脚本家「私は原作者の方に会いたくない派なんですよ。私が対峙するのは原作であって、原作者の方はあまり関係ないかなって。」

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伴一彦@「あなたも人を殺すわよ」(光文社文庫) @sacaban

直接@ツイートをいただいてる方にはできるだけ(必ずとは言えないけど)リプライします。ずっとここに張り付いているわけにはいかないので、後ほどm(_ _)m

2024-02-02 13:17:25
伴一彦@「あなたも人を殺すわよ」(光文社文庫) @sacaban

その節はお世話になりました。 対談はスタジオのセットでしたが、京都でもお会いできてよかったです。 シナリオ執筆前にはお話しできませんでしたが、ドラマの出来をどう思われたのか、今更ながら気になります😅 twitter.com/sukiyapotes/st…

2024-02-02 14:49:17
あびこ @sukiyapotes

ぼくのほぼ唯一と言ってもいい「ドラマ化」が「かまいたちの夜」で、その脚本家である伴一彦さんは(ぼくがファンだったこともあり)お会いして、対談までさせてもらいました。それが普通のことなのかどうかは分かりません。

2024-02-02 14:34:45

再アップされた動画

書き起こしを作った人の訂正

パナマ文書リーク @Panamabunsyo

前回ポストで、脚本家伴一彦さんが日本シナリオ作家協会対談で「(東野圭吾さんに)あんなやつと会ったことない」の部分は、動画削除で記憶を元に書いた私の聞き間違いでした 伴さんにはご迷惑おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/Rh2XWLpXyg

2024-02-02 16:16:37
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パナマ文書リーク @Panamabunsyo

実際、脚本家さん達の1時間ライブ動画を見ているうちに知らぬ間に私も影響されて「脚色」しちゃいました。 だってもう媒体が違うので同じものにはならないじゃないですか?私も予算がない中で一生懸命やってますので、ご理解いただけましたら幸いです #日本シナリオ作家協会 pic.twitter.com/zhWYNxOvoE

2024-02-02 16:19:30
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パナマ文書リーク @Panamabunsyo

伴先生も「ご理解頂くしかない」とおっしゃってます pic.twitter.com/wm2wGBqVFq

2024-02-02 17:10:44

『逃げ恥』の脚本家「事前に原作者に「会えない」が現実」

野木亜紀子 @nog_ak

Akiko NOGI, Screenwriter,Japan 凡なる脳味噌から日々言葉を絞り出す脚本担当。 ドラマ『フェンス』WOWOWオンデマンド配信中。 幻のドラマ『フェイクニュース』シナリオKindle発売中。 映画『カラオケ行こ!』公開中! 映画『ラストマイル』8/23公開📦🐏&UDI🍋&MIU⚡️

note.mu/nog_ak/n/n317d…

野木亜紀子 @nog_ak

原作がある作品の脚本を手がける脚本家が、事前に原作者に会う/会わないの話ですが。脚本家が好むと好まざるとに関わらず「会えない」が現実で、慣例だと言われています。私も脚本家になってからそれを知って驚きました。 良くいえば「脚本家(あるいは原作者)を守っている」のであり、悪くいえば「コントロール下に置かれている」ことになります。 慣例といっても、原作サイドから「事前に脚本家と会いたい」という要望があれば、プロデューサーも断れるはずがなく、そんな希望すら聞いてくれないのであれば作品を任せないほうがいいし、それを断る脚本家もいない……というか、会いたくないなんて断った時点で脚本家チェンジでしょう。原作がある作品において、脚本家の立場なんてその程度です。 次に、事前の話ではなく、脚本を作っていく中でのやり取りの話ですが。 注意)今回のドラマがどうだったかはわかりません。作品によって異なります。以下は、あくまで一般論(この12年で私が見知った範囲内)の話です。 脚本家からしたら、プロデューサーが話す「原作サイドがこう言ってた」が全てになります。私自身も過去に、話がどうにも通じなくて「原作の先生は、正確にはどう言ってたんですか?」と詰め寄ったり、しまいには「私が直接会いに行って話していいですか!?」と言って、止められたことがあります。(後に解決に至りましたが) また、プロデューサーも、先生の意見を直接聞いているかというとそうでもない。半年以上に及ぶやり取りの中で、地方在住の方もいらっしゃいますし、ご自身の仕事が多忙でそんな暇ないということもある。そのため大抵は、出版社の担当者やライツを通した、伝言の伝言になります。もしそこで誤解や齟齬が生じても、プロデューサーとライツ・担当者が話し合って双方に還元すれば、解決したりもします。 個人的には、先生からのご指摘や感想のお手紙(メールなど)が脚本家に直接開示される状態のほうが、誤解や齟齬が少ないし、安心だなと思えます。原作の先生がどう思ったかは、脚本家としてめちゃくちゃ気になることなので。原作がある作品に携わっている多くの脚本家は、ほとんどがそういう気持ちなんじゃないかなと思います。 ※昔のことは分かりませんが、今この現代においては。 過去に自分が関わった作品のチームの話になりますが、プロデューサーも私も監督も、原作の先生が喜んでくださったり、褒めてくださったりするだけで、大喜びしていました。ご意見にも一喜一憂していました。演じる役者さんも、原作者さんがどう思われているのか、とても気にします。 それでも、ドラマ・映画制作は集団作業なので、少しのかけ違いや様々な要因でうまくいかないこともたくさんあります。これは原作もの/オリジナルに関わらず、難しいなと常々思わされている点です。

