- silverclock96
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武井稲介という作家をご存知でしょうか? 作品があるのに作品がない。 何を言っているのかわからないと思いますが、本当にそうなんです。 多くの人が彼の作品の話をしていて、けれど何をどう調べてもその作品……挙句にはその作家の情報すら何も出てこないのです。 武井稲介とは何者なのでしょうか?
2024-02-27 12:57:55事前に知っておくべきこと
・芦花公園先生:『ほねがらみ』『異端の祝祭』等で知られる新鋭気鋭のホラー作家
・青猫あずき先生:『ALLグララン総進撃!』でデビューしグループSNEで仕事しているTRPG作家
・ケイネすけ先生:↑二人の友人の一般読書垢 別に創作経験はない
発端
業界一線級のミステリ作家 円居挽先生 今最も勢いのあるホラー作家 芦花公園先生 最近スナック菓子を食べすぎてる嘘付き 林きつね先生 が待望しているのケイネすけさん小説書きデビュー
2024-02-26 13:33:38俺が毎日「ケイネすけ先生」って言ったらなるんじゃない? 既に書店の人や編集者も知っているわけだし…… twitter.com/kaynethkay/sta…
2024-02-27 00:34:17嘘読了群誕生
ケイネすけ先生の『パンの太陽』面白かった。 著者がネットで培ったケレン味がそのまま作風として生きている。 主人公がメロンパンということには正直耳目を集めるためだけのふざけた設定と思って舐めて読んだが、完全に間違いだった。 これでまたホラー小説を読む若い読者が増えると思う。
2024-02-27 00:36:42ケイネすけ先生、こないだの『ホラーとの融合』に寄稿していた『門前町にて』も面白かったんだよな。 歴史物まで書けるのか、と知識の幅広さには正直脱帽した。 どうも読書に熱中していて遅筆のようだが、色々な作品が読みたいからもっと書いてほしいな。
2024-02-27 00:40:39感想ありがとうございます 『パンの太陽』は、メロンパンの芳しい香りという些細な日常の幸せを匂い立つ臓腑の腐臭で上塗りしたい、そんな気持ちで書いたデビュー作でした
2024-02-27 00:40:44『門前町にて』、寛永年間の信濃という歴史的舞台をベースに本地垂迹と絡めてミステリと伝奇ホラーの融合を試みた意欲作でもありました 今冷静に眺めてみると『黒い仏』の影響をかなり強く受けているのはご愛嬌ですね
2024-02-27 00:45:31今回のケイネすけさん作品群、書評側も作者側も「架空の作品のあらすじを語る」ではなく、すでに自明の共通言語である架空作品という真空に対して、それぞれディテールの補足をするという言及の仕方がモキュメンタリーらしくて好みだな
2024-02-27 01:00:47以前の架空小説レビュー杯の参加作を見ながら「良い!良いんだけどそれはレビューではなくあらすじ紹介だ!実際に作品が存在したら というifを信じさせてくれ!」と喚いていた、面倒なモキュメンタリーマニア
2024-02-27 01:02:58普通に10日くらい続けると信じる人が現れ、そしてそのうち思わぬ方向から無茶苦茶怒られるだろう、いいんだ、書かない作家を作るためなら、どんなふうに言われたって
2024-02-27 00:44:04読書垢と商業作家垢が揃って感想呟いてる本が純粋な嘘であり、作者とされてる人は作者でもなんでもないの、逆に嘘と気づくタイミングがねえよ……
2024-02-27 00:51:45虚言癖から学ぶ書かない作家を作るRTA(堂々と嘘を吐くとこんなに堂々とした嘘吐きがいるわけないと思い、逆に信じる、そこをつく)
2024-02-27 00:52:51