『心理療法の光と影』⇒事例検討会の発表者は「実際以上に優れた治療者であることを装う」か「謙虚さをアピールするために治療者としての自分の至らなさを強調する」かどちらかに偏る、との指摘には思わず膝を打ってしまった

『心理療法の光と影』のツイートをまとめました。#PR
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大塚紳一郎 @woodcutter0825

『心理療法の光と影』(創元社) 読書会の素材として久しぶりに読み返してみたのだけれど、やはり超絶名著。「光と影」という邦題だけれど、実際に論じられているのはほとんど「影」の方だけというのも、何となくかっこいいですね。 pic.twitter.com/h0kd8HIlN2

2020-04-20 21:32:35
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大塚紳一郎 @woodcutter0825

今回、特に心打たれたのは「事例(症例)検討会」について論じた箇所。事例検討会の発表者は「実際以上に優れた治療者であることを装う」か「謙虚さをアピールするために治療者としての自分の至らなさを強調する」かどちらかに偏る、との指摘には思わず膝を打ってしまった。

2020-04-20 21:33:54
大塚紳一郎 @woodcutter0825

事例検討会が心理療法の訓練の重要な一部であることに違いはないのだけれど、私たちがお互いを比べ合わずにはいられない生き物である以上、そこには常に権力の問題がつきまとっている。事例検討会の負の側面、あるいは事例検討会の「影」という問題は、真剣に議論されるべきものなのではないだろうか。

2020-04-20 21:36:23
心理療法の光と影: 援助専門家の《力》 創元アーカイブス

A・グッゲンビュール=クレイグ,樋口 和彦,安溪 真一

しろくま @hitsujigumo01

心理療法の光と影を読んでいます。 自分の心理職としての再点検をしながら、読み進めています。 ゲリーランドレス氏の、「子どもたちと関係を持つための原則」と通じるものがあるようにも思います。特に、「…私は私自身から子どもたちを守るために奮闘しなければならない」というところなど。

2019-05-03 14:25:08
しろくま @hitsujigumo01

ソーシャルワークと審問のところでは、SWさんや自分の反応への理解が深まったように思います。そして、一緒に働くあるSWさんへの見方が変わり、新しく尊敬できるところがまたひとつ見つかりました。

2019-05-03 14:42:47
しろくま @hitsujigumo01

次の精神療法家ーいんちき医者、偽りの預言者のところでは、ソーシャルワークをする方と共通する部分はあるものの、心理職をなりわいにするもののほうが、より業が深いのかもなあと思いました。

2019-05-03 14:46:22
市川千瑛 Chiaki Ichikawa @singchiaki

心理療法の光と影 グッゲンビュール=クレイグ 『なぜ人は人を助けようとするのか。なぜ善意の援助が人を傷つける結果を招くのか。援助する人とされる人の間に起こる力の関係を解明し、援助専門家の内に潜む〈影〉や〈悪〉の問題に鋭い光をあてる。 医師カウンセラー教師など援助専門家の必携の書。』

2021-04-10 00:52:49
市川千瑛 Chiaki Ichikawa @singchiaki

主題の内容も面白かったけど、下記の部分が本当にその通りだと思って私的によかった。 「自分自身や患者に対して、完全に「客観的な」治療者であるふりをすることは、分析家には何の役にも立たない。-治療者というものはコンピューターとしてではなく、生身の人間としてこそ治療的に働くものである-」

2021-04-10 00:55:32
🟠旅たぬき🟠 @RINKO90973656

@shodamiwa 「心理療法の光と影」という名著が、復刻されました。そこには教師なら自分の中の子ども性、治療者なら自分の中の患者性を持っていることが大切というようなことが書かれていました。当事者性があるからこそ相手に傷つきを味合わせたくないということが動機になります。それがないと支配や欲望になる。

2020-03-17 15:24:55
大塚紳一郎 @woodcutter0825

同じ号にもう一本。こちらはブックレビューです。 「ユング心理学の本を一生に一度、一冊だけ読むとしたら…」というテーマで書いてみました。もちろん他にも素晴らしい本はたくさんあるんだけれど、一冊となったらやっぱりこれで決まり。 A.グッゲンビュールークレイグ『心理療法の光と影』(創元社) pic.twitter.com/GDtsnA3dyG

