プロデザイナーによる同人誌レビューがめちゃめちゃ参考になる！【C103編】

POO松本 @POO_MATSUMOTO

まずは裏表紙をペタリ。これも先に解説した「一粒で2度美味しい」デザインの好例。表紙の背景を、こちらでは人物を抜いて、さらに小さくする（サイズ差をつける）ことで見事な落差デザインが完成。う～む、腕あげていたな！ pic.twitter.com/jKMTbjpmlQ

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

さて気になる中身はこんな感じ。御本尊のライブを追い続ける氏のレポート・感想などが綴られた追体験日誌、といったテイスト。小見出しやキャッチなどの工夫もきっちり抑えてきていて、創作に非常に前向きな姿勢が◎。これからもいろんな本を探して、見て、取り込んでいっていただければ！ pic.twitter.com/Z2h3cyttr1

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

さて、氏からはこんな質問を受けた訳ですが…。誤字脱字をどう退治するか？それにはアレだッ！ pic.twitter.com/ghYv0CC5c3

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

ええ、そうですね、C103で筆者が初めて作った同人グッズ『しめきりまもり～誤字脱字退散祈願～』の出番ですね！こちらは会場限定になりますが、まだまだ在庫が山程ありますのでGWシーズン～夏コミと持っていきます。お見かけの際は是非っっっ！（露骨なダイマ pic.twitter.com/GmCP3so1i9

拡大

みわみわ a.k.a. みわさん @miwamiwa_34567

みわさんの数ある推しのひとり、大泉洋さんのMステ出演を見届けている間に紹介されておりました。ありがとうございます！POOさんの読本シリーズや前回アドバイスのお蔭でいい本になりました。 こちらは現在通販受付中。2/12の #セゲいち18 にも持ち込みます。通販はこちら！ miwa2-threes.booth.pm twitter.com/POO_MATSUMOTO/…

POO松本 @POO_MATSUMOTO

続いての布教×二次創作はこちら、サークル「スリーエス」みわみわa.k.aみわさん(@miwamiwa_34567)氏からお預かりしている『GO!GO!!ミツヨシズム☆Season2』がエントリー。『日本一歌の上手いサラリーマン』ゲームミュージック作曲家・光吉猛修氏が御本尊な一冊！ pic.twitter.com/Izat4sZi3H

2024-02-09 21:25:22

POO松本 @POO_MATSUMOTO

次なる布教×二次創作はこちら、サークル「うかれかけ工房」オババｻﾝ(@Paltkb43)氏からお預かりしている『ペリドット非公式解説本2023・冬』が参上。本作は、唯一無二のARペットがいつもあなたのそばに、と謳うスマホゲーム「Peridot」の布教・初心者向け攻略本となっております～！ pic.twitter.com/w7NhuGw2LC

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

冒頭・目次部分をまずはペタリ。寡聞にしてこのようなアプリ？ゲーム？があることをまったく存じなかった筆者にもわかりやすくこのページ以外でも解説されており、初見向けの布教本としては満点。問題はこのペットを可愛いと思えるかどうか？な点だが根強いファンも多いそうで。 pic.twitter.com/Uk7si0JpuH

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

本作を執筆した氏自体がとうぜん初心者だった訳で、その初心者目線で統一されたUI解説、無課金攻略など内容が非常にバラエティに富んでいるのが白眉。ここまで詳しいゲーム攻略・解説本など久しくお目に掛かっていないような気がする。 pic.twitter.com/ywAw5qwJCI

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

極めつけは熱狂的なユーザーが海外に多い点を踏まえての、海外ユーザーとの交流の際に役立つ英会話まで掲載されている点。ここには思わず変な声が出た（苦笑）誰がここまでやれといった！？という、オタク最大の褒め言葉を贈りたい。いやまぁ、たいしたもんYO！ pic.twitter.com/T9UT8E61Df

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

で、個人的に大爆笑した部分を最後にペタリ。これだけの本を作ろうと思った動機が「あまりにもつまらないゲームでむかついたから」っていうのはどういう動機なんか？と小一時間問い詰めたいｗｗｗ　そういった創作衝動もあるのか～とひとつ勉強させていただきました！ pic.twitter.com/ICP1lsQ0Vd

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

という訳で本作には前回から新設の「前回参加時よりも工夫をこらしてよく頑張りましたで賞」（通称・GJ賞）を贈りたいと思います。いやぁ、よくぞここまで仕上げてきた！いいね、切れてるよ！ナイスおた筋！ pic.twitter.com/h879atbff5

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

今宵の布教×二次創作の最後を飾る大作、それがこちらサークル「ルクスルクスこんにちわ」石林グミ(@__stein)氏からお預かりしている『The Pieces of TEXHNOLYZE』が満を持しての登場。本作はテクノライズ20周年同人誌第2弾と銘打って、新たなヤバ企画盛りだくさんで還ってきたぞ！ pic.twitter.com/eLNaPbzsEB

