赤い手は滅びのしるし第5版-血風のアーヴィ- 第01話

takataka @takataka360

昨夜は赤い手は滅びのしるし、D&D5e版の記念すべき第１回目の冒険。 街道の異常を調査するため、あかつき街道を西に進む英雄たち。 街々を行き、数日が経ち、旅にも少し余裕が出てきたところに、 組織化されたホブゴブリンの軍勢が襲い掛かる！！…（以後ネタバレ注意） #dndj #dnd5e #trpg #赤い手

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バードのエルダンは敵をけん制しつつ、毒の雲の魔法で敵の増援の動きを制限、 シギィはブレスで味方に大いなる加護を与えつつ、後背の敵を確実に倒し、敵の戦術的連携を防ぎます。

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竜人ザフガーは、魔法の炎で森が火に包まれたことを見て「貴様らの為に、森が焼かれた！！」と、逆恨みの怒りのあまり、熊に変身して敵に襲い掛かります。

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１ヵ月もの長い期間で（リアルもゲーム内時間も）互いの連携を確認してきた英雄たちは 途中、ヘルハウンドの炎でディード姐さんが危機（残りHP1）に陥りつつも、 ひとりの気絶者も出すことはなく、10名以上の組織化されたホブゴブリン＆ヘルハウンドの混成遊撃隊を全滅に追いやります。

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「こいつは上手いシノギだぜ」とシギィが真っ先に+1スプリントアーマーを手に入れ、 これは普通の野盗の類ではないと気が付いた英雄たちは、 一人生き残らせていたクレリック風のホブゴブリンに竜人ザフガーがチャーム・パースンの呪文をかけ、 尋問を開始します。

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そのホブゴブリン（名はザールと言う）によると、 彼らはカルカーズール、ティアマト神を信仰する竜の民であり、 偉大なるクル様の為につどった赤い手を旗印にした軍勢である。

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エルシア谷を併呑する為、あかつき街道周辺を調査するために派遣された先遣隊であり、 クル様の元、竜炎山脈の多数の部族が集結し、あかつき街道の西の果て、消し炭ヶ丘に集合している。

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我らは竜魔将コス様に指揮された先遣隊の１部隊で、コス様指揮下の先遣隊だけでも 自分の部隊の５倍以上の兵力がある。と、驚愕の情報を伝えます。

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特に、尋問により彼らの武具が手作りであることを知った英雄たちは、 その技術力、資金力に圧倒され、これは一大事。と、現在の情報をブリンドルの領主 ジャルマースへとザフガーのアニマルメッセンジャーのコウモリに伝書をたくし、送ります。

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そして、さらに西の様子を探ろうと、歩を進めた英雄たちは、ドレリンの渡しと言う、 渡し町に到着します。 町の警備員たちに誰何の声で道をふさがれますが、ホブゴブリン達を倒したことを告げると、 これは天佑と、街一番の宿屋のスイートにエスコートされる英雄たち。

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とりあえずの飲み物でのどを潤す英雄たちですが、間もなく 町の代表者ノロと、街の警備隊長ソラナたちが部屋を訪れます。 ホブゴブリン達の軍勢の襲撃、包囲にあい、街が危機的状況であることを告げ、 英雄たちに平伏して依願します。

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かの軍隊を一人の犠牲者も出すことなく撃退した英傑たち。 どうぞこの街をお救いください。 我らの守備隊は、軍勢の襲撃、待ち伏せに合い、13名が命を落としました。 そしてそれは我らの戦力の1/3に当たるのです・・・

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旅路での疲労を感じつつも、英雄たちは快く依頼を受けます。 オネエや竜人、蛮族に風来坊、やさぐれクレリックと、 それぞれ個性的ではあるものの、谷の平穏を守ろうとする英雄たちの心は 村長や町の人たち、街道の安全を救うことにためらいはありません。

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今宵はとりあえず休もうかと、英雄たちが長い一日を振り返っていると、 街の西のはずれから爆炎が上がります。

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ディード姐さんの使い魔、ワタリガラスの”ルル”の目を通し、 キマイラとその騎乗者が農家を襲い、赤子を攫ったことを知った英雄たちは、 疲れた体にムチ打って、現場に急行します。

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現場では、炎で焼かれ、重傷を負った女性と、それを介抱する少年がいます。 この少年は先ごろ英雄たちの部屋を訪れ、生家の惨劇を知った、魔法使いの弟子カイルでした。

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彼は自警団に入れる年齢ではないため、夜な夜な独自に街を見回っていると告げ、 先ほど、キマイラが騎乗者を乗せて農家を襲い、乳飲み子のエリックを攫った。 その母ジェーンにキマイラが炎を吹きかけ、飛び上がっていった。

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騎乗者はホブゴブリンで、ゴブリン語で「このくそ獣、毎朝柔らかい肉が食いたいなどと、手間をかけさせる」と ぼやいていたことを、英雄たちに伝え、それらを止められなかった自らの無力さを嘆きます。

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今は夜半、赤子を救うには時間が無いことを知った英雄たちは、 先の激戦から、大休憩を取ることなく、キマイラが向かった先、魔女の森へ向かうことを決意します。

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その英雄的な決断を見た少年カイルは、自らも同行したい旨を告げますが、 「ガキはすっこんでな」と、シギィの思いやりチョップにより、意識を失います。

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疲労困憊の英雄たちは、長い一日の末、再び勝利を得られるのか・・・と言うところで、 次回の冒険に続きます。 非常にヒロイックな選択をした英雄たち。 彼らの運命は、ダイスの神様のみぞ知る。