ドテラマン感想

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

個人的にこういうダジャレ感覚のネーミングが凄い好きだが、あまりにしょうもなさ過ぎてその点で腹がよじれそうになったと思う。個人的にその観点で一番酷い（面白い）ネーミングはファーブル昆虫鬼とシートン動物鬼だった。次点として一学鬼＋二学鬼＋三学鬼≒卒業シ鬼や、＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

しらた鬼＋えの鬼＝すきや鬼だろうか。ただこのしょうもないネーミングは中盤以降鳴りを潜めてしまったのは少し惜しい。そんなしょうもないインチ鬼大王一行の騒動にドテラマンが迎え撃つが、まずつかせのりこさんと神代知依さんの演技が凄いキャラクターの魅力につながっており、＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ド着すると性格が真逆になる点も含め、非常に芸達者かつ強烈なキャラクター性に繋がっていた。個人的にドテラピンクが神代さんではお淑やかな役も新鮮味あったりだが。また田中公平先生の劇伴が素晴らしく、しょーもないノリも、ド着してから鬼との戦いに至るまでヒロイックな曲となり　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

しょーもない騒動の筈が、理屈抜きのアクションも相まってついついカッコよさでも没入させてくれる。この辺りのメリハリが見て居る上でホント気持ち良い。また鬼たちが基本的には善人との設定もあって、ヒーローものとして殺伐さがほぼなく　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

毎回スッキリとした気分で見終われる。個人的に毎回腹が痛くなるほど笑わせられながらも、決めるところはしっかり決めて、見終わって悔いなしにさせられる大変満足度が高い作品……それだけに20話は短い、短すぎるよ!なんだけど　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ただ、強いて言うならばレギュラー陣の中で探偵長はもうちょっとはっちゃけたお人でもよかったかな?となり、鬼トリオの中で短鬼の影がどうしても薄かったかもしれない。後者に関して短鬼が言うほど短気でもないのもだが、直情的な性格が元鬼と競合してしまい　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

基本ドテラマンとの戦いで真っ先に出てくるのが元鬼なのもあり、短鬼のキャラが喰われてしまったのは否めず。あとこれは副音声がない配信だったので仕方ないが、オニゾウが何をしゃべっているかは把握できなかったので、ちゃんと副音声ある映像ソフト買いなさいとの　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

購買意欲が衝動テ鬼に……失礼。あと町内コメディの路線は2クール以降からシチュエーションを模索していた様子もあり、後半はイレギュラーな事態が結構出てくるようになった。その中で第17、19話など井上敏樹脚本回は後の作風も感じさせるかなとか　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

またうえだひでひと氏の演出回は落ちこぼれの悲哀を上手くギャグにできており、個人的に当たり回だった。特に第18話はシリーズ初!悪が勝つのセルフパロディが見られる意味でも意外なサプライズというべきか。ただ、うえだ氏はこの後タツノコからリストラされてしまうのは　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ちょっと笑えない話だが……以降のうえだ氏はタツノコと一気に疎遠となり、変名でのジリオン、実質葦プロのシュラトを除いては、笹川監督の縁もあったきらめきマンでしかタツノコの仕事はされていない。そちらでも落ちこぼれの悲哀をギャグとして良く描いていたが……　＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

まぁ個人的に80年代タツノコのベストワークの一つですかねと。最も満を喫して登場したかもしれないドテラマンも当時の環境の逆風を前にして、実に無念。その後方向性を変えた赤い光弾ジリオンに託されるのはまた別の話……。＃ドテラマン

七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

そんな訳でドテラマン、ドテラい面白さ、ドエラいしょーもなさが凄まじい一作。個人的に太鼓判押したくなる面白さですよ!とそんな訳でドテラマンの話はこれでオシマイ。この後は「たいむとらぶるトンデケマン」となります。宿題忘れるなよ!　＃ドテラマン