竹取物語の作者がもし紀貫之ならば

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桃缶🍑ココハナ @momokan_create

秋田県出身漫画家🖋集英社ココハナにて『花見小路北日記』連載中。他『哲学者のコーヒータイム』『数式を編む』 / めちゃコミ『初恋は婚約のあとで』/『紅一献!』単行本全2巻発売中!お仕事はDMへ📩 #漫画家

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竹取物語って作者不明とされてるんだけど、紀貫之なのでは説があって、土佐日記見ると確かに節回し(ダジャレとか)が似てて信憑性あるなあと感じた。 で、こないだ土佐日記読んでたら土佐で亡くした幼い女の子を偲ぶ部分があって、それを見てふと思った。→

2024-04-30 10:05:47
桃缶🍑ココハナ @momokan_create

竹取物語の作者がもし紀貫之ならば、かぐや姫は幼くして亡くなった我が子を模しているのかも。紀貫之50代後半?くらいの頃にできた子だとすると、竹取の翁とかぐや姫の親子年齢の差や、歳をとってからの子がめちゃくちゃ可愛いことなどの心情と符合する。→

2024-04-30 10:09:16
桃缶🍑ココハナ @momokan_create

かぐや姫は未婚を貫くが、これはもしかして紀貫之自身「たとえ帝が求婚してこようとウチの娘は嫁がせん!」ていう溺愛にも見えるし、未婚のまま幼くして亡くなったことを暗に仄めかしているともとれる。ひょっとしたら紀貫之は娘の死について「いったい何のために娘は生まれてきたのか」と自問し→

2024-04-30 10:15:08
桃缶🍑ココハナ @momokan_create

かぐや姫が何のために地上を訪れたのかという物語に昇華させて、娘の魂と自分のやるせない心を供養したかったのではないだろうか。 竹取物語はタイトルもいくつか説があって、「竹取の翁の物語」といわれることもある。だとすると、主人公は竹取の翁であり、彼の苦悩が物語の軸になる。→

2024-04-30 10:18:31
桃缶🍑ココハナ @momokan_create

もし竹取物語の作者が紀貫之で、亡くした娘を偲んで物語として昇華させたかったとするならば、紀貫之は自分自身の苦悩を翁という人物に投影して書いたことになるのでは…。 あくまでわたしの妄想なんですけどね。 物語を書くひとって、自ずと自分自身をどこかに投影させて書くことになる気がする。

2024-04-30 10:23:05
桃缶🍑ココハナ @momokan_create

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2024-04-26 10:35:29
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