【2】女芸人の百合小説。●<いびき皮>編の【その1】 ジェンダーSF小説「心地よい弾丸 heveanly bullet」
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●これは夢日記です。同姓同名の人物はたまたまであり、実在の人物とは一切関係ありません。
●ジェンダーSF小説「心地よい弾丸 heveanly bullet」
【2】<いびき皮>編
dsa0 男性人権センター a.k.a しるこ
@dsa0
123 キノコは、白熊を考えないために 遊んだり、仕事をしたり、あれこれと工夫をした それでも時折、その白熊がひょこひょこでてくるので ありとあらゆる救援を呼び寄せて、どうにかその白熊を 頭の中の奥の奥の小さな箱に、マトリョーシカのように何重にもして閉じ込めていた
2024-01-30 13:12:18
dsa0 男性人権センター a.k.a しるこ
@dsa0
124 白熊は、広い薬局のいくつかある受け取りカウンターの その横の足元に、ひょっこりと顔をだしてこちらを見ていた キノコは戦慄した また「あの時の顔」になる思いがした 待ってる間に読む用の書棚があり そこにある雑誌にはこう書いてあった <いびき川 ウサギ結婚!! 相手は元マネージャー>
2024-01-30 13:21:23
dsa0 男性人権センター a.k.a しるこ
@dsa0
125 彼女は「すーっとした感じ」を使うことにした 「すーっと」は、 「あの時の顔」になった時にできる防御を、 自分にダメージなくできる彼女が編み出した技だった。 いわば「あの時の顔」の良いとこどりだった 今の彼女は進化していた
2024-01-30 13:32:56
dsa0 男性人権センター a.k.a しるこ
@dsa0
126 白熊の攻撃に耐えながら すーっとで応戦していた彼女は 「おちんちんがついてないか」調べたくなった もしついていれば、これは夢ということになる トイレに行こうかと思ったとき 自分の番号が呼ばれた 厳しい状況であったが、これは気をそらす援軍になるかもしれないと思った
2024-01-30 13:35:02