・不時着大破してしまった。 pic.twitter.com/luiQGeBKqT
2023-12-01 11:49:33@uchujin17 拡散式ラジエーターが主翼内にあって、拡散率はP-51系の最高速飛行時とほぼ同じもさ。 低速で全開するとか上昇全開とかの条件にはP-51系は空気流量可変機構で対応するもさが、XP-40Qに調整機能(例えば冷却液側の設定変更とか)があったかどうかは知らないもさ。……無かったらエアレーサーもさね。
2023-12-01 11:57:56@TFR_BIGMOSA 排気側にドアがあることは3号機の写真でわかりますが、P-51Dに比べると小さい気がします。
2023-12-01 12:01:04@uchujin17 もさね。 実はモサは長いこと疑っているもさ。 「XP-40Qと言う、量産運用実績ありの機体ベースの高性能機」が採用されなかった理由は「P-51がすでにあるから」以外に何かあるのでは?と。
2023-12-01 12:02:46@TFR_BIGMOSA XP-40Q 1号機は陸軍引渡し後事故を多発して3度目の事故のあと廃棄処分、2号機はエンジン故障頻発で飛行テストもろくにできずアリソン社に渡されてエンジン試験機となり、戦後放出されエアレースで空中火災を起こし墜落、3号機は陸軍引渡し後エンジン停止で不時着大破そのまま廃棄…ですにゃ。
2023-12-01 12:12:27oldmachinepress.com/2015/08/18/cur… P-40Qの歴史はエンジントラブルの歴史だからなあ
2023-12-01 12:12:48@TFR_BIGMOSA 高性能といってもあくまで「P-40にしてはがんばった」で速度・航続距離・火力の全てでP-51に劣り、おまけに試作3機がかくも故障事故頻発する有様で、しかもその時期が1943年6月~1944年10月では「ダメだこりゃ」となるわけですわ。🥲
2023-12-01 12:16:29@uchujin17 考えてみると、P-36まで遡って日本に置き換えると「97戦や96艦戦を近代化改装して、四式戦や紫電改が量産準備中に四式戦や紫電改に全てで劣る戦闘機を作る」くらいの話もさね。 ……この置き換えを書くと「つまり日本版P-51Aは二式単戦とか強風あたりか?」と容赦のないツッコミが来るもさね。
2023-12-01 12:31:20XP-40Qの企画は、1943年12月4日に空軍資材部(Air Material Command)から「1944年度におけるP-40Nの生産数月間200機以上を確保すること」が最優先事項として要求されていて、P-40Qは「ノルマが達成できるならばP-40N発注分をQに振り替えてもよい」という、最初から後ろ向きなものだったという。
2023-12-01 12:32:54シリアルナンバーから追いかけると、1943年度発注分はP-40Mx600+P-40Nx2000機(217機/月)、1944年度発注分はP-40N 2000機(167機月)が納品されていて、192機/月で資材部の要求をほぼ満たしている。
2023-12-01 12:37:28こんな時期にP-40を作ってどうするつもりだったのか、実際P-40N生産機の多くはレンドリースでソ連に送りつけたり国内の練習部隊に配備したり、あるいは受領直後に倉庫入りになって戦後そのままスクラップとして放出とか碌な扱いを受けていないのだけれど、陸軍としてはノルマが最優先だった。
2023-12-01 12:41:19こんな粗大ゴミの山を作るくらいだったら少しはマシな性能のやつ(P-40Q)を作ったほうが良かったんじゃ…と思うのは、あくまで後知恵なんでしょうね。 pic.twitter.com/haIrI64amx
2023-12-01 12:48:53@TFR_BIGMOSA (なんか似たようなのが居た気がするけど見なかったことにしておこう・・・( ˘ω˘;) pic.twitter.com/L3NRC5Xe8D
2023-12-01 12:52:08@yamadori06 過給器のインテイクも兼ねているはずです。V-1710-101/121はキャブレターが初段過給器と直結過給器の間に入るので、初段過給器の吸気口はどの方向にも向けられます。
2023-12-01 12:59:46あー。P-51の場合はお腹のインテイクがラジエター・インタークーラー・オイルクーラー共用で、奥に入ったところでいきなり上下2分割されて下半分がオイルクーラー、その奥でも2/3ほどがラジエターなので、見た目ほどラジエターインテイクの面積は大きくないのね。 twitter.com/TFR_BIGMOSA/st…
2023-12-01 14:34:15P-51Dの腹部インテイク。下の楕円形のがオイルクーラー、奥の四角いのがラジエター+インタークーラー。左右は絞ってあるように見えるけれど、操縦席後方の胴体内容積を活用して上下に広がっています。 pic.twitter.com/hkw4p8nJTW
2023-12-01 14:36:53P-51Dの冷却系断面図と、ラジエター+インタークーラーユニット。XP-40Qの二段過給アリソンは水メタ噴射による吸気冷却に期待してインタークーラーが無いので、この2/3くらいの容積を更に半分にしたものが両翼に入っているはず。 pic.twitter.com/KzdN4SFYIP
2023-12-01 14:39:44XP-40Qと同系の2段過給アリソンを積んだP-63の冷却インテイクもこんな大きさで、しかもラジエター(主翼左右)とオイルクーラー(胴体中央)共用なので、オイルクーラーが機首に分離しているXP-40Qのラジエター吸気口面積はだいたい同じくらい…かなぁ。 pic.twitter.com/ehLg5eUa5t
2023-12-01 14:48:14P-40K-1 42-45722を改造した仮称XP-40Nの水滴風防。あとで機首と主翼をすげ換えてXP-40Q 2号機になりました。右のP-51Dに比べると後方視界が良さそう…というかガバガバじゃん!P-40は元が空冷P-36だった名残で、胴体幅がP-51よりだいぶ広いのです。(約+20cmと推定していたけど、もっと広い?) pic.twitter.com/idHR4iutT2
2023-12-01 14:56:02ファストバック型P-40のコクピット。こうやって見ると防弾板左右には三日月型の隙間があるだけで、そんなガバガバな印象はないんですけどねぇ。 pic.twitter.com/MaoXNzUDQz
2023-12-01 15:01:39