時代背景も関係しているのではないか
rp これだ…根暗というわけじゃない。雪国は村八分になったら命に関わるし、ルールに厳しい人が多い。閉鎖的な環境でどう自我を出して食っていくかって、考えざるを得なかったのかも。
2023-12-19 13:00:58牢獄感は確かにあるね。 当時はそういう縛りでもかけて集団で立ち向かわないと、共同体ごと滅びかねない環境だったところは少なくないと思うし>RT
2023-12-19 16:00:26嘗ての雪国はその険しさ故にしきたり的にも、物理的にも、嫡男など特に郷里を出て行くのは「追い出される」以外は許されなかった訳で。 そら牢獄だろうと。 twitter.com/North_ern2/sta…
2023-12-18 21:19:57寺山修司や太宰治がものすごくわかりやすいんだけど、雪国の人の文学や思想って「環境と家という牢獄との戦い」を感じるのよね。風土と気候、血族・家族に縛られるあの感覚。
2023-12-18 18:45:14寺山の作品、最近はもう、ノスタルジーを感じる。田舎も都市化して、全て形骸化してるし。映画の中に、虚構として刻まれたという感じ。寺山は幼い頃空襲で焼き出され親戚宅を転々としたり。その分、故郷や家への執着が強く、作品は反故郷のように見えるけど、それだけ欲してるという裏返しと思ってる。 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-19 09:30:06実際に旅行や引っ越しで近い感情を持ったことがある
西の方に旅に出て特にショックだったのはこれで、雪によって閉鎖されず、果実が成り、冬の寒さに凍えることもない環境がはるか昔から存在しており、それは文化の豊かさにも繋がっていると気づいた時に愕然としたよ
2023-12-19 15:45:20だから今は住んでいないのかもしれない。東京の日々が辛過ぎて中島みゆきの「ホームにて」を聴きながら薄ら涙して、久しぶりに北海道に帰ったら実家の厳しさ、母の執着など、昔直面した心理的不安、トラウマが蘇り、速やかに東京に戻った。電車内のマナーやエゴには辟易するけど。 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-18 21:50:44むろんその家にも時代にもよるし雪国だけじゃないという話ではある。だけど環境そのものが牢獄みたいな風土で、家が厳しい気候から逃れる待避所であり、その暖に頼って生きるしかなかった時、すべてが一緒になって人の心を縛りにくるんだよ…。あの重さはあの世界で生まれ生きたからこそわかる。
2023-12-18 18:53:30自分で創作をしていて感じること
超わかる。私、どうしてもカラっとした文章や小説は書けない。どっかジメジメジトジトしてる。カリフォルニアの太陽よりもロンドンの曇り空の方に親近感が湧くのもそのせいだと思う。 twitter.com/North_ern2/sta…
2023-12-18 23:29:08とても興味深い話。僕は青森県出身だが、「君の物語る恐怖や、君のつくる人間はどれも実名的だよね」と言われたことがあって、かなり印象に残っている。 恐らくそこで「実名的」というのは、都会が持っている匿名性と対照をなすもの。それこそ牢獄的というか。犯人はこの中にいる、というか。 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-19 15:48:41大人になって自由を手に入れたら、それまで作ってたような曲も歌詞も全然浮かんでこなくなったんだよね。 私には学校と門限や親戚付き合いがクリエイティブの素だったって話。 当時の教科書にはたくさん詞が書いてあった。 祖母宅にはギターを持って行き、ご飯少し食べたらあとは2階で曲作ってた。 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-19 14:59:29自分が創作で血の呪いの話ばかりしているのと寺山修司や太宰が好きなことの関係をあまり考えたことがなかったけれど、なんか謎に啓かれちゃった気分だな まあ自分でも考えてみなければわからんが🧑🎓 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-19 15:46:52暗く湿った描写や作風が好きという話も
環境や心象風景は多分まったく違うんだけど、「環境と家という牢獄との戦い」はなんとなくわしらも感じてるかもしれん。 >RT言及
2023-12-19 16:53:49どんな時にも例外は存在する
私は都会っ子の三島由紀夫も実は結構、家の呪縛みたいなものと戦ってる印象あります。 祖母が発作起こすと家が軋む、みたいな表現『仮面の告白』にありますが、ああ、彼にとって家は牢獄だったのやもしれん…なんて想像してました。 寺山や太宰はまだ戦えるけれど、三島は真綿で絞められて既に手遅れ twitter.com/North_ern2/sta…
2023-12-18 22:34:09吉幾三や伊奈かっぺいもあるいはそんな感じかもしれない。 これが宮城あたりになるとどうだろうと思うんだけど、宮城出身の作家でパッと思いついたのが石ノ森章太郎と荒木飛呂彦であまりにも個性が強すぎて参考にならない気持ちが渦を巻いてる。 twitter.com/north_ern2/sta…
2023-12-19 10:20:26