赤い手は滅びのしるし第5版-血風のアーヴィ- 第02話

赤い手は滅びのしるしをD&D5版で遊んだときの記録!
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takataka @takataka360

昨夜は赤い手は滅びのしるし、D&D5e版の2回目の冒険。 英雄達はドレリンの渡しに到着し、街の危機を救う約束をしました。 その夜、恐ろしい魔獣キマイラに農家の赤子が攫われます。 英雄たちは、大きな休憩を取る事もなく、赤子の奪還に向かう… #dndj #dnd5e #trpg #赤い手

2018-11-11 13:51:18
takataka @takataka360

暗い夜の森の中を、エルダンとディード姐さんの暗視に頼りに進んでゆく英雄達 キマイラのねぐらがある丘の近くにたどり着きます。 パス・ウィズアウト・トレイスにより、気配を消した英雄達は、 虎に変化したザフガーが血の匂いを嗅ぎ、更にちらちらと揺れる明かりを発見し、そちらへ向かっていきます

2018-11-11 13:52:02
takataka @takataka360

木々の開けた場所に、木造の大きな貯蔵庫が見えてきます。 その屋根にはキマイラがうずくまり、獅子、山羊、ドラゴンの3つの頭と、巨大なコウモリの羽を持つ異様な姿を現します。 特にドラゴンの口からは、チロチロと炎が漏れ出ています。 その様子を見たシギィは、皆の足を止めます。

2018-11-11 13:52:41
takataka @takataka360

耳を澄ませると、貯蔵庫の中から、ゴブリン語の会話が聞こえてきます。 「バーデン隊長、結局ザールやアスラーは見つからなかったのですか?」 「あぁ、もしかすると、渡しの連中が用心棒でも雇ったか、他の街から何らかの手練れが来たのかもしれぬ。明日、コス様に報告に行くぞ」

2018-11-11 13:53:02
takataka @takataka360

「はっ! しかし、ヒューマンの赤子は面倒でしたな。あのキマイラの悪癖、何とかなりませんか?」 「毎朝生餌を要求するのは、確かに面倒だが、奴は十分な戦力となる。任務中は付き合ってやろうではないか」 会話から、貯蔵庫の中にホブゴブリン数体がいることを確認した英雄達は、作戦を話し合います

2018-11-11 13:53:21
takataka @takataka360

作戦はシンプルなものに決まりました。 身を隠したままできる限り近付き、アーヴィにロングストライダーと巻物でフライの呪文を掛け、空中高速移動を獲得させ、屋根の上のキマイラを抑える。 その間に、残りのメンバーが所蔵個の中を制圧し、赤子を救出するというものです。

2018-11-11 13:53:41
takataka @takataka360

建物の周囲の木々に身を隠し、ギリギリまで接近した英雄達は一斉に襲い掛かります。 アーヴィが正義の怒りで激怒となり、キマイラに肉薄し、斧槍でキマイラの胴を切り裂きます。 虎と化したザフガーは扉を破り、貯蔵庫の中のホブゴブリンが7体であること、部屋の隅の床に赤子がいることを確認します。

2018-11-11 13:54:06
takataka @takataka360

シギィのスピリチュアル・ウェポンと、エルダンの毒の霧(赤ちゃんは部屋の隅なので効果範囲外)で貯蔵庫の中を撹乱し、 ディード姐さんはいざという時の為に呪文を温存、弓で屋根の上のアーヴィを援護します。

2018-11-11 13:54:30
takataka @takataka360

アーヴィは、皆の支援もあり、キマイラがその爪、牙、角、炎を使う隙を1度も与えず、一気に斧槍でキマイラの息の根を止めてしまいます。 返り血を浴び、恐ろしい戦の女神と化したアーヴィは、その機動力を生かし、建物の中に飛び込んで、赤子を保護します。

2018-11-11 13:54:47
takataka @takataka360

不意を衝かれたホブゴブリン達は、キマイラが討ち取られ、状況が不利にあることを悟り、 隊長の命令により、数名を脱出させ、本隊との連絡を取ろうと試みます。

2018-11-11 13:55:05
takataka @takataka360

しかし、脱出したホブゴブリンはディード姐さんの魔法の網に足を取られ、 そこに片手に赤子を抱え、得物を杖に持ち換えたアーヴィが急行し、それらのホブゴブリンを撲殺します。

2018-11-11 13:55:36
takataka @takataka360

貯蔵庫の中ではホブゴブリンの隊長バーデンが奥の手の魔剣を取り出してザフガーとシギィに対峙しますが、 シギィ「良い魔剣持ってんな。叩っ切ってって奪ってやる」と、毒を塗った大剣の刃で真っ二つにされ、魔剣を奪われます。

