【日本初の月面着陸成功】小型月着陸実証機SLIM記者会見でなぜか暗い表情の面々に記者が質問 その回答が面白い

おめでとう、おめでとう、おめでとう。
322
前へ 1 ・・ 3 4 次へ
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

日刊工業新聞:着陸成功おめでとうございます。協力した日本企業へコメントを 國中:大変多くの方にご協力いただき、またお集まりいただき、アウトリーチで臨場感を味わう企画もできた。JAXAだけではできない。多くの企業の努力、知見、ノウハウが必要。大学の先生方も。

2024-01-20 03:12:19
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

國中:内之浦、臼田のアンテナも。地元にもご協力いただいた。

2024-01-20 03:12:51
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

共同通信:太陽電池が動いていないことが引っ掛かっているとのことだが、今後どうしていきたいか 國中:月着陸は初めての事業。今回の挑戦で大変な問題が並んでいることをあらためて認識。頻繁にサステイナブルに月着陸をするため、確実性の高い技術に仕上げていきたい。

2024-01-20 03:15:39
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

藤本:バッテリーの終わりがSLIMの終わりではないはず。次のミッションだけでなく、いまSLIMをどうするかを早く考えたい。

2024-01-20 03:16:49
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

読売新聞:着陸や太陽電池の確認はすぐにできていたとのことだが、会見に時間がかかったのは何か確認を要していたのか。日本の月探査がふたたび月へ戻ったことへのコメントも

2024-01-20 03:17:57
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

國中:会見遅くなって申し訳ありませんでした。データの解釈に戸惑っていた。 このあともLUPEXなどの活動を温めている。アルテミス計画へ向けた宇宙飛行士採用も。いろんな布石を打っているので、勢いをつけて進めていきたい

2024-01-20 03:19:07
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

テレビ東京:基礎的な質問で恐縮だが、太陽電池が稼働していたらどのくらい活動できたのか。満足度は 國中:理論上は昼間は活動できたはずだが、温度が上がると電子機器が機能しなくなる。そこはやってみないとわからないので、数日動けばいいだろうという見積もりだった

2024-01-20 03:21:23
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

日経ビジネス:成果の活かし方は。協力での提供のしかたは、他国から声がかかるのを待つのか、こちらから積極的に出すのか。既にある協定などは 國中:今は具体的に技術提供する案件はない。海外宇宙機関と技術を出し合っていくことは積極的に。

2024-01-20 03:23:17
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

藤本:アルテミスはみんなで探査する計画。有人が注目されるが、いろんな人が参加する。小さくても意義のある参加方法を誰かが作らなければならない。新しく宇宙探査に入ってくる国とも協力できれば良いと考える

2024-01-20 03:24:22
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

日経新聞:その場合JAXAに収入が入るのか 藤本:評価とかいろんなものがあるが、現金収入ではない。プライスレスです。

2024-01-20 03:25:15
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

林:最後のホバリング、垂直降下がちょっと速いかなと思ったのですが、何か見受けられなかったか 國中:私自身はそこまで認識できていない。最後のところでおかしかったとは感じていない 藤本:心臓バクバクしてたので、そこを見ておられたのはすごいなと(笑)気付きませんでした

2024-01-20 03:27:42
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

林:100m精度は世界初と言っていいのか。アポロ計画ではサーベイヤーから163mで降りているが 國中:狙って着陸させるのは世界初だと認識している

2024-01-20 03:29:02
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

時事通信:リスク要因として認識されていたものはあるのか 國中:かぐやや米国探査機の画像などをもとに、最大の努力をして着陸地点を選び、探査機を作った。足りないところがあったか、分析していくので時間を頂きたい

2024-01-20 03:31:07
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

秋山:NASAのLROなどで撮影してもらう可能性はあるか 藤本:考えるべきことだと思います。今は自分のデータで、何が起きているかは復元できると考えているが、いま質問されてそういうこともできると学びを得た

2024-01-20 03:34:13
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

産経新聞:着陸前は太陽電池は問題なかったと考えてよいか 國中:正常に機能していた 産経新聞:降下開始は予定通り0:00か 國中:その通り

2024-01-20 03:35:35
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

サイエンスポータルくさか:太陽電池は1面に貼ってあるが、他の面にも貼るという選択肢はなかったのか。過去の図では他の面にも貼ってるものもあったが 國中:計画の中でかなり変わったのはご指摘の通り。最初は円筒形のスピン衛星。

2024-01-20 03:37:16
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

國中:2段階着陸にしたので今の形になった。円筒のボディマウントならどちらから光が当たっても発電できるが、太陽光が当たらない側には光が当たらないので、1/3ぐらいしか発電しない。片面だと全ての太陽電池が発電するので少ない太陽電池で賄える。軽く作るトレードオフ。

2024-01-20 03:39:07
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

朝日新聞?:点数をつけると何点 國中:宇宙科学研究所の所長なので辛口評価をせざるを得ないということを考慮頂きたいが、ギリギリ合格の60点

2024-01-20 03:41:58
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

読売新聞:LEV1、LEV2が画像を取れていることは確認できているか 國中:確認できているのはLEV1からの電波が取れているということだけ。画像が含まれているかはまだわからない。LEV2のデータはLEV1経由なので、解析しないとわからない。

2024-01-20 03:43:21
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

読売新聞:データが「月面にめり込んでいた」という話があったが 國中:数mめり込んでいるような表示になっていた。分析する。

2024-01-20 03:44:24
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

個人的な感想としては、「宇宙空間」と比べると「天体上」ってのはいろいろと予想外のことが起きるので、あまり余裕のない設計にしちゃうとよろしくない、ってのがSLIMの教訓になりそうな気がする…

2024-01-20 03:49:52
前へ 1 ・・ 3 4 次へ