2021-04-07 20:10:04
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東畑 開人 @ktowhata

ちなみに、「傷ついた治療者」については、グッゲンビュールクレイグの「心理療法の光と影」がお勧めです。これはとても良い本です。あとはマリオヤコービの「分析的人間関係」もそのあたりに触れていますね。

2015-12-04 19:32:42
大塚紳一郎 @woodcutter0825

@wanchoo3 ユング自身はじつは「傷ついた癒し手」元型についてあまりまとまったことは書いていないんです。ぼく自身もこのテーマについて何か書けないか準備している最中で、とりあえずこの辺を読んでいます。オススメは一番左の『心理療法の光と影』(アドルフ・グッゲンビュール=クレイグ)です! pic.twitter.com/MbT3ECpV1H

2017-11-09 23:29:08
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加茂聡子 @KamoSatoko

「ふつうの相談」本の後に書棚で目に止まった「心理療法の光と影」を再読しました。対人援助職に就く人たちの動機、影についての本でユング派の言葉への理解の浅いわたしにも読めます。耳に痛いことも多いですが、思い出すために手元に置いておきたい本です。 pic.twitter.com/f3VXeb5svt

2023-08-06 10:34:44
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こころの教室 @yuukinegi

物を知らない子供が物を知っている大人と出会う時、心の中ではいわば大人性と子供性とでも言うべきものの間に緊張が生じる(略)どんな大人の心の中にも子供はいるものだし、その子供が私たち大人を絶えず新しいことへと導いていってくれるのである(グッゲンビュール=クレイグ/心理療法の光と影)

2019-03-17 22:18:04
七節曲 @7_milestones

「心理療法の光と影:援助専門家の《力》」 自体はこういう趣旨で、 よい本です。 古い本だから文章が要旨を変転しながらズルズル続いて読みづらいところあるけど。 pic.twitter.com/IRWQIZUckf

2022-06-01 08:31:06
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伊藤芳博 詩について考える @itoyoshi59

『心理療法の光と影』(A・グッゲンビュール=クレイグ)2019  よい教師というのはただ単に知識を分け与えてやるだけのものではなくて、子供の中に知識への渇望を目ざめさせてやるものでなくてはならない。これは、教師自身の中に知識を渇望している率直な子供がまだ生きていてこそ行うことができる…

2023-03-09 06:18:00
北路久御子 Kumiko Kitamichi @kitamic

「医者自身が、一つの実存的な可能性として、病気を自分の中に持っていてこそ、はじめて彼は治療的要因を活性化することができる」T月キロン合のタイミングで「傷ついた医者」元型について読むなど。偶々とはいえ味わい深いです『心理療法の光と影ー援助専門家の《力》』A・グッゲンビュール=クレイグ

2022-05-26 12:38:03
臨床心理士有志の会 @cpyuhshi2013

@Sadd1e_Tramp グッゲンビュール-クレイグの「心理療法家の光と影」はユング派には珍しく(?)とても地に足が着いた中身で啓発されるものでした。こうした指摘は精神分析にもあてはまりますね。臨床心理士全体にも。

2019-04-28 11:18:40
佐々木くん@11/3(金)18時半〜21時半に東大卒忍者鈴木柚里絵誕生日会 @Whironobu1

むしろ人間の精神の永遠の価値というようなものに関わりがあるのだと、何かしら荘重な言い方で言い表されたりするのである。 心理療法の光と影 -援助専門家の〈力〉- (A・グーゲンヴィルークレイグ・創元社、昭和56年)96ページより引用

2022-01-02 21:37:57
chitose @kasega1960

@lalalkoi2019 「傷つけば」役に立つのではなく、「傷つき」を(自分で、あるいは誰かの手を借りて)癒した経験だけが役に立つのです。 そしてある意味では、これは「達成」ということはなくて、繰り返し癒し続けねばならない。 (グッゲンビュール=グレイヴ「心理療法の光と影」より)

2022-08-04 02:09:11
心理療法の光と影: 援助専門家の《力》 創元アーカイブス

A・グッゲンビュール=クレイグ,樋口 和彦,安溪 真一