女性誌の付録と毒を抜かれていく「小悪魔ageha」について
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週刊金曜日で1番楽しみなのが『小悪魔ageha』元総合編集長の中條氏による連載です。今週は付録について。彼女はこの付録バブルの中、「つければ売れるんだから何でも良いから付録つきにしろ」という外圧と戦ってきた。中條氏が編集長をやめた来月号からは、アゲハに付録がつく…
2011-12-11 11:39:49
@barbie_girl_xox なんかね、詳しい理由は述べられてないんだけど、おそらく版元が変わったか上層部が変わって彼女の方針が通らなくなっちゃたのではないかと。インフォレストは小さな出版社だからね。
2011-12-15 00:30:26雑誌の付録について

01年に日本雑誌協会がプラスチックや金属を使った付録の流通に関する自主規制を緩和し、02年頃から一部の雑誌が特別な号だけに付録をつけ始める。08年からは宝島社『SWEET』が付録で大躍進し、今では付録のない女性誌の方が珍しくなったよね。その中でagehaは頑なに付録を拒んでいた。
2011-12-11 11:46:36
中條氏は付録バブルになってからというもの「なんで付録つけないんですかー」と編集者以外の人からも言われるようになったと書いている。うちの周りでも「まず付録を見て買うか決める」女性は多い。付録のおまけが雑誌って感じ。この3年で雑誌の買い方・選び方はガラリと変わったなと思う
2011-12-11 11:51:23
小悪魔ageha元総合編集長の中條さんはとある女性編集者に「付録はシャブよ。一度入れたら抜けられなくなる」と言われたことがあるという。抜けられなくて苦しむ編集者が沢山いるらしい。一般的に、付録が重くなればなるほど雑誌の中身は軽くなるだろうね。SWE◯Tが良い例
2011-12-11 12:17:14
女性誌が付録をつけるようになってから、特に若年層向けの雑誌では赤文字系と青文字系の区別が緩くなってきたように思う。原因は、部数を伸ばす宝島社が赤文字系ブランドに声をかけている(または赤文字系ブランドから宝島社に、部数を見込んだタイアップの引き合いがある)からだと思うけど
2011-12-11 12:26:20
宝島社のSWE◯Tが公称100万部を超えたとき、中身を見てみたらタイアップが95%でびっくりしたのを覚えてる。それまで青文字系じゃなかったブランドや歯磨き粉や温泉宿まで、100万部という数字を出したSWE◯Tに皆が群がってる感じ。
2011-12-11 12:35:21
ただ、宝島社が満を持して創刊した「40代女子」向け雑誌『GROW』は、他の付録つき雑誌とは少し違って一応中身があるように思う。雑誌をお手本にライフスタイルを組み立ててきたバブル世代は、付録だけじゃ騙せないからね
2011-12-11 12:51:27
80年代の女子大生ファッション(ニュートラ、ハマトラ等)はJJを始めとする女性誌と共に広がったけど、今の女子大生は雑誌を読まないからね。好きな有名人のブログや街行く人々を参考にしている。雑誌を買うのは付録のため。これを米澤泉氏は「女性誌はブログとフロクに行き着いた」と評しているw
2011-12-11 13:08:25毒を抜かれていく「小悪魔ageha」

中條総合編集長が辞めた『小悪魔ageha』が少しずつ毒を抜かれている。X'mas着回し特集なんかが組まれて、他の赤文字系雑誌と同レベルの欲望を煽ることに終始している。何よりモデルの写真が修正されすぎて皆同じ顔に…以前はもっと、1人1人が強烈に主張してたんだけどな
2011-12-14 21:32:15
ほぼ全巻コンプリートしてる熱心な読者にとって今月の小悪魔agehaはややショックだったなぁ。とにかくタイアップが多い。もちろん今までの様なマニアックなメイク、ファッション特集もあるんだけど、所々で以前はなかった企業とのタイアップ記事が増え、agehaの信条が毒を抜かれている感じ
2011-12-14 21:37:53
agehaならではのコピー(例:髪型特集で「視線そらしてハットトリック流し☆」とか「急降下すぎるけど大丈夫スジストレート」とか)も、ここ数ヶ月はぬるくなってた。例えば「彼氏への愛がいっぱい!ハート型ハーフアップ」なんて、そこらの10代向けギャル雑誌でもやりそうなネームだよね。
2011-12-14 22:04:54