ニンジャスレイヤーAoM シーズン5第3話【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】予告編

ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「それで……」ザルニーツァはドンブリを浮かせ、ダシ・スープを口にした。「解析の結果は？」「カジノ・デジマだ」ビルは答えた。「知っての通り、カタナ・オブ・リバプールはこの度のロンドン奪還を記念し、カジノ・デジマにおいて巨大博覧会を開催する。勝利宣言と力の誇示を行うのだ」　22

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「会期中は、K.O.Lが力で収奪してきた世界中のレリックの数々が、パビリオンに集められる……」ザルニーツァは呟いた。彼女は気付いた。「……その展示品の中に、ブギーマンの狙うものが？」ビルは頷いた。「当のK.O.Lは非協力的だ。どちらでもよいが」「つまり……」「強行するか否かの違いだ」　23

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「博覧会オープニングセレモニーへの潜入？フン……」廃屋のブラインドが、対峙する二人のニンジャに縞模様の影を映す。「バカげた話だ」「ゆえにこそ、そこにハンザイ・コンスピラシーのフーリンカザンがある」窓の外で稲妻が閃き、ペイルシーガルと、対するエラボレイトの姿をさやかにした。 24

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「ブギーマンは狂った怪盗ニンジャであるという」「その手の戯言はむしろ、貴様らハンザイ・コンスピラシーの役目では？何故ブギーマンとやらを求める？」「プロフェッサー・オブ・ハンザイの幾何学犯罪計画に興味はない」ペイルシーガルは首を振る。「標的はブギーマンの月の石。それで充分だ」 25

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「フン……まあいい」エラボレイトは油断なき目を闇に光らせた。「貴様らは幸運だ。このエラボレイトが、貴様らハンザイの敵でなく協力者となったという事実」「……」ペイルシーガルは目を細め、このUCA出身のニンジャを見やる。エラボレイトは念を押すように言った。「なぜなら俺は、真のプロだ」26

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――古代レリックが集まる危険なKOL博覧会に、幾つもの思惑が、インガが、カラテが集まる。勝負を制するは、アルカナムのビル・モーヤマか。ハンザイ・コンスピラシーのペイルシーガルか。あるいは……。「ブギーマンに気をつけろ」。【ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー】近日開始！