Hayasaka先生のマスタリングTCP/IP 入門編 の内容をちょっとづつつぶやくコーナー

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Hayasaka @tamisuke

マスタリングTCP/IP 入門編 の内容をちょっとづつつぶやくコーナー

2011-12-17 11:10:57
Hayasaka @tamisuke

[1.1.1]コンピュータって超便利

2011-12-17 11:11:49
Hayasaka @tamisuke

[1.1.2]最初コンピュータは単品で使われていたが、だんだんとコンピュータどうしを互いに接続して使うコンピュータネットワークが考え出された。

2011-12-17 11:13:30
Hayasaka @tamisuke

[1.1.3]初期のコンピュータネットワークは、同じ会社や研究所、取引先などとのみつながるプライベートネットワークだったが、1980年代後半からこれらのプライベートネットワークを相互に接続することが活発になった。インターネットのはじまりである

2011-12-17 11:15:17
Hayasaka @tamisuke

[1.1.4]情報ネットワークはこんにちではとても身近な存在である。でも、昔からそうだったわけではないのよ

2011-12-17 11:16:18
Hayasaka @tamisuke

[1.2.1]昔のコンピュータはとても巨大で高価で、プログラムやデータをカードやテープに記録しておき、それを順番に読み込ませて一括処理していた。これをバッチ処理という。一般ユーザはデータのはいったカードやテープを持ってコンピュータのある計算機センターまで出かけていた。

2011-12-17 11:18:47
Hayasaka @tamisuke

またこのコンピュータを扱うには専門のオペレータに操作を依頼しなければいけないほど複雑で、処理結果の出力にも時間がかかる場合があったり利用者が多くて順番待ちがあったりで、とても気軽に使えるようなものではなかった。

2011-12-17 11:20:50
Hayasaka @tamisuke

[1.2.2]バッチ処理の次にTSS(タイムシェアリングシステム)が登場した。一台のコンピュータに複数の端末を接続して、複数のユーザが同時にコンピュータを利用できるようにしたシステムである。TSSではOSが複数のプログラムを短時間で切り替えながら処理を行う。

2011-12-17 11:22:47
Hayasaka @tamisuke

このため見た目たくさんの作業を同時に行なっているように見える。TSSの当お樹によりコンピュータの使い勝手は格段に上がった。バッチ処理では不可能だった対話式な操作も可能になった。TSSを前提にした対話的なプログラミング言語「BASIC」が開発されたのもこのころである

2011-12-17 11:25:26
Hayasaka @tamisuke

つまるところ、TSSの登場によってユーザが直接コンピュータを操作できる環境の整備が進んだ。オフィスや工場に少しずつコンピュータが導入されていった。

2011-12-17 11:26:26
Hayasaka @tamisuke

[1.2.3]1970年代ごろになると、飛躍的に性能を上げ小型化も進んだコンピュータがどんどん一般企業に導入されはじめた。そんなわけで、コンピュータ間のデータのスムーズなやり取りにたいするニーズが高まっていった。フロッピーなんかめんどい。というわけでコンピュータ間通信が開発された

2011-12-17 11:31:51
Hayasaka @tamisuke

[1.2.4]このころウィンドウシステムも登場する。ウィンドウシステムとネットワークが結びついたことにより、我々は机の前にいながらコンピュータネットワークを縦横無尽に走り回り、あちこちに散在するコンピュータ資源を活用できるようになった。

2011-12-17 11:34:21
Hayasaka @tamisuke

[1.2.5]1990年代はじめになると、ある種の企業や大学なんかでは一人に一台コンピュータを配布するようになってきた。ダウンサイジングや、マルチベンダといった言葉が流行したのもこのころ。E-mailやWWWによる情報発信のブームも起きる。国民総インターネット時代の到来である

2011-12-17 11:37:23
Hayasaka @tamisuke

[1.2.7]インターネットはこんにちでは生活に不可欠な技術である。しかしそれを利用した犯罪もあるし、それにより巻き込まれるトラブルも多い。現在では単に「つなぐ」ことを越えて、「安全につなぐ」ことが求められる。

2011-12-17 11:40:00
Hayasaka @tamisuke

[1.2.8]これまで紹介してきた通信技術の統合を成し遂げるだけの応用力を持つスゴイ技術がTCP/IPである。TCP/IPは通信プロトコルの総称である。TCP/IPの話に入る前に、プロトコルについて理解しよう。

2011-12-17 11:42:07
Hayasaka @tamisuke

[表1.1]コンピュータ利用形態の変遷 1950年代 バッチ処理の時代 1960年代 タイムシェアリングシステムの時代 1970年代 コンピュータ間通信の時代 1980年代 コンピュータネットワークの時代 1990年代 インターネットの普及の時代

2011-12-17 11:44:17
Hayasaka @tamisuke

2000年代 インターネット技術中心の時代 19XX年代 世界は核の炎に包まれ、愛と哀しみを背負う男たちが殴りあうモヒカン中心の時代

2011-12-17 11:45:42
Hayasaka @tamisuke

[1.3.1]プロトコルとは、コンピュータ同士がネットワークを利用して通信するために決められた「約束ごと」くらいの意味。メーカーやCPUやOSがちがっても、プロトコルが同じなら通信することができる。TCP/IPやTELNET、FTP、AppleTalkやSNAとかマイナーなのも。

2011-12-17 11:49:02
Hayasaka @tamisuke

[1.3.2]パケット交換は、大きなデータをパケット(Packet)単位に分割して送信する方法。小分けされたパケットひとつひとつに自分と相手のアドレスが書かれたヘッダがくっついている。そのため、ひとつの回線を複数のユーザで共有していても、宛先や送信元を区別できる。

2011-12-17 11:53:46
Hayasaka @tamisuke

このヘッダには元データのどの部分だったのかを示す番号も含まれているので、最終的に小分けされたデータから元の大きなデータを組み上げることができる。通信プロトコルでは、このヘッダの情報や情報処理の方法を定めている。

2011-12-17 11:55:23
Hayasaka @tamisuke

[1.3.3]プロトコルを会話にたとえると、たとえば日本人のAさんとメリケン人のBさんが話す場合、英語や日本語を「プロトコル」、言語によってコミュニケーションすることを「通信」、話の内容を「データ」と考えることができる。

2011-12-17 11:58:22
Hayasaka @tamisuke

[1.3.4]人間とちがってコンピュータはきちっと決められたことしかできないから、ちゃんとプロトコルをきめ細かく決めて、それを守ることがたいせつです。で、そのプロトコルを決めて、世界的な標準を作っている機関というのがあるのです。

2011-12-17 12:01:09
Hayasaka @tamisuke

[1..4.1]最初のうちはメーカーごとに独自のネットワークアーキテクチャを組んでいた(IBMのSNAがそのはしり)。しかしそれでは不便なため、ネットワークのオープン化、マルチベンダ化が強く望まれた。

2011-12-17 13:18:59
Hayasaka @tamisuke

[1.4.3]そこでISO(International Organaization for Standardization/国際標準化機構)である。これが国際標準としてのOSIと呼ばれる通信体系を打ち出した。OSIプロトコルが提唱したOSI参照モデルは非常にだいじ。

2011-12-17 13:23:16
Hayasaka @tamisuke

TCP/IPはIETFで提案や標準化が行われているプロトコル。現在、インターネット上の標準であり、デファクトスタンダードとして世界中でもっとも広く使われている通信プロトコルである。

2011-12-17 13:25:36