オーストリア＝ハンガリー帝国最初の女性パイロット、リリー・シュタインシュナイダー。驚いたことにクーデンホーフ光子の長男の最初の妻でした

加藤郁美 @katoikumi

女性写真家の草分け的存在ドーラ・カルムスの作品を見ていたら、興味深い人物が何人も。リリー・シュタインシュナイダー（1891- 1975）は、裕福なハンガリー系ユダヤ人の一族出身でオーストリア＝ハンガリー帝国最初の女性パイロット。で、驚いたことにクーデンホーフ光子の長男の最初の妻なのでした！ pic.twitter.com/GRCX5XTBtB

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ハンガリー帝国最初の女性パイロット、リリー・シュタインシュナイダーの肖像。全図が見たいなあ。オーストリアの航空会社に雇われ、タウベ (航空機)に乗り各地の飛行競技会や展示飛行に参加したとのこと(wiki)。アメリア・イアハートもそうだけど、初期の女性飛行家の、内気そうな面差しに惹かれる。 pic.twitter.com/FKuWHCvf4j

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Wikiに載ってるこの「ハンス・クーデンホーフ＝カレルギー伯爵夫妻」は謎。飛行機は描いてあるけど、なぜリリーは18世紀ふうに髪を結ったスフィンクスとして描かれてるんだろう？…ふたりはチェコのロンスペルク城で暮らしていたけど、ナチスの台頭によってイタリアへ逃れ、そこで離婚した由。 pic.twitter.com/oHE7GdjOZX

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女性写真家の先駆者のひとりドーラ・カルムスの作品で気になったもうひとりの女性は、アシル・ミュラ王子の妃、マグダレーナ Magdeleine。パリ社交界の花形で、1926年12月には婦人有権者同盟サンフランシスコセンターからの招待を受けたという。 yungee.com/prince-and-pri… pic.twitter.com/X5k5OG0Ljh

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アシル・ミュラ王子妃マグダレーナはシャスループ侯爵ラウバットの娘。ラウバット侯爵（1805–1873）のことか？ ナポレオン3世の植民地政策の最前線にいた人物で、アルジェリア総督、植民地大臣を歴任し、コーチシナ（南ベトナム）植民地化を主導。それでベトナム衣装を纏う彼女の写真（1926/NY）が？ pic.twitter.com/yPP5Ke68xD

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シャルル・デスピオ「アシル・ミュラ王子妃」、1934。こちらもマグダレーナだろうか？ centrepompidou.fr/fr/ressources/… pic.twitter.com/XX0SyS8CQN

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で、アシル・ミュラ王子とはどこの王子かというと、ナポレオン帝国下ナポリ王国の王子様だった。ナポレオンの妹カロリーヌの夫ジョアシャン・ミュラがナポリ王ジョアッキーノ1世。ミュラ（イタリア語ではムラト）の王国はムラッティアーナ（「ミュラ王朝」）とも言われるwiki。何代目かいまいち⁇ pic.twitter.com/kdjCswmFss

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以上、amazonプライムで観られる「クリムト　エゴン・シーレとウィーン黄金時代」からググってみつけた人たち。久々に夢中で調べちゃった。おもしろかった！ youtu.be/YrzGZw4Rgco