お早いレスポンスで。祭酒の意味はなんだっけ?確か王莽が考えた官職だったような・・・。@Hiro_Satoh @akirakenkian
2011-12-20 20:36:14で、『三国志』調べたら「軍師祭酒」が使われるのは、本文中では1ヶ所だけ。「建安三年還許初置軍師祭酒」。注釈含めても、王沈『魏書』の魏公勧進文を併せて2ヶ所だけ。
2011-12-20 20:40:03@HAMLABI3594 @akirakenkian 戦国期に斉王が保護した学者グループが稷下の学士と言われておりまして、その筆頭格が祭酒と呼ばれていました。荀子が就いています
2011-12-20 20:50:25@HAMLABI3594 @akirakenkian 趙翼の陔余叢考によると、本来は祭宴の際に乾杯する年長者を意味するそうです
2011-12-20 20:59:21@HAMLABI3594 だから新のころに名文化された呼称かと思いましたが、スイートさんの指摘にあるように乾杯の音頭を取る人みたいな一般名詞なのでしょうね。清朝考証学者のそういう意見は信頼できます
2011-12-20 21:05:59@akirakenkian そもそも祭と宴は不可分なのはいいとして、酒は祭事を示すのでしょうか?それとも宴を示すのでしょうか?あくまでも祭は祭で宴は宴?それとも、宴も祭であるのか。祭が宴では無いのだけは確かか。
2011-12-20 21:09:39@sweets_street @akirakenkian なんとなく酒って宴会じゃなくて、儀式で使うんじゃないのかと思うんですよね。
2011-12-20 21:14:03@HAMLABI3594 @akirakenkian 礼記や儀礼は、酒宴に関する礼に一章を割いています。洋の東西を問わず、酒宴は祭りの一種で独特の礼法やマナーがあります
2011-12-20 21:15:05@HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian 胡広『漢官解詁』によれば「官名祭酒、皆一位之元長者。古礼、賓客得主人饌、則老者一人挙酒以祭于地、旧説以為示有先」だそうです。
2011-12-20 21:36:49@Golden_hamster @Hiro_Satoh @akirakenkian ということは、祭事としての酒ということですね?(読めんw)
2011-12-20 21:39:58@HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian 賓客が主人からご飯を出された時に年長者が地に対してお酒をお供えする、という意味かなあと思います。祭事といえば祭事なんでしょうけど、「いただきます」を年長さんが言うようなもののようにも思えます。
2011-12-20 21:43:08@Golden_hamster @HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian 乾杯の挨拶する役という解釈で良いんですね
2011-12-20 21:45:11@sweets_street @HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian そういうことっぽいですね。「筆頭」みたいなものなのかも。つまり政宗は「奥州祭酒」と言い換えることができる
2011-12-20 21:48:43@Golden_hamster @HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian 官職としては「先生」みたいな意味の仕事が多いですよね
2011-12-20 21:51:05@Golden_hamster @sweets_street @Hiro_Satoh @akirakenkian では神事の相撲は前頭祭酒に改称するべきですね。
2011-12-20 21:51:21@HAMLABI3594 @Golden_hamster @Hiro_Satoh @akirakenkian 日本でも林大学頭家当主は林祭酒とも呼ばれてましたね
2011-12-20 21:53:25@sweets_street @HAMLABI3594 @Hiro_Satoh @akirakenkian 「賓客扱いされるステータスの高い官職の筆頭」ってことなんでしょう、きっと
2011-12-20 21:54:45