函館市の五稜郭駅前に広がる空き地の謎、あるいは正直すぎる不動産オーナーの話

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リンク NHK北海道 ことしで90年 函館大火 | NHK北海道 【NHK】函館は風の強い津軽海峡に突き出た半島にある町です。木造家屋が多かった時代、火事が起きると、風で瞬く間に燃え広がり大きな被害につながりました。函館市のホームページには江戸時代以降の30回の大火の歴史が記されています。その中で、いわゆる“函館大火”と言えば最も被害が大きかった昭和9年3月21日の火災を指します。ことしはそれから90年。どれほどの被害だったのか?そして函館の町はどのように復興したのか?―この歩みを振り返ると現代の防災を考える上でも重要なポイントが見えてきます。

市立函館博物館学芸員 内田彩葉さん
道路の幅を広げると言うことで、宅地だった場所を道路にしなくてはならなかったんですね。その際、函館の地主さんたちが積極的に無償で土地を提供して復興道路を作り上げて行ったんです。官民一体となって、本当に市民の皆さまの協力があって函館市の町づくりが進んでいったのだと思います。