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

前号は確か5年前の本企画に登場しましたが、本作はあの時のボリュームを遥かに凌駕しての再登場。まずは冒頭の今までのあらすじマンガをペタリ。5年前もこんなノリだったような気がするのは気のせいか？（苦笑 pic.twitter.com/SRXHrpBLy2

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

本作ではまた新たな原画、設定画などをドンドコ盛り込んでおり、さらには監督など当時のスタッフをお招きしての座談会、インタビューなども収録。これは制作側も制作冥利に尽きるってもんじゃないかと。テクノライズを愛する気持ちが溢れすぎていて、ファンの愛蔵書の領域をとっくに超えた一級の資料！ pic.twitter.com/B9PoFtMtRA

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

そして本作最大の目玉がこちら。作品に出演した声優・伊藤静氏をお招きしてのロングインタビュー企画！この冒頭部分しかお見せできないのが残念ですが、実に真摯に語る様には元作品のファンならずとも胸が熱くなること請け合い。よっくぞこんな隠し玉、仕入れてきたもんだ、参った！！ pic.twitter.com/yfi7xJLQLq

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

で、それで終わらないのが本作の怖いところ。画像一枚目、おわかりになりましたでしょうか？そう、日本語部分のページを全部、英訳してリバーシブル（裏表紙側から読む仕掛け）として掲載しているのだ！先の伊藤静氏のインタビューも当然、英訳バージョンがある訳で。この布教っぷりはマジ脱帽！ pic.twitter.com/YHoxuQkCqD

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

C103を振り返る今宵、トリを飾っていただくのはこちら、サークル「神月文庫」神乃佳月(@kamitsukibunko)氏からお預かりしている『水脈の王国　上下巻』と相成ります。本作は本企画でおなじみの一次創作（小説）混沌の惑星シリーズ第三弾となり、上下巻での発行ということで二冊まとめてお届けに！ pic.twitter.com/AZJFiFukMW

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

まずは目次部分をペタリ。本作のカバーイラストを描いておられるイラストレーターgehn(@gehng5555)氏の作品が、多分、今号で初めてよね？ここで見開きで入るのって。いやぁモノクロになってより線の迫力、陰影が強調されて一発で魅入ってしまう。この新規デザインはアリありのアリ！ pic.twitter.com/cWv7Ojzbfs

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

@gehng5555 小説作品はペタペタ本文を貼る訳にもいかないので、冒頭の見開きだけペタリ。今作から注釈部分がページのすぐ側に置かれて、オリジナル設定かつSFファンタジー用語が文中にあってもすぐ理解できるような親切設計に。これは読者としても一々ページを捲らなくて済むので非常に有り難いッ pic.twitter.com/ZpTD3b8fv2

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

@gehng5555 しかし、といって前作までの設定解説ページもこのように健在なので、ファンの人も安心して設定眺めながらニヤニヤしていただきたい。...え、オリジナル設定を読みながら脳内で再構築するの俺だけじゃないよな？そんな楽しみ方もできる、骨太の物語ってことYO！ pic.twitter.com/z7qiM4vMKI

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

@gehng5555 さて本作の感想ですが、あとがき解説として寄稿している作家・澁澤まこと氏の言が非常に的を得ていて。本作でも濃密でドラマチックな展開が繰り広げられるのですが、それを支えている（安っぽくならない）のが緻密な世界観の設定にあって。氏の脳内妄想が濃ければ濃いほど読者も惹かれるのです。 pic.twitter.com/zllihe1EzV

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

@gehng5555 という訳で、本作から皆様方に贈るアドバイスはこちら。設定というのは作り込めば作り込むほど、キャラクターが動きやすくなるもの。二次創作の場合、その世界設定を原作から借りてこれるので実は皆、一次創作の訓練をしているってな寸法。なので大いに二次創作を愉しむべし。その先に君の世界がある！ pic.twitter.com/msuAwfqYaz

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

@gehng5555 さてさて余談。本作のカバーイラストを手掛けているイラストレーター・gehn氏が初の画集を上奏したとのことで、本作にはこんな感じの販促カードが同梱されておりました。本作の世界観に嵌った人ならきっとお気に召す事請け合い。いやぁ、筆者もがっつりハマりましたです… pic.twitter.com/VdvcigChPs

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

という訳で今宵のスペシャルゲストとして、イラストレーターgehn(@gehng5555)氏の初作品集『ORACLE(オラクル)　gehn/ハイファンタジー物語画集』を特別にご紹介。…む？商業本じゃないかって？確かに。だが本企画でご縁が合った、何より俺がハマってんだから紹介させろ！（爆 pic.twitter.com/kLLo8VeLXq

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

本企画はコミケ（同人）の世界を世に広く発信するために始めたものですが、同人と商業の境がじんわり融合し始めている令和の時代。本企画に参加した同人作品の表紙イラストを描いている人の作品も紹介していいんじゃないか？と。合縁奇縁 一期一会袖すり合うも多生の縁、と言うしな！ pic.twitter.com/642d5kbGI0

拡大

拡大