画像生成AIによるGIFアニメ「人喰いポニテの少女」 ――AIが描く21世紀版の「騙し絵」？

しろうと @sirouto

画像生成AIによるイラスト「ポニーテールを共有する少女たち」 #AI #生成AI #画像生成AI #AIイラスト pic.twitter.com/iEHkFB3t85

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画像生成AIによるGIFアニメ「人喰いポニテの少女」 #画像生成AI #動画生成AI #AIイラスト #AIアニメ pic.twitter.com/zEcE0b3Oe1

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自分でも予想しなかった、ユニークな動画が生成できたので、解説しておきたい。上のAIアニメ動画「人喰いポニテの少女」について。「ポニーテールを共有していた少女たち」の一方の少女が、もう一方の少女の髪に吸い込まれているように見える。

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どうして、こうなった？　それは、「画像生成AI」が「プロンプト」との整合性しか取らないから。人が急に増えたり減ったりしない、という人間の常識がないから。人間から見ると、違和感のある奇妙な表現だけど、21世紀版の「騙し絵」といったところだろうか？

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画像（動画）生成AIの発展の方向性を考えると、ひとつにはこういう「騙し絵」が出る確率を下げる方向がありうる。たとえば「Sora」では、3D空間をシミュレーションして、空間の整合性を取れるようなので、それまでの画像生成AIより騙し絵が出にくい。そういうやり方が、今後の主流になるかもしれない。

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もうひとつは、主流にはなりそうもないけど、むしろ「騙し絵」を積極的に利用する方向性。もしかしたら、「未来派」とか「シュルレアリスム」みたいな表現が生まれるかもしれない。そこまでいかなくても、生成した絵を元にストーリーを考える、「ビジュアル先行」的な創作への利用くらいならできそう。

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「ファンタジー」に髪の毛を操るキャラはいるので、上の「人喰いポニテ」からも、そういうキャラを想像できる。というかそもそも、ギリシャ神話の「メドゥーサ」にしても、「女性の髪に蛇がひそんでいた」とか、そういう偶然的な出来事が元ネタだったのかも。もちろん、たんなる可能性のひとつだけど。