デジモンアドベンチャー 簡易感想まとめ(MX2024再放送)

大山シュウ @ohyama_emerald

太一がミミのことを呼び捨ててたり、ガブモンが急に「ムリです…」と敬語でしゃべる瞬間があったり、まだキャラが固まりきれてないところもチラホラ見えますね。一方でまだリーダー然と振る舞おうとしてる丈先輩や、デジモン達には砕けた口調で話す光子郎と、意識して立てられてる箇所も目立ちます。

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あとタケルが湖に落ちた瞬間に救助に飛び込んだり、魚を大量に呼び出して浮き島を元に戻したりとゴマモンが水中系ならではの大活躍をしていますね。たとえメインを張らずともこういう細かい印象が重なってゆくんだよな、とつくづく実感。

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次はバードラモン初登場回ですね。 この会はとにかく演出周りが印象的なんだよなぁ……

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デジモンアドベンチャー4話をMX再放送にて確認。 Butter-flyの旋律が疲れた金曜の夜を彩ってくれます。 【放送25周年記念】デジモンアドベンチャー｜アニメ｜TOKYO MX s.mxtv.jp/anime/digimon/ @TOKYOMXより

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今回は空とピヨモンのお話。そしてバードラモン初登場回でもあります。時に無邪気に、時として勇敢に大好きな空を守ろうとするピヨモンと、そんなパートナーへまだ堅いながらもありったけの思いやりをかける空。両者の関係性に焦点が当たってます。2話や3話とはまた違う切り口。

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敵役であるメラモンのインパクトも見逃せません。やたらヌルヌル動く疾走にハイテンションすぎる叫び、圧倒的な威圧感で襲い来るさまは一度見たら忘れられない印象強さです。まだマトモに進化できない太一たちでは一度は逃げを打ったのもやむを得ないところでしょう。

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成長期の技、とりわけ炎系の技はいっさい通じずパワーを増すばかりだったメラモンですが、バードラモンのメテオウィングにはかなわず初登場となる「黒い歯車」が弾き出されていました。単純に吸収の許容値を超えたのでしょうか。元に戻った際のダンディなお声もポイント。普段はああなんですね。

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今村隆寛さんが初演出をつとめるこの回は独特な雰囲気を備えたエピソードのひとつ。今村氏お得意の影絵を併用したロングショットや一、二秒だけ差し込まれるアップなど、すでにその個性が滲み出てます。顔を上げた空の塗りがブワーッと手前に流れるあのカットも大好き。予告のアレですよアレ。

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ところで冷静に見るとピョコモン達メチャメチャ多くね？？　ってなります。湖の底に列が連なって途切れないなんて、村というけどいったい何匹住んでたんでしょーか……

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次回の再放送はお休みだそうです。 配信はじめ見る手段ならいくらでもあるんですが、せっかくだしペースを合わせてみますか。

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デジモンアドベンチャー5話を確認。録画しくじったので配信で見ました。 【放送25周年記念】デジモンアドベンチャー｜アニメ｜TOKYO MX s.mxtv.jp/anime/digimon/ @TOKYOMXより

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組み立てと分解の工程を延々と繰り返す謎の工場で、デジタルワールドの秘密の一端に触れるお話です。光子郎とそのパソコンが本領を発揮する回でもあり、彼の出生にまつわる伏線もすでにこの時点から張られていました。見どころ満載の一篇。

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偶然とはいえ工場の動力室にあったプログラムを解析し、結果としてテントモンの進化に必要なエネルギーを得た光子郎。メインキャラの中では唯一、自力でパートナーの進化に辿り着いたと評して過分ではありません。さすがは元祖頭脳派といったところでしょう。

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敵は黒い歯車の影響を受けたアンドロモン。元は善意の存在ゆえ歯車さえ除けば勝利条件を満たせるということで、うまく格上相手を描写してました。バトル演出も印象的で、光子郎のアオリを手前にガトリングミサイルを躱しつつ反転して突っ込むカブテリモンのカットは白眉といえます。

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太一の「機械は叩けば直る！」は本話が元ネタ？です。この回の太一は光子郎が目立ってるぶんボケが多めでしたけど、とっさの機転でアンドロモンの手から二度も仲間を救った行動力は特筆に値するでしょう。アグモンがガブモン共々二度目の、それも自発的な進化を遂げているあたりも注目点。

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【放送25周年記念】デジモンアドベンチャー｜アニメ｜TOKYO MX s.mxtv.jp/anime/digimon/ @TOKYOMXより

大山シュウ @ohyama_emerald

デジアド初の浦沢脚本ですね。その影響で全体にシュールな雰囲気が漂っているんですが、まだ肩慣らしみたいなもんです(一番キレッキレなのはたぶん11話)。ミミ組とヌメモンの「腐れ縁」もこの回からなのですが、実は彼女らとヌメモンが絡む話数ってごく少ないんですよね。インパクトが強い。

大山シュウ @ohyama_emerald

一方、普段あの調子なミミ達を嫌でも状況へ立ち向かう流れへ運ぶため他の全員を無力化して孤立無援へ持ってゆくあたりはロジカルな組み立てです。おかげで「嫌なものは嫌」「納得いかないことには黙っていない」という面が強調されたわけですが、これは勇気というより性格なのでしょう。

大山シュウ @ohyama_emerald

どっか意識共有的なものがあるのか、集団でミミ達を庇うヌメモン。これを見てパルモンが進化します。胸に湧き上がるエモさで出来たというヤツでしょうか。なぜか完全体と殴り合いしてましたけど、もんざえモンに対してはインファイトが案外と正解だったのかもしれません。

大山シュウ @ohyama_emerald

独特の味がある回のひとつですけれど冒頭の歌を歌って気を紛らわせたり、空をキッカケに「やりたいこと」を口々に述べあう場面は年相応の雰囲気が出てて好きな場面です。浦沢脚本はこーゆーところが地味にうまかったりするんですよね。

大山シュウ @ohyama_emerald

：だと一人原画自体が無いか極少だった覚えがあるので、無印6話みたいな作監の色がダイレクトに出てる回は無かったと思います。絵を均すという意味では望ましいのかもしれませんが、それはそれで妙な寂しさがありますね。