ドテラマン感想

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

はい、ペペロの冒険から代わりまして今日からドテラマンを触れていきませう。全5回の予定で最初の1、2話を少し。スターザンSから暫く原作付きの作品を中心としていた訳で、約2年ぶりとなるタツノコオリジナル作品である傍ら　＃ドテラマン pic.twitter.com/TZaEnuGPDO

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

ビジュアルから大分タツノコっぽさが払拭され、頭身が低く丸っこいキャラデザと共に、それまでのタツノコ作品より年齢層を少し下げた低年齢向けながら新しいタツノコヒーロー路線に挑もうとする意気込みを感じさせる。今作ではそれまで無国籍的な世界観が多かった　＃ドテラマン pic.twitter.com/kHaERrVwv2

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

タツノコ作品の世界観は、八本木という80年代を反映しながらも日本の町並みが舞台となっており、インチ鬼大王に操られる鬼たちが騒動を巻き起こす作風もあり、町内コメディの要素も強いかと。基本町内で騒動が起こる世界観と共に、ドテラマンの二人とインチキ大王の一味が　＃ドテラマン

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

互いが正体を知らずご近所の付き合いが意識される日常描写も独特だ。この辺りはオタスケマンの善玉悪玉要素を発展させたとも言えなくもないが。そして鬼をテーマとしている設定はイタダキマンの妖怪を踏襲しているところかもしれないが、当時ゲゲゲの鬼太郎（3期）が放送されており　＃ドテラマン pic.twitter.com/MMqhDYGPg1

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

少なからず低年齢層に妖怪ものの需要があった時代とも。また鬼の面々は名前から察せられる通りダジャレ感覚とも、ガモウひろし先生を彷彿させるノリでつけられているが、この辺りも低年齢向けの言葉遊びのノリを感じさせる。その中で思春鬼というネーミングは流石に草だが　＃ドテラマン pic.twitter.com/cyl90ZEte0

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

その一方で、ポストタイムボカンシリーズの面も感じられる。悪役のインチ鬼大王が八奈見乗児さんが演じられているのもだが、善玉ヒーローがドテラマンとドテラピンクという男女二人組のヒーローとなった点はかつてのタイムボカンシリーズへ回帰したと共に　＃ドテラマン pic.twitter.com/yXB3xrDQ6f

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

主人公のハジメが内気なガリ勉に対して、ヒロインのマリコが一人称がボクで、グイグイとハジメをリードしていく……彼女はきらめきマンのリップに通じるキャラクターではないだろうか?普段気弱なヒーローを、ヒロインがリードしていく点もきらめきマン以降の平成タイムボカンシリーズを　＃ドテラマン pic.twitter.com/YAtBaepHQJ

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

彷彿させるかもしれない。最もこちらでは変身時に人格が変わるらしく、ドテラマンはネアカ系にはっちゃけて、ドテラピンクはお淑やかになるのだが。この辺りの変身前後でキャラが変わる点はヤットデタマンともいえなくもないが。そんなタイムボカンシリーズの要素が垣間見える作品だが　＃ドテラマン pic.twitter.com/qxZdEiKRDT

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

ダジャレ感覚と町内コメディを前面に押し出し、低年齢向けのタツノコヒーローを生み出そうとしていたと新しい可能性を感じさせる。また当時のタツノコのアニメクオリティも高い傍ら、劇伴が田中公平先生。同時期のフラッシュマンを彷彿させながらも

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

特にアクションシーンの曲が非常にカッコよく、外連味あるクオリティと共についつい見ているこちらも没入してしまう中毒性がある。低年齢向けとして理屈抜きの娯楽性と……あまりにもしょうもないギャグがヤミツキになる一作だ。そんな訳で各話でも。＃ドテラマン pic.twitter.com/hoRm91XpBz

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

第1話……冒頭から公園の仏像がひとりでに動き出し、町を歩きだすことで騒動が巻き起こる。これもトリツ鬼が憑依しているからだが、のっけから事件を描く展開もだが、ハジメとマリコの他愛もない会話を経たのちに、鬼次元からズカン・ソクネッツという　＃ドテラマン pic.twitter.com/CgIA2AWIzy

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

（見ての通り）鬼刑事が現れ、二人にハイパードテラを渡したことで早速ド着。とにかくテンポが良いスピーディな展開ながら、インチ鬼大王の目的は大仏を操って自分を世間に売り込むという　＃ドテラマン pic.twitter.com/csXtHNFbRm

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

余りにもしょうもない目的で騒動を巻き起こしている。一方で根は善人でもあるらしく、民家の火事を消そうとしたら、看板に燃え移ってしまいその看板を捨てた矢先で別の家にまで延焼、辺り一面焼け野原になりながら「私が火を消しましたよー」と全然その点で悪意がないのがタチが悪い　＃ドテラマン pic.twitter.com/EmTERu5MqH

