6枚落ち④ と金作り 図1は、先週の最終図。 ここで大事な一手が、▲21成香(図2)です。こう指すことで次に▲12飛成(図3)~▲14歩(図4)という攻めが可能になります。これでと金を作れば楽に攻めていけます。 小駒の成り駒は基本、1段目より2段目にいるほうが良いですが、図2の▲21成香は例外です。 pic.twitter.com/gFr0r9qKZy
2024-01-28 21:11:496枚落ち⑤ 金銀を攻める と金を作った後は、金銀をと金と成香で攻めます。1段目の小駒の成駒は働きが弱いので、1図から▲22成香とします。 △42金と逃げたときは図2のように攻めます。△33金の場合は図3の要領です。 金銀と成駒を交換できると駒台では歩や香に戻るので大きな駒得になります(図4)。 pic.twitter.com/EJOcCItSL8
2024-02-04 21:03:596枚落ち⑥ 寄せから詰み 図1は△52玉と逃げた場面。▲43金(図2)〜▲53金でさらに銀得しつつ攻めるのが明快でしょう。 図3からは長い詰みより短い必至で、▲51銀として、△53金▲62金(図4)で詰みです。 6枚落ちの1筋攻めで特に重要なポイントは④で解説した▲21成香からの飛車成り、と金作りです。 pic.twitter.com/TkNiyrG6JX
2024-02-09 21:27:266枚落ち⑦ 9筋攻めの急所 9筋攻めもポイントだけ見ていきます。駒組は8枚落ちの時とほぼ同じで、図1の▲94歩が急所です。93の地点で2対1の数の攻めになります。 ここで▲97香は△84歩(図2)とされ、以下▲98飛△83金で2対2の形で受けられてしまいます。 来週は図3と、類似形の図4を解説します。 pic.twitter.com/Z9m5CpEWDZ
2024-02-17 21:49:036枚落ち⑧ 違いを見極める 先週の続き、△63歩型は▲55角(図1)があります。以下△71銀▲93香成(図2)で角成が約束され下手成功です。 △64歩型は▲84角△同歩▲95飛(図3)とします。以下香と飛を成り、成香で82の銀を攻めていきます。 △63歩型に▲84角は、64に銀をかわされ少し苦労します(図4) pic.twitter.com/hIQ1V0NjSr
2024-02-25 21:03:20-
第82期名人戦挑戦権、豊島将之九段が獲得