追悼 北杜夫(その3)
- kokada_jnet
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北杜夫さんの高校時代からの口癖さ『愛している』『助けてくれ』『神よ』。二人エレベーターで北さんにジーッと見つめられ、はなたれた『愛してる』口癖に、遠藤周作さんは寒気がしたんだって(笑)意味ない独り言のクセて面白いなあ。
2011-12-09 16:21:1712月9日のざっくり大掃除。追悼北杜夫週間も終わりに近づき、私がかつて住んでい他南青山のすぐ前が青山脳病院跡地だったことを思い出す。松原の家もすぐ近くに脳病院本院跡の梅ヶ丘病院があった。ユニリーバ東日本大震災ツイッター募金(無料) http://t.co/amiRVXON
2011-12-09 22:35:58佐藤愛子のコスプレ年賀状、撮影場所は「私の遺言」でも有名になった浦河町のあのお化け別荘だとか。そういう場所でさらし首コスプレする愛子さん好き♪先日も北杜夫夫人から「うちは喪中ですけど佐藤さんからの年賀状だけは戴きたい」と電話が来たとか。そういう面白好き北杜夫夫人も好き♪
2011-12-10 00:48:19「ずっと躁病になれずにいた私は…」で始まる『怪人マブゼ博士』追記では、株式投資の、ギャンブルとしての快楽に触れられてきて、躁病北杜夫が株に憑かれる様にハラハラ。 オリバー・ストーンは、映画『ウォール街』で、もっとフリッツ・ラング『ドクトルマブゼ』を参照しても良かったかもしれない。
2011-12-10 14:19:54大宮西部図書館の北杜夫特集コーナー、書庫から掘り起こされてきたのか、見たことのない書籍も多く、ありがたく。 岩波新書『マンボウ雑学記』の、85頁に渡る『お化けについて』や、株式投資と黒魔術が絡むらしき『悪魔のくる家』など、そそられてしまう本が!
2011-12-10 14:29:33『マンボウの朝とマブゼの夜』収録のエッセイ『表面的な思い出など―三島由紀夫氏』で、北杜夫が三島由紀夫に勧められたという「黒魔術についての大衆小説で、しかしごくこわいもの」とは、やはり三島が大絶賛していたアイラ・レヴィンの『ローズマリーの赤ちゃん』のことだろうか?
2011-12-10 14:39:25『マンボウぼうえんきょう』収録『こわい話』で、心霊実話譚と共に北杜夫が怖い小説作として挙げてきていたのは、ベンスン『芋虫』。ラストの展開まで書き記してしまうあたり、いささかサービス精神が過ぎると思いつつ、作家が怖い(と感じている)話と、それへの感想が連ねられていく言葉は興味深く。
2011-12-10 14:52:46北杜夫の若年歌集『寂光』にも初めて触れ。流石に北の父、斎藤茂吉の、ほとんど恐怖として感じられてくるような歌こそないものの、「ラスコリニコフ」の名前を歌に織り込んでくるあたり(二句あった)、好みで。
2011-12-10 14:57:31北杜夫の言葉、エッセイ『虫百態』での、世界最大の蛾ヨナグニサンの飛び立つさまの描写も、見ている北杜夫自身の驚きも伝える言葉となってきて、読んでいるこちらにも興奮が。 ヨナグニサンの飛翔を思わず「見てみたい!」と欲動させられ。
2011-12-10 15:02:52「追悼・北杜夫」の帯つきで「さびしい王様」が復刻されているのを確認!乞食、姫君は絶版のままだが、完全復刻の可能性はある
2011-12-12 20:46:56北杜夫のどくとるマンボウシリーズに登場するS先生は実在の人物。この先生にトマムにスキーに連れて行って貰ったことがある。嘱託医をしていたので、パトロールの事務所から腕章を借りてきてくれた。にわかパトロール隊だ。リフト代を払わずに済んだ。負傷者を救助する義務があったが杞憂だった。
2011-12-13 20:41:10徹子の部屋の今年下半期に亡くなられた方特集、北杜夫(本人が躁鬱で躁にならないとTV出れない、ということで躁状態での出演)にびっくり…。ホンモノや…!
2011-12-14 13:42:30タバコの煙は嫌いだけど徹子の部屋で北杜夫さんが吸っておられるのをみるとかっこEEなと思いました。恒例の追悼特集でまだご存命の53歳のときの出演です。
2011-12-14 13:43:36ワンセグにて「徹子の部屋」年末の追悼特集。過去4回出演の北杜夫の躁振りが心に残る。朗々と歌い上げる浪曲に徹子さんが始終笑顔。とてもいい企画。
2011-12-14 13:58:00【本日の買取より】北杜夫57冊!積み上げるとこんな感じです。 (W) http://t.co/K5D3Ffgn
2011-12-14 17:59:24宮田毬栄さんとの約束の『文学界』新年号をようやく購入した。宮田さんの「追悼 北杜夫 青春が匂う作家」があるからだ。処が何と久振りに谷崎昭男氏の文章が載っている。また天敵の高澤秀次氏の文章もあるのだから、これは堪らない。この文芸誌を読めと言った宮田さんが巫女のように思えてならない。
2011-12-16 11:56:21そして、今日は北杜夫が躁病の時に「徹子の部屋」に出演した際の映像を見たが、あいかわらずお上品かつゆっくりなお話しぶりが意外だった。文章を読む限り、大声・早口・支離滅裂で愉快な感じを想像していたが、愉快な感じ以外は当てはまらなかった。むしろ穏やかにも見えた。浪花節も素敵でした^^
2011-12-14 14:11:33北杜夫が遠藤周作などと、出ているテレビ番組が流されているが、当時の北杜夫は躁病だったらしく、放送中に歌をうたいはじめたり、放送事故みたいな番組。トークも際どい。
2011-12-17 16:01:49北杜夫氏について書きながら奥野健男先生のことを思い出している。北氏も奥野先生の薫陶を受けた作家の一人だったんだよね。儂も、その末端の末端に連なる人間としていいものを書かなきゃな。
2011-12-18 03:13:53