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

またインチ鬼大王は自分の騒動がニュースで報道される事を夢見ている、これまたしょうもない楽しみがあるのだが……このニュース番組のキャスターがモブのようで、井上和彦さんの演技でボソボソと別にしょうもないニュースばかりしか言わない。このニュースで基本取り上げてもらえない為　＃ドテラマン pic.twitter.com/KkhcIUeWHM

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

インチ鬼魔王がなおさらムキになる所で、ドテラマン登場。二人そろって58㎏!とわざわざ体重を相手に教えるのは草。配下となる3人の鬼と戦う訳だが、元鬼が如何にも森田健作を彷彿させるキャラクターで、小野健一さんがはつらつとした熱血役を演じられているのも　＃ドテラマン pic.twitter.com/Q1MWonNbrq

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

其れは其れで珍しい。ドテラマンはドテラペンシルではなく不意打ち同然の飛び蹴りで一方的にノックアウトだが、太陽がまぶしいぜと青春ドラマに入り浸っているのは草。その一方で思春鬼にはネアカでナンパなドテラマンは弱い為、ピンクにどつかれる　＃ドテラマン pic.twitter.com/v47gibA4Wn

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

ドテラマンの駆使するドテラペンシルは、鉛筆を如意棒と見立てたもので、文房具を武器とするネタも低学年向けっぽさあるかも。個人的にフィニッシュには先端のドテラケシゴムを見舞う。所謂ケシゴム付き鉛筆ならではの遊び心もクスっとくるが。＃ドテラマン pic.twitter.com/Vc75DQtn0N

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

なお鬼退治ものではあるが、基本ゲストの鬼はインチ鬼大王のヘソコンという装置で操られている為、ヘソコンを外せば元の鬼に戻る。この辺りイタダキマンでの三悪が妖怪を操る設定も思い出すが、こちらの鬼は基本的善良な面々らしいようでオニゾウによって元の世界に還される。そ　＃ドテラマ pic.twitter.com/kTWXMYNKWC

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

その意味では大分マイルドかもしれない。そんな双方の戦いだが近所同士であり、インチ鬼大王の正体は鈴木製作所という町工場を経営する・鈴木繁という45歳の中年男性。思春鬼は彼の一人娘のまなみ。母親はどうしているか今の所触れられていないが、この親子が　＃ドテラマン pic.twitter.com/ig3qujpAg8

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

普段零細な町工場を切り盛りしながら、目立つために暗躍していると書くと……健気に見えなくもない?敵味方双方がご近所さんゆえにしょうもない目的で騒ぎが起こる。そんな町内コメディ基い、タツノコヒーローがドテラマンとなる訳だが……　＃ドテラマン pic.twitter.com/UIEEbDHWR8

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

第2話……タネマッ鬼によって町中に種がばら撒かれ、出てきた植物や果物が全部インチ鬼大王そっくりとある意味地獄絵図。そんなしょうもない騒動に挑むドテラマンだが、インチ鬼大王の背景が触れられる。そもそも何故鬼と出会ったかは　＃ドテラマン pic.twitter.com/OuJDAPix6i

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

そもそも、インチ鬼大王もとい、鈴木繁が掃除機を修理した途端、何故かその掃除機が鬼次元に繋がってしまったという……何というかもう考えるな、感じろ!としか言いようがないしょうもない経緯ではある。なおその後彼が鬼たちを従えるヘソコンを完成させたとかなので　＃ドテラマン pic.twitter.com/kykePN8tGB

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

恐らく彼が元々マッドサイエンティストなのだろう。八奈見キャラなのだし。また何故インチ鬼大王としての活動を始めたかに関して元鬼に尋ねられるが、何やら鈴木繁という同姓同名が何人もいるようなごく普通の名前をコンプレックスとしていたとあまりにもしょうもない。　＃ドテラマン pic.twitter.com/6VJgjzOVsH

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

平凡な人生に嫌気を指していたというが、少なからず脱サラして町工場開いたとかは平凡じゃない気がするのですが（汗）そんな折に週刊誌でまんま彼が平凡な中年男性の見本に取り上げられたことへ激怒して、インチ鬼大王になったそうだが……これは果たして泣ける話なのだろうか ＃ドテラマン pic.twitter.com/L94RMDpXBQ

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(心は一つのそういえばあった) @7ishimon

とにかくあまりにもしょうもない。なお娘のマユミは父のこの活動を寧ろ応援しているようで、普段のパパはインチ鬼大王みたいにカッコよくないと苦言している。そうだろうか……?最も彼女として思春鬼として活動するのはアルバイトみたいなものらしく　＃ドテラマン pic.twitter.com/DcnAp4isSv

拡大

拡大

拡大

拡大