マルチタスクは人間関係処理!ワーキングメモリー不足が通説だけど、ホント!?

発達障害者はマルチタスクが出来ない論が巷に飛び交っている中で、新設を提示します。
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ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

【マルチタスクは人間関係処理】 当事者を中心にマルチタスクが苦手という話をよく聞きます。 理由として、ワーキングメモリーの不足を挙げられる方が多いのですが、体感として、理由を説明し切れていないというか、この説はミスリードに繋がるという確信があり、新説(珍説)を出させて頂きます。

2024-02-07 13:38:24
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

タイトルの通り私は、当事者達のスムーズなマルチタスク処理を妨げる原因を人間関係処理の難しさにあると考えています。 この説を導くために、まず、そもそものマルチタスクに関する誤解を解いていきます。

2024-02-07 13:38:25
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

マルチタスクと言うと、同時並行で複数のことを対応しているように思われがちですが、殆どの人間の頭脳はそんなことには対応しておりません。 私たちがそれだと思っているのは、切替の上手さが錯覚させる疑似マルチタスクです。 人間の頭は基本、モノコトを順番に処理するようにしか出来ていません。

2024-02-07 13:38:25
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

具体イメージで理解すると、毎日ログイン要なスマホゲーを何本もやっている人が居るとします。 プレイヤーが分裂しているから複数ゲームを同時に出来るんだと考えるのが本当の『マルチタスク』であり、 やるゲームを切り替えることで複数ゲームをやっていると捉えるのが疑似マルチタスクの発想です。

2024-02-07 13:38:25
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

当たり前のことですが、ここで書いた本当の『マルチタスク』はナルトみたいに影分身の術でも使えない限り使えません。 ワーキングメモリーがちょっとやそっと多い所で、到底使うことが出来ないのが本当の『マルチタスク』だとご認識下さい。

2024-02-07 13:38:26
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

ここからは、じゃあ何で疑似マルチタスクという現象を定型の人達は上手く引き起こすことが出来るのに、非定型の人達はあまり上手く引き起こすことが出来ないんだ?という核心、それと人間関係処理の繋がりについて、書いていきます。

2024-02-07 13:38:26
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

疑似マルチタスクは、その人が抱えている複数のやるべきことをスムーズに切り替えながらこなしていくことで錯覚させる現象だと書きました。 とすると、このスムーズな切替力の出来・不出来が疑似マルチタスクの出来・不出来に関わってくると考えるのが自然でしょう。 原因仮説を考えます。

2024-02-07 13:38:27
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

仮説として下記、3つ程考えました。 ①そもそもの選択肢の抜け漏れ(切り替えるという発想自体湧いてこない) ②選択肢における優先順位を評価できない ③最後の切り替えの決断が出来ない

2024-02-07 13:38:27
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

どれも有力な仮説ではあるのですが、①については経験値で十分に補えることなので除外し、③については、②の評価による重み付けが強く影響するので除外し、②に絞って考えていきたいと思います。 何故、非定型の多くは、選択肢の優先順位を上手く評価することが出来ないのか?

2024-02-07 13:38:28
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

この問いの答えも、複数の切り口から説明可能です。 ただ、非定型であっても経験値蓄積で何とかなり易い部分や、そもそも定型も困り易い部分は本考察から外しましょう。  ・後ろ工程への影響が読めない  ・作業見積もりが下手 (当てはまる人は努力で改善できるので、ただ、頑張りましょう)

2024-02-07 13:38:28
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

すっごく前置きが長くなり、ここまで読んでくれる方には、本当に感謝ですが、核心です。 評価軸の異なるモノコトから、それぞれ優先順位高い!!というメッセージを受けた場合の優先順位付けでスタックする。 これが、非定型の人達の多くがマルチタスクが出来ないとされる要因でしょう。

2024-02-07 13:38:29
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

この事象自体は、定型の人達も戸惑いがちな事象です。 一方、こうした処理上のエラーが発生した時に、彼らは割と自然に、人間関係に頼って解決を図ろうとします。 どっちからやるべきですか?と聞くだけです。 しかし、非定型は、その選択肢を取れない場合が非常に多いです。

2024-02-07 13:38:29
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

その主な要因※は、人間関係処理に関するコスト見積が高まり過ぎており、自分で処理する方に舵が切られてしまうことが挙げられます。 ※ギフテッド系だと、問題解決力が高過ぎるため人に相談するよりって場合もありです 結果、処理はスタックし、マルチタスク出来ないと言われることになります。

2024-02-07 13:38:30
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

後ろ向きな話ですが、私は、この説を一つの救いとして提示したいと思っています。 何故ならば、マルチタスク出来ない問題を、どうしようも出来ないワーキングメモリーの低さに起因させるのでは無く、人に相談するスキルを高めれば良いんだという、解決可能なスキル問題へと転換させられるためです。

2024-02-07 13:38:30
ゆーたろー@発達障害の課題解決を目指す人 @yutaro10022023

十分、信じる余地のある考え方だと思いますので、お悩みの方、ご参照頂けますと幸いです^^ どっちからやれば良いか困った時、ただ、聞くだけです。 それで、マルチタスクの問題は解決されます。

2024-02-07 13:38:31