ガンバの冒険感想

ガンバの冒険全26話+「ガンバとカワウソの冒険」の視聴感想となります。
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

はい、今日からドテラマンに替わりましてガンバの冒険を触れていきませう。大体2~5話ずつで全7回の予定。本来予定していましたトンデケマンがまぁ……その(察し)ということで繰り上がる形で急遽ですが、最初の5話から。 #ガンバの冒険 pic.twitter.com/8kMH8L6KqH

2024-02-07 20:15:22
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

言わずもがな、児童文学の原作を出崎監督が大胆に脚色しながら映像化した動物・冒険アニメの金字塔……でしょうか?実の所まともに見るのは今回が初めてながら、約半世紀前の作品とは思えない程アニメーションのクオリティが高いと共に #ガンバの冒険

2024-02-07 20:16:30
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバたちのキャラクターも古びない魅力を感じさせる。またキャラクターだけでなく独創的な美術描写もついつい目をくぎ付けにされてしまう他、ヤマタケ先生のアダルティな音楽もこちらでは見事噛みあっているなと #ガンバの冒険

2024-02-07 20:17:50
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

正直な所まぁ……最初から面白いですね。これはと、一応、宝島や白鯨伝説は目を通していたのもありますが、出崎監督作品の冒険ものは純心でバイタリティ溢れる少年が、大人の世界に身を投じてグイグイと進んでいく。そんな味わい……じゃないですかねと #ガンバの冒険

2024-02-07 20:20:07
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

あと実の所、人間が出てくるだけでなく、1975年当時の街並みが普通に出てくることに少し驚きだった。それも名作劇場のような街並みではなく、映画館やパチンコ屋が普通に出てきていた。所謂少し俗っぽい世界に住んでいるからこそ、少しちょい悪で大人の世界へ足を踏み入れていく #ガンバの冒険 pic.twitter.com/86mqKPqisT

2024-02-07 20:24:42
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

そんなまだ知らない大人の世界に足を踏み入れていく。冒険するワクワクドキドキに引き込まれそう。その旅が無論色々過酷な訳だが、そこをガンバの純真な少年さながらのバイタリティと、7人の侍といえる仲間たちがどう乗り越えていくか……各話を振り返っていきたい。#ガンバの冒険

2024-02-07 20:26:36
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

第1話……主人公のガンバと友人のボーボは、広い海を夢見ていた。その海が死んだ親父が言っていたとか、まだ食べた事がない御馳走があるとか漠然としているのはともかく、とにかくガンバは自分がまだ知らない外の世界を見に行きたい。ガンバが野沢雅子さんらしい如何にも快活な役で #ガンバの冒険 pic.twitter.com/30TqHXTnoc

2024-02-07 20:29:25
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ボーボの水城さんはあまり知らないが演技がつかせのりこさんっぽい。そしてネズミの集会、賭け試合の場にたどり着くや否や、リーダー格のヨイショ相手に余所者でも舐めるなよとガンバが立ち向かう。威勢が良いガンバながらやはり腕っぷしと経験からヨイショにねじ伏せられてしまうが #ガンバの冒険 pic.twitter.com/921eCVWQ3s

2024-02-07 20:32:57
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

「そっちが言えぇ!参ったか!!」「あったりまえでぇ、おいらは頑張り屋のガンバだ!!」とほぼ負けが決まっていようとも、負けを認めない。悪く言えば往生際が悪いが、この諦めを知らないバイタリティにヨイショが興味を抱いた途端……血だらけの来訪者・忠太の姿があった。#ガンバの冒険 pic.twitter.com/X8dg2z4gIL

2024-02-07 20:35:22
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

そして忠太から故郷の仲間たちが危機に晒されていると知らされ、一同が助けに行くぞ!と意気込んでいたものの……その相手がノロイだと知らされて戦慄。その際落雷が突如落ちてきて、ノロイの姿が現れる演出も秀逸。その名前を聞いただけで青天の霹靂、驚愕するだけの相手であり #ガンバの冒険 pic.twitter.com/V2t2LzmcG9

2024-02-07 20:38:04
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバ「それでもてめぇ、尻尾のあるネズミかよ!尻尾に恥ずかしくねぇのかよ!!」 ヨイショ「恥ずかしいさ!だがな、白イタチのノロイの恐ろしさを知る者はな、みんな分かってくれるよ」 ガンバ「俺、わかんねぇ!!」 ネズミたちが次々と去り行く中、ガンバとヨイショとの対話も良い。#ガンバの冒険 pic.twitter.com/MiwxQg2WDV

2024-02-07 20:41:26
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

諦める事をしないガンバだが、裏を返せば彼がまだノロイの事も知らないからこそイキることができる。ヨイショとしてもノロイ相手に我関せずの姿勢でいる事が情けないとは分かっている。だが後の話でも触れられるがヨイショは過去にノロイと戦って敗れた為、所謂挫折した経験がある為 #ガンバの冒険