2018-11-11 13:56:02
takataka @takataka360

貯蔵庫の中があらかた片付いた後は、ディード姐さんのファイアボールを建物の中に打ち込み、残党は全滅。 貯蔵庫の外に逃げた最後のホブゴブリンも、アーヴィに足腰を殴られ昏倒し、捕虜となり、戦闘は終結しました。

2018-11-11 13:56:17
takataka @takataka360

一行は、キマイラがため込んでいたお宝を回収します。 そこには、エルダンの友人、エリック・ラングが命よりも大事にしていた魔法の楽器もあり、エルダンは彼の身を案じます。 そして、英雄たちは朝日が空を染め始めたドレリンの渡しに帰還します。

2018-11-11 13:57:44
takataka @takataka360

帰路の先頭はアーヴィ。血塗れの姿で右手に赤子、左肩にキマイラの三つの首をぶら下げた姿に、 街の守備兵や農夫達は一瞬たじろぎますが、赤子の帰還と、大いなる敵の討伐を果たした英雄たちを歓喜の声で迎え入れ、 早朝にも関わらず街中から一目見ようと英雄達の周囲に人だかりができます。

2018-11-11 13:58:03
takataka @takataka360

守備兵ハースクの取り計らいにより、人込みをかき分けながら宿の部屋に戻った英雄たちは、とにかく休憩を取り、 昼過ぎから捕虜のホブゴブリンにチャームパースンをかけ尋問を始めます。

2018-11-11 13:58:22
takataka @takataka360

「お前たちの部隊は何人だ?」 「コス様率いる先遣隊は百人もいない。」 「本隊は何人なのだ?」 「五千くらいは集まっていると思う」 「?!」 五千の兵力と聞き、驚く英雄達。このあかつき街道で最も多い常備軍はブリンドルの獅子衛兵隊の二百人。民兵を動員したとしても総勢は千人程度なのです。

2018-11-11 13:58:37
takataka @takataka360

質問を続ける英雄達 「コスは竜魔将と言っていたが、他にも将は居るのか?」 「アルワイ姐さんと、サールヴィス、それにハーン様が竜魔将だ」 「そいつらはそれぞれ何をしている?」 「アルワイ姐さんとサールヴィスはどこかで何かをしていて、良くわからない。ハーン様は本隊の指揮を執っている」

2018-11-11 13:59:00
takataka @takataka360

「サールヴィスを嫌っているようだが、なぜか?」 「あいつはリジャイアリクスに乗って、良い気になっているだけだ。」 「リジャイアリクスとは何だ?」 「黒竜、昔から生きている」 「他にもドラゴンがいるのか?」 「赤竜アヴィスライアクスが本隊についている。あいつは声が大きくて嫌なやつだ」

2018-11-11 13:59:18
takataka @takataka360

「あと、緑竜オジランディオンがどくろ大橋を守っている。本隊が通るのに重要な橋だからだ」 「他にドラゴンは?」 「他にもいるかもしれないが、俺は知らない」 「本隊にはドラゴン以外もいるのか?」 「巨人とか魔獣とか色々いる」

2018-11-11 13:59:56
takataka @takataka360

これらの情報を元に、センディングでジャルマース卿に連絡を取る英雄達 ディード姐さんからの送信「複数のドラゴンを引き連れた5000のホブゴブリンの軍勢が攻めてくる。我々は今から前衛基地の砦を攻める。渡を守る為兵力をよこしてくれ。周辺諸侯と協力されたし♡」

2018-11-11 14:00:15
takataka @takataka360

ジャルマース卿からの返信「五千の兵力に対抗不可能。レスト細道、北の古道が封鎖され、我々は半包囲の可能性有。諸侯は岩妖精しか頼りが無いが、合わせても対抗不可。出来る限り情報収集求」

2018-11-11 14:00:34
takataka @takataka360

渡しへの援軍を断られた英雄達ですが、 前哨基地と見られるヴラース砦を強襲し、本隊の進軍の邪魔をしよう。と言う作戦方針をまとめます。 次回はこちらから討って出る番。ようやく大休憩も取り、6レベルにレベルアップした英雄たちは準備万端で、砦の調査・制圧に向かいます。

2018-11-11 14:01:02
takataka @takataka360

渡しの街に一筋の希望の光を与えた英雄達。 彼らの運命は、ダイスの神様のみぞ知る。

2018-11-11 14:01:23