忌野清志郎

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忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

出来ないんだ。プロデューサーじゃないんでね。俺にはプロデューサーなんて、ろくに歌えない、ギターも弾けない人間がやることのように見えてしまうんだ。これは世代的な感覚だと思う。歌えない奴が偉そうにふんぞり返ってる姿イコール、プロデューサーなんだよ。まあ、それは一種の偏見だけどね。

2010-09-11 09:29:26
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

女の子を利用したり、大手プロダクションやテレビにこびたりないんか一度もしたことはないのさ。おれもあやかりたいよ。そういう野郎になりたいのさ。だから君が自分の音楽にもしも自信があるなら、自分でレコードを作るべきだ。自分で自分をプロデュースするべきだ。それが21世紀の姿だよ。

2010-09-11 09:40:14
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

[2]でも俺の目にはそう見える。オーティス・レディング、ジョン・レノン、ローリング・ストーンズ……彼らが誰かのプロデュースをしてる姿なんか俺は見たくないんだもん。彼らはいつだって自分で歌っちゃうんだよ。すげえかっこいいやり方で世間の奴らをぶっとばしちまうのさ。若い素人の ↓

2010-09-11 09:40:19
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

エライ人っていうのは嫌いですか「だいたい嫌いです」世の中で嫌いな人をあげて下さい「んーそうですね。マジメな人っていうのかな。そういうの嫌いです。あとはあんまり(笑) あれはいけないとかね、これはいけないとか決めつける人とか。法律守るような人はあまり好きじゃないです(笑)」(同下)

2010-10-07 03:42:22
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

時々あることだけど、みんなが真面目に打ち合わせや会議なんかしてるのが僕にはおかしくて仕方ないんだ。それでつい受けないギャグをやったり、くだらない事を言ってお茶を濁すつもりが混乱にまで発展してしまったりする。くだらない事で一喜一憂しているのが人類というものだ(双六問屋/第三十四話)

2010-10-20 05:16:54
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

俺は放浪の旅人だからね。捨てる神ありゃ、拾う神ありだ。真っ暗な夜だってなんとかなるもんさ。そして俺は昔のことを想い出すのさ。すると、俺は生まれた時からずっとさまよい歩いているってことに気がつく。どこでも眠れるし、誰とでもそこそこうまくやれるさ。(瀕死の双六問屋/第二十二回)

2010-11-15 05:37:56
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

ネガティブな奴とボジティブな奴はまるで行動の仕方が変わってくるのさ。俺は何度かそんな経験をさせてもらったが、誰だって一生に一度や二度はそんなことに遭遇するはずだ。今から楽しみにしておいた方がいいよ。苦味のない人生なんてきっとつまらない人生だからね。(同下)

2010-11-15 06:21:04
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

ときどき事件を起こしたこともあったけど、そんな時にはわかる事がある。今まで友達ヅラしてた奴が、ずるがしこい商人だったとか、いつでもお前を助けてやるって言っていた奴が何の連絡もしてこない、いつもエラそうな事を言ってる奴がただの田舎者だったとかね。 ↓

2010-11-15 06:21:07
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

ずっとそんな男の集まりのバンドを夢見て生きているんだ。バンドっていうのは俺にとってつまり会社みたいなものさ。一人では何も出来ない。会社を続けていくには仲間が必要だ。助け合って力を合わせて、夢を実現していくのさ。君がいくら天才でも一人ぼっちじゃ何も出来やしない。何気なく行こうぜ。↓

2010-12-31 01:43:28
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

今の若いバンドをどう思います?「声がつまらないんだよね。従って歌もつまらない。個性がないっつうかさ。おれみたいな歳のやつがいまだに第一線でやれてるっていうのが、おかしいよね。それだけ日本の音楽が貧困で、若いバンドがよくないんだよ。おれなんか、ほんとは5年に1度でいいんだから。 ↓

2011-01-11 05:10:52
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

俺はとても不思議だ。人々の上に立つべき総理大臣や政治家が、イモな奴らだってことが。俺達に尊敬されるべき奴がいつもサイテーのクソ野郎なんだ。(ぼくの自転車に乗りなよ/第47回/2003年4月12日号)

2011-03-29 17:45:51
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

タイマーズってのは、一部のマニアのためのバンドなのさ。わかるヤツだけが聴けばいい。歌を聴けば明白だと思うんだが。一般人というのは低能ばかりで「わぁ、ヤバい歌を歌ってる」と言ってそこで終わっちゃう。そういうヤツらを相手にやってもしょうがない(週刊プレイボーイ/1999年6月6日号)

