- tkatsumi06j
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民度の反映です。“@shimanchu2: マイケルジャクソンとレディーガガの歌詞って似てる。生きるパワーを与えてくれるね。それに比べてJPOP……。シンプルに伝わる歌詞が売れてるけれど、いいのか悪いのか。。。浅い。”
2012-01-02 18:04:20なぜ民度の問題か。例えば日本では堕胎について、権利と命という議論で国論が割れることはない。自衛隊内にゲイがいたとして、それを認めるか認めないかの社会問題にも発展しない。安楽死について、尊厳死か殺人かという主張で割れたりしない。民度が違うのも当然だろう。但し、だからといって(続く)
2012-01-02 18:11:12日本の民度が「低い」訳ではない。「異なる」のだ。例えば日本では近年、ニューハーフやGIDのタレントが起用され、社会に共感と感動を持って迎えられている。こういう現象は、アメリカでは見られない。アメリカでカミングアウトするのと日本でするのとでは、そのインパクトがまるで違う。続く
2012-01-02 18:15:12続き。これは日本がより寛容な社会だからだと思う。その寛容さをもたらすのは何か、よくも悪くも単一民族国家であることに由来すると思うのだが、その上に宗教上・信仰上の寛容さが付加されているのだと思う。つまり信条に拘らないから、他者を受け入れ易いのではないか。でも、問題がない訳ではない。
2012-01-02 18:17:57だから、日本の民度はアメリカとは明白に「異なる」部分がある。それはアートの世界の表現にも如実に現れ、ときにそれは「浅い」とか「民度の低さ」の表れと思うかもしれない。だが違うのだ。日本には同じ問題がないから、問題意識が浮上しないだけなのだ。但し、これは一概に良いものとはいえない。
2012-01-02 18:20:21アメリカを宗教上・思想上寛容のように見えて、日本では社会の表面に出ない問題が多い。また表面に出たとしても解決されないまま、メディアも表層をまぞったまま根本的解決を迫らないような問題が多い。例えば、いじめ。学生時代から存在し、成人になっても続いているこの国のまさに病巣といえる。
2012-01-02 18:22:55続き。寧ろ表に出て成功してこそ、「異なってもいいんだ」という肯定が得られる。実績で存在価値を示すしかないシビアな社会といえる。しかし一旦肯定されれば、根底が寛容なので社会は受け入れる。肯定されるまでの道のりが辛く険しく、その過程で諦めてしまう人のほうが多いのだ。続く
2012-01-02 18:27:33続き。だから、日本はもっと本質的に寛容な社会になる必要がある。そうでなければ、高ストレス社会である現状は変わらないし、自殺する人も後を絶たない。そして、自殺する人が生まれてくる人間よりも多いという状態に国家が陥ることは、国家としての滅亡を意味するという大きな意味もある。続く
2012-01-02 18:29:36(参考)「自殺」に関する最新ツイートまとめ
続き。少子化と自殺・いじめが切ってもきれない関係にあるのはそのためだ。この国を真に再生して活力を取り戻すには、経済という社会基盤は勿論のことだが、その基盤の礎となる「人」をより生かす国づくりをしなければならない。だから、より寛容な社会を目指し、より人を生かす国を作ろうではないか。
2012-01-02 18:32:23結び。さだまさしの台詞じゃないけど、「だってね、人はばたばた死んでいく、或いは海外に逃げちゃう、投票率は低い、政治的関心の低さが政治に反映されちゃう、それでいて、結婚はしない。子供はつくらない。こんな国でつくりたくない。どないせーっちゅうんじゃ!」寛容になろうよ。ってことです。
2012-01-02 18:35:35より深みのある寛容さをもつ社会になること。 それが本当の日本の活力だと思います。 ご精読ありがとうございました。
2012-01-02 18:37:20