2024-02-02 12:34:15
野木亜紀子 @nog_ak

うん。衝動的にリプや引用をする前に、ちゃんと読んで。読み直して。書いてあるから。

2024-02-02 13:29:55
野木亜紀子 @nog_ak

そういうケースが目立ってしまっているだけで、実際には原作ものにおいては、原作は替えがきかないけど脚本家は替えがききます。脚本家が交代になるケースは山ほどあって、内々の話としてそこらじゅうで耳にします。降りた脚本家も、代わりに登板した脚本家も、誰も表だって言わないだけです。 ただし、映画は「脚本を完成させてから撮影が始まる」ためにすぐにチェンジできますが、「連ドラの後半から揉めた」という場合に、急に替えの脚本家が用意できるかというと、暇こいてる新人しか空いてません。その新人が奇跡的に優秀なスキルを持っていれば別ですが、ただでさえ揉めている案件で期待に応えられるかはわかりません。 今回のケースで脚本家を交代すべきだったのかどうかは、日テレからの経緯説明がないので何ともわかりません。もし間の繋ぎが悪かったのであれば、脚本家を交代させたところで同じです。その辺りも経緯説明がないので不明です。 個人的には、原作者さんを下に見るなんてことはあり得ないので、そう見える言動になってしまったことは軽率だったと思います。

2024-02-03 13:44:07
デルテン:元気が出る天使(元ジュリエッタ) @autumnbellflowe

@nog_ak シナリオ協会や相沢さんのコメントを読めば脚本家に原作者を相当下に見ているようです。これは業界における風潮のように感じます。野木さんは違うのかもしれませんがそれを肌で感じられないというのはいささか不自然に感じます。

2024-02-03 13:09:23
野木亜紀子 @nog_ak

脚本家の団体について。大きくは二つあって、 ​A:日本シナリオ作家協会 ​B:日本脚本家連盟 どちらかといえば前者が映画メインの脚本家が多く、後者がドラマメインの脚本家が多い印象です。​ 脚本家が一人でテレビ局や映画会社と戦うのが難しいことから作られた、要するに組合です。入るも入らないも自由。入ると文美国保が使えるのでそのためだけに入っている人もいると思います。 ​日本脚本家連盟の方は著作権管理も請け負っているので、少し性質が異なるようです。両方に加盟している人もいるかもしれない。 現在、テレビや映画作品の二次使用料は、この二団体が設けた基準に準拠して契約書が作られることが​ほとんどです。​脚本家が会員か非会員かに関わらず​そうなっているので、すべての脚本家に寄与しているといえます。(一方で、配信など新しい媒体に対して未整備という問題も、個人的には感じています) 二団体に所属してない脚本家は大抵、 C:脚本家事務所 に所属しています。脚本家事務所は、営業や依頼対応、ギャラ交渉など、窓口となって契約を肩代わりします。​マージン率がめちゃくちゃ高い事務所もあります。 それ以外に、 ​D:どこにも所属していない脚本家 もいます。私はこれです。自分でギャラ交渉等できる人じゃないと厳しいです。​この中には、自分で個人事務所を作って雇ったマネージャー等に交渉ごとを頼むケースもあります。

2024-02-03 11:50:51