2011-03-29 23:48:28
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

サイクリングに行こうよ。何時間か走れば、どんなに自分が小さい人間かわかるぜ。自分は宇宙の中の地球というたった一つの生き物なんだってわかると思うんだ。それにしても、政治家じゃなくて、普通の人々が世界を動かすべきじゃないのか?(ぼくの自転車のうしろに乗りなよ/2003年3月29日号)

2011-04-02 09:15:42
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

「この間、昔のライブ写真を見て驚いたんです。70〜80年代始めの観衆のほうが明るいし「楽しんでる」って顔をしてる。あの頃に比べると今の日本人には表情がないなぁ」「今だってわかってもらっているとは思っていない」「ま、万年野党みたいなもんですから」(婦人公論/2000年10月7日号)

2011-04-06 15:20:14
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

権力のある奴は みんな年くったじじいさ  ずれまくった感覚で オレたち国民を仕切ろうとする  言葉の上っ面に イチャモンつけてくる奴ら  そいつらが怖くて 逃げ回ってる大手企業と政治家  逃げ腰な奴らが この国を動かしてるのさ  この国の名前は逃げ腰 ぼくらは逃げ腰の国民さ

2011-04-10 20:25:35
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

田舎者は決して責任をとらない。自分の貯金をため込むだけさ。まるでまっすぐに生きてないみたいだ。田舎から出てきた人はいつもケツをふかない。お父さんが言っていた意味がわかった。僕は人に田舎者とバカにされたくない。こんな日本みたいな田舎に暮らしていても!!(瀕死の双六問屋/第四十五話)

2011-04-11 01:02:11
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

どいつもこいつも 自分の頭がないのかよ  エラそうな顔してるくせに 権力に弱すぎるじゃねぇか  そんなにかわいいか そんなに怖いのか  卑怯者になりたいか ウソまでついて  いつわりとあやまちの上に 築き上げた幸せを  大事そうに抱きしめて いつでも震えてる Oh マイホーム

2011-04-11 01:47:48
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

ただめちゃくちゃ言ってる大人がいても、いいんじゃないかな? 僕にはそういうジレンマみたいなものは、ないんです。みんなが納得するような歌なんて、そんなの歌じゃないと思うんですよね。どこからも文句がこないような歌なんてのは……(クイック・ジャパン/vol.28/1999年12月発行)

2011-05-09 16:37:33
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

世界のど真ん中で ティンパニーを鳴らして  その前を殺人者が パレードしている  狂気の顔で 空は歌って踊ってる  でも悲しい嘘ばかり オレには聞こえる  くたばっちまう前に 旅に出よう  もしかしたら 君にも会えるね  夜が落ちてくるその前に  もう一度高く JUMPするよ

2011-06-15 00:57:44
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

表現すること自体ブルースだと思うんですよ。それは音楽に限らずね、何かを表現する人というのは、作品を発表するまでに試行錯誤を何度も繰り返してこうドロドロした状態に陥るでしょ。そのとき自分の醜さも、ついでに見ちゃったりする。そういう過程がブルースだと思いますね(Mr.OUTSIDE)

2011-08-22 21:17:50
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

ロックンロールが始まる 理屈じゃないんだ  ロックンロールに嘘はない 嘘つきはいない  宗教も思想もいらない オレは何も持たない  ロックン・ロールの神様 オレにはついてる  Oh Year Alright これが最高なのさ  ここにおいでよ 今すぐに 争うことはもう止めておくれ

2012-01-24 23:23:22
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

事無かれ主義の大人も多いみたいだけどさ、どーだろう? 日本は民主主義国家だなんて言ってないで、事無かれ主義国家だって世界に向けて言った方がよっぽどカッコいいんじゃねえか。ロックっぽいぜ。しかし、よくもまあこれだけ無視してくれてうれしいよ。(瀕死の双六問屋/第二十六話/1999年)

2012-02-13 23:04:20
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

反対意見は必ずやって来る  そういうものなのさ  くだらない  どうせ ぼくは負けてしまったように見えてしまうのさ  口の達者な奴こそ英雄さ  ただ、言えるのは  あれは 商売用なんだ。 だまされるなよ  もっと しっかりしなくちゃダメだぜ。 (十年ゴム消し/1974年)

2012-04-28 02:02:04
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

君がいつもそばにいるから 毎日が新しい

2013-05-04 11:48:48
忌野清志郎 瀕死の語録問屋 @kiyoshirogoroku

覚えていないが、清志郎は「あなたのような青臭い人は、こういうとこに来てはいけません」というようなことを、シャレとも本気ともつかない顔でいっていた。こうした場面に僕は何回か遭遇したことがあるから、本物(?)であろうと思われる。 (なぎら健壱/日本フォーク私的大全/1995年刊)

2013-05-06 11:30:27