『チェルノブイリの祈り』⇒「今年のトップ３に間違いなく入る傑作。目の前には、善意で差し出された放射能に侵されたサンドイッチ。貴方は食べるか食べないか、究極の選択を迫られる」

Verneと@読書と旅行🇺🇦🇵🇸 @withverne

『チェルノブイリの祈り』スベトラーナ・アレクシエービッチ 読了。今年のトップ３に間違いなく入る傑作。目の前には、善意で差し出された放射能に侵されたサンドイッチ。貴方は食べるか食べないか、究極の選択を迫られる。しかし正解は決してない。#菓子と本とたまに酒 pic.twitter.com/47mo9FUvjq

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戦争よりも突然に訪れた原子力発電所事故という危機を前に、誰しもが永遠に得られぬ答えを求め、哲学者へと変貌するのだった。人はなぜ記憶する、なぜ忘れない？死とは？生とは？いずれも同じこと？魂とは何か？人生に意味はあるのだろうか？国とは、民とは、正義とは？悲痛な問いが長く静かに谺する。

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7歳の少年が死を受け入れる世界。舞い散る木の葉やそよ風に恐れをなす世界。自分の余生ではなく、何千何万年後を憂う世界。現実とは到底思えないそんな世界を、当時の緊急隊員が、農家が、医師が、「チェルノブイリの人々」として語り、そして問う。

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経た年月を思えば今や亡くなられた方も多いのではないか。所謂死者の声を、ある人の言葉を借りれば「塵の声」を、丁寧に、余す事なく残した神品。思えば今夏訪れたチェルノブイリ博物館で自分でも俄かに信じられないくらい大号泣してから、絶対に読もうと思っていた作品。本当に読んで良かった。

Verneと@読書と旅行🇺🇦🇵🇸 @withverne

3.11を経験するも、未だ政府に対し大きな声を上げない日本人にこそ読んで欲しい。ただ、このような本が出版され広く手に取られるのは、日本ではまだ、まだ先のような気がするのが非常に残念でならない。

Verneと@読書と旅行🇺🇦🇵🇸 @withverne

顔写真の上についたハザードシンボル。事故後すぐに被曝し亡くなった方々を示している。殆どが10代か20代。そして同様の写真が夥しい数並べられ、壁面を覆い尽くす。当たり前だけど一人一人に母が、恋人が、妻が、まだ生まれぬ子供がいて…。そんな彼らの声を一言ずつ掬った本だった。 pic.twitter.com/0OZk2UYHX2

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河井 菜摘 Natsumi KAWAI @nano_723

チェルノブイリの祈り(amzn.to/3B1ktKS)、素晴らしい本だった。読んで！ 当時関わった一人一人の声が生っぽくてとても辛くて、あの事故は核戦争だったという意味がやっとよくわかった。私は出来事としてしか理解してなかった。市井の人の言葉で事故の、放射能の悲惨さが立ち上がってくる pic.twitter.com/PeERF2n6Me

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河井 菜摘 Natsumi KAWAI @nano_723

放射能と同じく見えないウイルスの脅威と重ねて考えてしまうことも多く、国は政府のための国であって人々のための国ではないんだなと見放されてしまう感じもまた。 HBOドラマのチェルノブイリの典拠にもなった本、20年前に出た旧版がまた20年をかけて1.7倍にと加筆されてます。まだ終わってない何も。 twitter.com/nano_723/statu…

河井 菜摘 Natsumi KAWAI @nano_723

話題作の実録ドラマ「チェルノブイリ」すごいよかった。 実際に起こったことと今の日本の状況を重ねるともうそこには絶望しかないのだけど、めちゃくちゃ素晴らしい映像作品なので見てほしい。 監督はウォーキングデッドの監督。キャストも音響も何から何まで素晴らしいよ star-ch.jp/drama/chernoby… pic.twitter.com/5bmEnDyF1C

2020-02-02 21:54:57

ゆうママ本 @CwacOkFjpdBksLi

チェルノブイリの祈り　読了。 放射能というものに対する無知。見えないし、触っても暑いとか痛いとは感じられないだからどうして危険か理解できない。国のためにだから平気で汚染地域に行く。そして体がおかしくなっての後悔。その後の苦しみ、 #チェルノブイリの祈り #アレクシェービッチ pic.twitter.com/J7GpI187CY

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あずきごろりん @19heyheymymy45

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ『チェルノブイリの祈り』　 1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故が発生。私は大学の露文科にいたが、事の深刻さに気づいていなかった。この５年後にソ連は崩壊する。著者は人々の語りえない心の声を記録し続けた。事故から35年、チェルノブイリを知りたい。 pic.twitter.com/Cvmgd8fmOH

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