インド旅行記 vol.3 (ガンジス河~ニューデリー)

2011.12.14~18。3泊5日、初のインド旅行。ガンジス河からニューデリーまで。
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乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

おはようございます! こちらインドは、朝5時を回ったばかり。今日はガンジス河へと向かい、日の出を拝んでこようと思います。デリーに比べ、あまり電波状況がよくないので、うまく更新できなかったら、ごめんなさい。みなさんも、よい一日をお過ごしくださいね♪

2011-12-16 08:37:25
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

朝霧のなかを、ガンジス河に向かって歩く。歌い、楽器を打ち鳴らしながら、集団でガンジスへと向かう男たち。吐く息は、白い。途中、屋台のチャイで冷えた体をあたためる。

2011-12-16 09:52:26
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ガンジス河のほとり。朝6時半。濃い霧のなか、地元民や巡礼者、さらには観光客とともに日の出を待つ。 http://t.co/6BB4J8oS

2011-12-16 10:05:41
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ガンジス河の岸辺を、小舟に揺られながら進む。時折、河のなかから低い声が響いてきて、どきりとさせされる。体全体を沈めて沐浴する人々の祈りの声。濃い霧のなかに、ぼんやりと光る灯籠がゆらゆらと揺れる。

2011-12-16 10:28:41
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ガンジス河から拝む日の出。なぜだろう。涙が、止まらない。 http://t.co/EXO792kW

2011-12-16 10:35:28
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ガンジス河の岸辺のほぼ中心に位置するダシャーシュワメード・ガート。84ヶ所あるガート(沐浴所)のうち、最も多くの巡礼者が訪れ、にぎわっている。 http://t.co/AFa7qt4K

2011-12-16 11:22:40
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ガンジス河には死体が流され、下水や工場排水も流れ込んでいるため、決して衛生的とは言えない。だが、ヒンドゥー教徒にとっては聖なる河。あらゆる罪を浄めてくれる霊力を持った河であると信じられているため、ここでの沐浴を求め、毎日、多くの巡礼者が訪れる。浄めるのは、無論、体ではない。

2011-12-16 16:03:04
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約一時間半の小舟での旅を終え、ふたたび岸辺へ。ホテルが用意してくれた弁当を広げようとすると、インド人ガイドからストップが。「お弁当には、肉が入っている可能性がある。ここにはベジタリアンが多くいるから、ここで広げないほうがいい」

2011-12-16 11:38:52
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ガンジス河で冷えきった体を、チャイであたためる。屋台のチャイは、一杯8円くらい。インドに来てから、もう何杯飲んだだろうか。 http://t.co/WVFVMz8j

2011-12-16 12:00:50
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お、屋台でチャイを飲んでいたら、イケメンが話しかけてきた。 http://t.co/K6Hg84Fx

2011-12-16 12:15:28
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言葉はわからないけれど、何だか仲良くなった(笑)。 http://t.co/wpTzdJPt

2011-12-16 12:24:42
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チャイの屋台は、どうやら人々の社交場になっているみたい。 http://t.co/nnS8vOw8

2011-12-16 12:37:35
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ガンジス河近くの路地裏を歩く。そこには、食料、雑貨、供花、チャイなど、様々な商品を並べる店がひしめく。 http://t.co/vJDuQhKx

2011-12-16 13:19:11
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ここベナレスでは、牛が当たり前のように歩いている。 http://t.co/nSiGIXNe

2011-12-16 13:30:53
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薪がうず高く積まれている。きっと、あの場所が近づいているのだろう。 http://t.co/K0hV59ru

2011-12-16 13:56:13
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マニカルニカー・ガートからは、煙が立ち上っている。ここは、人々の火葬場。沢木耕太郎『深夜特急』を読んで以来、ずっと訪れたかった地に、ようやくたどり着くことができた。 http://t.co/72vB3NLP

2011-12-16 14:01:57
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かれこれ一時間ほど火葬場にいる。一体、また一体と死体が運ばれてくる。竹を交差させて作っただけの簡素なベッド。男性は白、女性はオレンジの布に包まれ、一度ガンジスの水に浸され、その後、荼毘に付される。背後では、薪を割る男の息づかいと、大ぶりの鎚が鉄製の杭を叩く音が響いている。

2011-12-16 14:59:19
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

死体を焼き終えた場所からは、一面に煙が立ち上る。熱を帯びた大地に、腹を見せて転げる犬。無表情で供花のマリーゴールドをむさぼり続ける牛。しつこく薪代をせびってくる初老の男。車いすの上からそれを眺める日本人。その向こうには、ガンジスがゆったりと流れている。ただ、ゆったりと。

2011-12-16 15:00:38
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生も死ものみこんで、ただ穏やかに流れるガンジス。ここにいると、死が決して特別なことでなく、とても身近なものに感じられる。いつかは生が途絶え、こうして灰になる。ならば、命ある間に何ができるのか。命絶えれば、何も残らない。ならば、今後も脈々と続いていく社会のために、この生を捧げ...

2011-12-16 15:03:21
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

ベナレスからデリーに戻ってきました。今回は、3泊5日なのに欲張ってあちこち回る行程なので、とにかく移動が多い(+_+) でも、ベナレスまで足をのばしてよかった。この目でガンジスを見ることができて、本当によかった。「生」と「死」――こんな機会でもなければ、あまり目を向けること...

2011-12-16 21:58:53
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

電動車いすをデリーに置いていったことも大正解。軽量の折りたたみ式車いすだったからこそ、行きたいところに行くことができた。路地からガート(沐浴所)へは、どこも階段。重さ100kgある電動車いすでは、とてもガンジスに近づくことはできなかっただろう。

2011-12-16 22:04:15
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

というわけで、電動車いすと一日ぶりの再会(笑)。これで、誰かに押してもらう=自分の意思通りには動けないストレスから解放されます。このあとはニューデリー駅まで車を走らせ、その近辺の街歩きを楽しもうと思います。

2011-12-16 22:26:43
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

インドではヒンドゥー教徒が人口の80%以上を占める。だが、前の大統領は人口の11.6%に過ぎないイスラム教徒だったし、現在の総理大臣はわずか1.8%のシーク教徒。つまり、インドの人々の生活はかなり宗教に左右されるところが大きいが、投票と信仰は決して結び付くものではない。

2011-12-16 23:44:20
乙武 洋匡@小説『ヒゲとナプキン』発売中 @h_ototake

ちなみに、シーク教徒は死ぬまで髪の毛を切ってはいけない。長い髪の毛をターバンで巻いているが、ターバンの上に何かほかのものを巻くことが許されていない。そのため、シーク教徒のみ、バイクに乗るときでもヘルメットをかぶらなくてよいことが法律で定められている。

2011-12-16 23:47:22
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