2023年6月に起こった「埼玉県営公園（プール）での水着撮影会中止騒動」関連公文書の開示請求をかけた結果

「水着撮影会中止騒動の裏側」

2023年6月に埼玉県で起こった「埼玉県営公園（プール）での水着撮影会中止騒動」について、埼玉県在住のある男性が、【関連文書の開示（公開）請求】を埼玉県庁に対して行っていたそうです。

その結果、開示された文書から判明した話をまとめました。

開示された文書に関する話（さわり）

伏字になっている部分には何が書かれていたのか？

それでは、ここから真相をご覧下さい。

水着撮影会中止騒動の裏側（詳細）

「埼玉県営公園（プール）での水着撮影会中止騒動」時系列

赤太字は、関連文書開示請求の結果判明した出来事。

2023年
5月末：しらこばと水上公園で同年4月に開催された撮影会での
未成年アイドルや成人アイドルなどの過激な内容に関する情報が
埼玉県公園緑地協会に寄せられる。
6月5日：埼玉県庁都市整備部に対し埼玉県議会議員1名より問い合わせが行われた事が、
都市整備部からしらこばと水上公園へのメールで伝えられる。
6月6日：日本共産党埼玉県議会議員団のTwitterアカウントが、
水着撮影会が都市公園法第1条に反するとして、
貸し出しを禁止するよう県に申し入れいれた
という旨をツイート。
6月8日：埼玉県公園緑地協会は、4月の主催団体を含めた6団体に
6月の水着撮影会開催中止を要請した。
6月12日：埼玉県公園緑地協会は「明らかな違反が確認できない団体があった」上、
手続き上の問題があったため6団体のうち4団体への中止要請を撤回した。
7月19日：埼玉県公園緑地協会が管理している3か所の県営水上公園プールでの水着撮影会暫定ルールを発表。
詳細：埼玉県公園緑地協会（埼玉県営公園運営団体）が2023年度の水着撮影会開催の許可条件を発表

今回のまとめでは、赤太字で書かれている出来事の話を説明しています。

埼玉県庁都市整備部に対して水着撮影会の件の
問い合わせを行った埼玉県議会議員は誰？

公開された文書に記載された苗字の「辻」より
辻浩司 埼玉県議会議員
埼玉県東第8選挙区（越谷市）選出
と考えられます。

辻浩司 埼玉県議会議員 って、いったいどういう議員？

「埼玉県市民ネットワーク」という地域政党に所属しています。
また、埼玉県議会では立憲民主党と統一会派「民主フォーラム」を組んでいます。

Q：「地域政党」とは？
国政選挙には出てこない、特定の地域における地方政府や
地方議会で活動する政党。

「埼玉県市民ネットワーク」は、社会党という政党が分裂した際に社会党からの派生で誕生した政党です。

現在の国政選挙では、「社会民主党」が社会党の主流派を継承した政党となっています。

同様に、社会党が分裂した際に誕生した地域政党として、
東京都議会に「生活者ネット」という政党が存在します。

Q：「会派」とは？
会派とは議会内で活動を共にしようとする議員のグループで、
２人以上の議員で結成することができます。
会派は、同じ政党に所属する議員で構成されるのが普通ですが、
政党に所属していない議員同士で会派を組んだり、
複数の政党で一つの会派を構成したりすることもあります。

つまり、社民党系の議員であり、埼玉県議会で立憲民主党と活動を共にしている議員ということになります。

「埼玉県市民ネットワーク」についてもう少し詳しく教えて？

埼玉県市民ネットワークは、埼玉県内で活動する地域政党です。
埼玉県議会及び、埼玉県の各市区町村議会に所属議員がいます。

また、埼玉県市民ネットワークの枝（関連）政党として、
埼玉県越谷市には、「越谷市民ネットワーク」という地域政党が存在しています。

越谷市議会には、（2023年12月現在）越谷市民ネットワーク所属の市議会議員が3名います。
（直近の越谷市議会議員選挙は2023年4月に投・開票が行われました。）

越谷市民ネットワーク所属の 山田裕子 越谷市議会議員は、2022年5月より
全国フェミニスト議員連盟の代表（共同代表）の一人となっています。

山田裕子 越谷市議会議員は、2023年4月の越谷市議会議員選挙で3期目の当選を果たしています。

1期目の当選は、2015年4月26日投・開票の行われた
越谷市議会議員選挙でしたが、

越谷市議会議員選挙（2015年4月26日投・開票）
辻浩司 （越谷市民ネットワーク）当選
山田裕子（越谷市民ネットワーク）当選

と、前述の辻浩司は2015年時点では越谷市議会議員であり、
山田裕子とは同じ政党（「越谷市民ネットワーク」）に所属していました。
（辻浩司が先輩、山田裕子が後輩の関係。）

2019年に辻浩司が埼玉県議会議員に鞍替え当選しています。

このまとめを読んでいる方の中に、全国フェミニスト議員連盟について
知らない方は少ないと思いますので説明は省きます。

全国フェミニスト議員連盟は毎年5月頃に総会を行っており、
通例では、2年ごとに代表が変わる形式の様です。

参考までに、全国フェミニスト議員連盟の
ここ10年間の代表（共同代表）をここに記載しておきます。

全国フェミニスト議員連盟共同代表
会津素子,皆川りうこ（2014年5月～2016年5月）
ひぐちのりこ,日向美砂子（2016年5月～2018年5月27日）
小磯妙子,まきけいこ（2018年5月27日～2020年5月24日）
前田佳子,増田かおる（2020年5月24日～2022年5月28日）
森本由美,山田裕子（2022年5月28日より）※2023年12月現在

なお、戸定梨香騒動は、松戸市議会議員の 増田かおる が、
全国フェミニスト議員連盟の代表を務めている間の時期に起きています。

この様に、どうやら日本共産党が水着撮影会を中止に追い込んだのではなく、日本共産党を手駒にした存在が居るのではないかという事実が浮かび上がってきたそうです。

おそらく、日本共産党を手駒にしたのは全国フェミニスト議員連盟又は、全国フェミニスト議員連盟関係者に近しい人物ではないかと推察されていますが、果たして？