2024-02-07 20:42:55
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバに俺みたいになるなと警告して去るが、ガンバはバカヤロー!一人でも行くぞ!!と考えを曲げない。ヨイショはせめて忠太の傷の手当てをする事が妥協点としていたものの、ガンバのバイタリティにガクシャ共々思う所があり……。そして忠太に自分だけでも応えてやると船に向かう際 #ガンバの冒険 pic.twitter.com/dhb4XQbJfz

2024-02-07 20:46:02
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバはパチンコ屋の客から聞いた曲(ちょっと曲が分からなかったが江戸っ子気質な曲)を歌って忠太を励ます傍ら、忠太は故郷の歌を歌う。何か二人とも演歌や日本の民謡のような曲をチョイスしている所に性格が良く出ている。そんなこんなでたどり着いた船には先客がいたようで #ガンバの冒険 pic.twitter.com/3bcMwxNi4V

2024-02-07 20:47:55
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ニヒルポジションのイカサマが、ギャンブラーなのが凄いチョイ悪感ある。堀絢子さんの演技は可愛いながらも一筋縄でいかない曲者っぽさある。彼は偶々目的地が同じとの事だが……ガンバのひたむきさに心打たれてヨイショ、ガクシャ、シジン、そしてボーボもまた同じ目的で船に乗り #ガンバの冒険 pic.twitter.com/w7kAmCzdb6

2024-02-07 20:50:06
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

7人の侍ならぬ、7匹のネズミの物語が始まる……ヨイショが恋人を残しての旅立ちをしている様子であり、その点ノロイに敗れた後彼なりに新しい生活で折り合いつけてたのだろう。彼女を残して旅立つ辺り多分一番覚悟してそう。その胸の内を知るのも多分古い付き合いのガクシャだけ。#ガンバの冒険 pic.twitter.com/u32GRa99f0

2024-02-07 20:52:12
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

第2話……ガンバ船で大暴れは確かにそうだが……後半船酔いで苦しんでる意味でか!!とは読めなかった。ただ初めての船旅で船酔いを経験することが、ガンバが所謂大人になる苦しみのようにも捉えた解釈が面白い。シジン曰く”船酔いは海の男になる門出”と #ガンバの冒険 pic.twitter.com/Rq6jOKaVVj

2024-02-07 20:55:14
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

上手い事を言っているが(その後”名調子流石詩人は大天才”と他人の作品だとバラすオチをつけているのも笑える)前半ガンバは船酔いを味わっているボーボをなっさけないなぁと鼻で笑いながら、食糧の卵を人間から拝借するなど元気な様子を見せていたのが #ガンバの冒険 pic.twitter.com/hZyg6Pftyx

2024-02-07 20:58:14
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

船酔いにかかってからは、ボーボ以上に苦しんでいて大暴れしだす程。そんな状態でガンバがトリップしているようなイメージが子供の落書きさながらの背景も相まって良く表れている。忠太を前に無理してその後自分は船酔いを克服したと強がった途端 #ガンバの冒険 pic.twitter.com/z5CXpmrU9z

2024-02-07 21:00:26
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

彼の口からノロイは何者かが説明される。生き残っている仲間が1/3から1/10へ減ったとのセリフも恐ろしいが、仲間が食糧を二の次にして避難しており、ノロイは話し合いを聞く耳も持たず容赦なく駆逐していく。忠太曰く殺すことを楽しんでいる顔をしていたとの事で、 #ガンバの冒険 pic.twitter.com/QWm95JkzbI

2024-02-07 21:02:24
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

対話が不可能な脅威だと思い知らされる一同……だが、ガンバは外の日差しに当たりたいと、船酔いしている身で船外へと向かっていく。この船酔いによる苦しみと、ノロイの恐ろしさが上手くシンクロされている描写が面白く、ガンバが苦しむ船酔いは、ノロイへの恐怖とも取れるところで #ガンバの冒険 pic.twitter.com/5IgyulH7wD

2024-02-07 21:05:39
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

外に出るための階段が、まるでノロイの姿と重なるようにガンバが尻尾を駆使して、何度も落っこちながら天井目指して進んでいく……船酔いが海の男としての門出と先ほど増えたが、ガンバが今戦っているのは船酔いではなくノロイへの恐怖だとも。その恐怖に何度も打ちのめされながら #ガンバの冒険 pic.twitter.com/9swIKjscGm

2024-02-07 21:07:13
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバが陽の光を浴びると共に、目の前の海にただ心を奪われる。何か美術背景の独特さもガンバが目にした海が未曽有の世界と印象付けるのに一躍買う。また海を目にしてからガンバが最後まで振り向かない幕切れも、新しい世界がガンバの表情一つで #ガンバの冒険 pic.twitter.com/ekcbmmnLwI

2024-02-07 21:08:55
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七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

とても表せないもので、それだけ高揚している感情があったに違いないとも。ノロイを倒した先にきっとこのような言葉にしがたい物が待っているに違いないのだと。たかが船酔い、されど船酔い。海の男として新しい門出で、ノロイの恐怖を乗り越えた途端 #ガンバの冒険

2024-02-07 21:10:33
七井史門(ドテラマンが今一番しょうもない) @7ishimon

ガンバがこの話で一回り成長したとも……船酔いネタの膨らませ方に驚かされる話だ。#ガンバの冒険

2024-02-07 21:11:10
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