ファッションブランド「バナナ・リパブリック」が日本で売れずワゴンセールになっている理由、とにかくアメリカ本社がヤバかった

アメリカ情報インフルエンザー(parody) @usjapan7

グローバルデザインだか、売れなきゃしょうがないと日本支社は恐る恐る言い返すが、またしてもセールスのターゲットが間違ってるの、努力が足りないの言われる。 ZARAだって売れてる！とガキしか買わないファストファッションを比較に出されて日本社員はへとへと

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シーズン終わって、山のように残ったワンショルダーのシャツやワンピースを前に泣き笑いする日本社員。 80%割引を実行して、ZARAより安いというだけで田舎モノがオンライン購入、箪笥の肥やしとなる

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デザインディレクターはコレを見て「売れたわけだから値付けが間違ってたんだ」とメールを送り、日本社員全員が椅子から滑り落ちる。 でも英語力もない日本社員は言い返せず、また今シーズンも「売る努力が足りない」と結論づける

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「うるせーわ！」と日本社員は飲みに行って散々本社の悪口で飲み散らかす。 二日酔いで出社すると本社からメールが。 「来シーズンの第一目標はセールスアソシエーツの再トレーニング」 日本社員全員泣き笑いしながらずっこける。

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バナリパ物語3 アメリカ本社上層部部は今回の日本の売り上げを見て、「日本の教育が必要」と言う。 日本にデザインディレクター含めたVP達を送り、日本の「再教育」と日本はバナリパが勝てるマーケットであると伝えに行く。

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まずバナリパはGAPも含め、グローバルブランドとして認識されており、日本では認知度を高めることが大事だと言う。 逆に日本が言うローカライゼーションはGAP本社の意図と反逆するので、それはタブーとされる。

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日本本社はバナリパが勝つためにはアオキに代表されるような日本の強力なスーツメーカーに勝つ必要があるという。 凄腕テーラーを抱えたスーツメーカーは仕立ては品質など言うまでもなくバナリパの数倍上。 スリランカで作ってるスーツなど日本に勝てるわけがない。

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そこでアメリカ本社は日本もネクタイが消えつつあり、スマートビジネスの時代が来たといい、アメリカでそれを引っ張るバナリパこそ「デザインで」勝てると言い張る。 日本社員はデザイン、仕立て、素材で最悪のバナリパが勝てるわけがないと知ってるが、怖くて言い返せない。

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本社はケバケバでボディコンで胸や足を露出した品のないデザインを表に出して、「このような優れたデザインは日本に無い！」という。 ずっこける日本社員。そんなデザインひどすぎて日本に存在してないだけなのに。 日本のデザインは保守すぎて、これを変える「機会」だと結論づけられる。

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日本に送られてきたのは、時代遅れのスタイルに、「イタリア製だ」というだけで選ばれた安っぽい生地に安っぽい仕立て。 日本の真似してラペルにスティッチ入れたりしたが、スリランカが工場で作ってるので、直線じゃないし荒い。

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どう見ても日本のスーツ屋の3万円の価値さえないデザインの悪いスーツを８万という値付けで売れと言われる。 スーツにうるさい日本人男性客は手に取ることすらしない。 店員も「イタリアの名門の生地使ってて〜」とかいうが、客は「そんなのどこでもそうですよね」と言い返す。

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日本の安いスーツ屋ではそれこそ袖口が本切羽になっているところさえある。 ８万もだすならフルオーダーだって可能だ。 バナリパのスーツはもうにほんで終わっている「スリム」がメインなのも売れない理由。 そしてなによりも尻まで隠れる上着が日本人には長すぎる！

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バナリパ本社の思い込みだけの、日本人の好きな「上級の生地」に「手作り感ある」仕立ては全くの見当違いだった。 上着の内側にはやたらイタリア生地メーカーのレーベルが貼ってあり、逆に痛いたしい。 仕入れのほとんどがバーゲン対象となる。

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バナリパ本社は日本の言う通り、テーラード文化を認め、それこそ「テーラードライン」まで作ってこだわりのスーツを作れば売れると聞いていたが、売れなかったので激オコ 日本は日本の職人文化を全く理解できてないアメリカ本社にがっかりするが、だれも説明できない。

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日本に言われたから、と本切羽とかやってバナリパのコストもあがり、結果的に競争できない値段にしてしまって尚更売れない。 麻だのなんだのよりも上質な素材にこだわる日本人なのに、奇妙な上質素材を選んでしまう。これはビジネスでは着れないから、尚更売れない。

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バナリパが想像するスマートビジネスのスーツ。笑 水色？チェック？麻とウール混のダブル？ どこの会社が許すんだよ pic.twitter.com/FnMYTBy5xD

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