【マンガ版は神】広告で話題の「もう…働きたくないです」のマンガ版は天才の仕事です。マンガのすごさとは何かはこの作品を読めばわかる！

三沢文也 @tm2501

CMで「絵がうまい」と思って読み始めたマンガ。 マンガとしては超一級で、「ずっと読んでいたい」と思わせる魔力がある 「もう‥‥働きたくないんです」冒険者なんか辞めてやる。今更、待遇を変えるからとお願いされてもお断りです。僕はぜーったい働きません。 1巻 amzn.to/3tITHZz

三沢文也 @tm2501

どんなマンガかというと、 「いわゆる追放モノで、追放した側が【こいつしか使えない魔法が、実はすごく重要だったのでは？】とあとから気づいて、あの手この手で連れ戻そうとする」 という作品です。 よくある追放モノをさらに甘口にした作品です pic.twitter.com/Kv9vFXPMA8

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「追放モノをさらに甘口にした」 と言ってる理由は、 「追放した側が、自分のすごさに気づいて、自分はほぼ何もしてないのに、周りから求められる」 という実社会ではまずありえないレベル。 マンガでも、【追放された人が新天地で幸せになるのがセオリー】だが、主人公の行動数が極端に少ないからです

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最近読んだ追放モノだと「貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収」が、【自分の才能に最後まで気づかない相手と精神的にも決別して、幸せを目指して自ら動き出す】作品でした。 こっちの方が、「ためになる作品」なので、「ざまあみろ」だけで終わらない誠実さはあるかも togetter.com/li/2260739

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「もう働きたくない」は、主人公が自分自身の幸せのためにあまり動かない作品なので、 「あまり真に受けない方がいい」 というか、 「本当に心が弱ってるところからスタートするから、一番弱ってる状態で必要なステップだと思って読んでね」 というカッコ書きがつくストーリーではあります

三沢文也 @tm2501

主人公は無職ではあるけど 「人の役に立つことはしてあげたい」 という親切心は失ってなくて、それがびっくりするほど都合よく幸運を呼び込みます。 本当に心が弱ってる時は、この「いいことをしたら幸せな気分になれる」から始めないといけない人がいるから、その前提をもって読むことをオススメする pic.twitter.com/SmiFqMG6ZJ

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ただ、マンガとしては桁違いの実力を感じさせてくれる作品。 例えば、自分をこき使ったギルマスが家に来たシーンで ・主人公はトラウマの相手を前に硬直 ・受付嬢は気まずそうに縮こまってる ・ギルマスは「こいつなら言いくるめられる」と舐めきった表情 これをセリフなしで1コマにまとめるのは神業 pic.twitter.com/vywQz3wwBE

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普段トラウマのせいで「働きたくない」とダラダラしてたり、お金がないことを嘆いてる主人公。 ところが、親切にした相手の前では、感謝されて褒められた嬉しさから相手を勘違いさせるほどかっこいい表情でキメる！ 同じ人物なのに、自信や全能感に満ち溢れているときの表情や仕草がすごく鮮明 pic.twitter.com/C0oWIhK2Jm

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これ、女の子の描き方も天才的で 「恋に落ちた時の顔」 を、瞳の中にハートを描かないで【アイコンタクトを外さないままモノを受け取る】という繊細なタッチで描いてる。 これが思いつくマンガ家どれだけおる！？ 「俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」 と思っちゃうほど細かい表現技法が読んでて楽しい

三沢文也 @tm2501

2巻の終わりのこの1ページは 「これはテキストじゃできない！」 というマンガ表現の真髄で、このページ読んだ時はシビレたよ！ 女の子とのいいムードやワクワク感を女の子の表情だけじゃなく、主人公のリラックスした表情、背景、ポスター…書き込める全てで表現するのはもう芸術の域です。 pic.twitter.com/5Fe7NQFAwK

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ストーリー自体は 「ちょっと心に弱い人に合わせすぎてない？」 と違和感のある部分を感じる部分がありながらも、マンガとしては 「最小限の言葉で、最大限の表現技法」 を詰め合わせたすごい作品だからずっと読んでいたい作品。 アプリでも読めるけど、購入して語りたくなる面白さがある

三沢文也 @tm2501

マンガにしかできない面白さに気づかせてくれる作品なので、是非読んでほしい。 これぞ「天才の仕事」というマンガです 「もう‥‥働きたくないんです」冒険者なんか辞めてやる。今更、待遇を変えるからとお願いされてもお断りです。僕はぜーったい働きません。 1巻 amzn.to/3S6ugug