借り暮らしのアリエッティ－KEUMAYA氏の所見－

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

そう思わせるためには、少年がアリエッティに憧れるところが必要なんですが「君たちは滅び行く…」で台無しなんですわ。 RT @kamabun: え？病弱な主人公の、新世界へ旅立つアリエッティへの憧れを、駿監督少年時代の世界への憧れと決別を重ねた涙と解釈したのだけど・・・違うのかなあ

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

ついでにいうと、その次の「いや、滅びるのは僕のほう」でアリエッティと自分を同一視してるので、憧れとは違う。せめて最終シーンでジムシー（偽）に気がついて「ああ、小人にも先があるのか、じゃあ僕も」という展開にだったら違った。が、それは出来ない。寝取られ容認ENDみたいになっちゃう。

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だから、最大の敗因はアリエッティと少年の関係が恋愛まで昇華できなかったことにあります。純粋に脚本の失敗。恋愛が始まってないので、それが終わるラストで感動できない。始まっていないので、終わってもいない。「なんだったの？」というモヤモヤだけが残る。

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

しかし、アリエッティの監督は、そんな中途半端な脚本を、演出だけで観客を最後まで釘付けにできるとんでもない技量の持ち主です。普通途中で寝ます。そこは本当にすごい。積み重ねたディテールの厚さがそれを支えるのです。ジブリの底力だと思います。

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（ここでまた某アニメをDisりたくなったが、やめる）

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

小人が「そこにいる」というリアリティだけはもう本当に溢れるばかりにすごいので、人形や模型が好きな人間は垂涎。そんなフェティッシュ映画を「皆が見るべき！」と煽り、実際にヒットさせた鈴木プロデューサーもすごい。

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

あ、あと俺は、コクリコ完全容認派なので、来年は普通に褒めます！

井上純一（希有馬屋）『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

(´･ω･`)ｼｮﾎﾞﾝﾇ RT @yanioman: テレビに向かって文句を言っていたら月さんに「ジンサンうるさい！」って怒られた井上さんがTwitterにきていると思うと、リア充になったように見えても人はそう変われないのだ！ とほっこりしますね( ´∀｀)