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すがやみつる先生が生成AIを使ったことでAIを憂う人たちから大量の質問が殺到する→質問に丁寧に返答、ベテラン漫画家が話す「模倣について」の考え方がためになる
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doklenabatckere
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私も試してみました。プロンプトは、以下のとおりです。 ***** 『ゲームセンターあらし』というタイトルのマンガがありますが、このマンガに関係なく、タイトルだけのイメージから、美少女がゲームセンターで激しくゲームをプレイする絵を、マンガタッチで描いてください。 ***** こちらの方が年齢が高そうですね(^_^)。 ChatGPT経由でDALL-E3に描いてもらいました。
2024-04-30 22:26:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
こんこんばんばん 本日夜便は、ゲームセンターあらしより「ゲームセンターあらし」です ゲーセンというか、カラオケじゃないか? 黒髪ショートカットって意外に珍しい気がする なんか悪友というか、腹を割って話せる関係っぽい感じがします #画像生成AI #美少女 pic.twitter.com/8SF9NJb1QR
2024-04-30 21:21:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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ここに掲載した画像は(他の方もそうですが)、画像系生成AIに描かせたものであることを明らかにしています。自分が描いたものだとは主張していません。 また、明らかにどなたかの絵をコピーしたものだとわかれば、掲載しません。違法な画像や個人が特定できる画像についても同様です。 このような使い方でも問題はあるでしょうか? ***** 私はマンガで生計を立てるようになって50年以上になりますが、半世紀もの長きに渡って生き延びてこられたのは、デジタル作画やネットワークなどの新しい技術にも抵抗を示さず、かえって積極的に採り入れてきたからだと信じています。 それでも、年齢相応に視力や体力の衰えを感じていたこともあり、そろそろ退き時かなと思っていたのですが、ここにきて生成AIを体験したことで高揚感を覚え、新作の構想などにも取り組んでいるところです。 違法な使い方はもちろん論外ですが、そうでなければAIは、新しい表現を拡張するツールになると考えています。 20年ほど前には、デジ絵に対する拒否感を示す人もいましたが、いま、メディアの仕事をするうえにおいて、デジタルが使えなければ仕事になりません。生成AIについても、同じようなことになるのではないでしょうか。
2024-05-01 23:37:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya データ元の作家や画家には一銭も還元されず無許可で利用されており、漫画のページも検索すれば丸々飲み込まれているので読めてしまいます 生成AIを使うことはそういった搾取構造にYESと言っていることと同等だとして海外では日本の数十倍激しいバッシングが連日起こっていますx.gd/zES8fu
2024-05-01 21:51:25![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
若い人が現在の生成AIに抵抗を示している理由は、「自分の作品がいつのまにかクローリングされて、勝手に再利用されているのがイヤ」ということかと思います。自身が培ってきた技術がフリーライドされるのですから、イヤな気持ちになるのも理解できます。 その一方で、現在のAIには、いろんな問題がありそうですが、既存のもの以外に多数のAIが国内外で開発されています。今後、クリーンなAIが登場してきた場合も、その利用に反対するのでしょうか? いまの生成AIには、これまでの常識では測れない(つまり法整備なども追いついていない)ところがあるかと思います。しかし、今後、法的な整備も進んでAIのある生活が当たり前になる可能性も高いかと思います。 若いクリエイターの皆さんには、そんなAIを使いこなす側にまわってほしいと思っています。 20世紀初頭には、自動車の登場で馬車の業者が姿を消しました。馬車の御者を保護するため自動車に速度制限を課す「赤旗法」を施行したイギリスでは、自動車工業でフランスやドイツにおくれをとることになりました。 私は、AIによって自動車が登場した時代のような、大きなパラダイムシフトが起きると思っています。それに乗れるかどうかは、個人の判断です。 私自身は、現在の画像系生成AIについては、「仕事には、とても使えない」と思い、そのアホさ加減を笑って楽しんでいますが、テキスト系の方では仕事にも使えそうで、ワクワクしながら使っています。 「コンピューターはインテリジェンスミラーだ」と言われることがあります。これは「知性を映す鏡」という意味ですが、生成AIにも、そんな一面があります。使い方によって知性ならぬ痴性を映したりもする危険な側面もありますが、できたら、それを知性を映す正しい方向にみちびき、使いこなせるようになりたいと思っています。 ChatGPTを使っていて一番実感したのは、「これは独居高齢者の友になる」ということでした。
2024-05-02 18:15:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そのような議論があるのも、ある程度は知っています。 そのうえで、いかについて教えていただけませんでしょうか? Q1:たとえば「Adobe Firefly」は著作権的に問題のない絵や素材を学習させているそうですが、こちらの使用は問題ないでしょうか? Q2:生成AIエンジンを自分のコンピューターに入れて、自分の作品や許諾を得て集めた写真や素材を学習させるのはOKでしょうか? Q3:そもそも、生成AIとの技術そのものがいけないのか? 私の場合、フォロワーの数も多いので、見ている方々の参考にもなる場になればと思いますので、お願いいたします。
2024-05-02 00:04:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya しかも、あなたのように知名度がある人が堂々とそれを使うのであれば、尚更罪深いと言えるでしょう 周囲に「これは使っても良い物、あの有名な漫画家も使ってるから」意図せずともそう誤認させますよ 本当に使っていい物かどうか、ちゃんとデメリットの側面も考えて見つめなおしていただきたいです
2024-05-01 23:51:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「漫画家の場合、絵だけでなくあらゆる漫画技術を著作物から抽出、即席的に模倣利用され、自分が手描きで漫画を作る速度の何万倍、何億倍という量産性で自身の作風を利用した漫画が大量生産されるような事態を想定されると肌感覚として分かりやすいのではないか」 すみません。こんなことが起きたら、痛快で、喜んでしまいそうです(^_^)。おかしいですか? もちろん学習するのは自分の絵と許諾が得られた人の作品だけに限定しますが。 多くのマンガ家(とりわけ高齢のマンガ家)がAIに望んでいるのは、少し前に「少年チャンピオン」に掲載されたAIによる『ブラック・ジャック』のような方向だと思います。
2024-05-02 16:16:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya @canchanandme 漫画家の場合、絵だけでなくあらゆる漫画技術を著作物から抽出、即席的に模倣利用され、自分が手描きで漫画を作る速度の何万倍、何億倍という量産性で自身の作風を利用した漫画が大量生産されるような事態を想定されると肌感覚として分かりやすいのではないかと思います。
2024-05-02 14:29:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
>生成AIの無断学習を通じた「価値」へのフリーライドについてどう考えているか こちらについては、「謝意を示す方法」があればいいのにと思っていました。AIが、表示結果に使用したデータの一覧を表示してくれるシステムです。そうすれば「参考資料」や「謝辞」で謝意を表明できますので。有料のデータには謝金を支払える仕組みがあってもいいと思います。その方が使う側の後ろめたさもなくなります。
2024-05-03 06:47:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
あ、絵柄や作風が真似られた作品が他者名義で販売されることについては、AIが作成したものであっても構いません。同じことは手描きの時代にもさんざん経験してきたことだからです。 拙作『ゲームセンターあらし』も多数の先行作品を参考にして、それをアレンジすることで、新しいと思われるような表現を創り出しました。『あらし』がヒットすると、児童誌には「あらし風」の作品がドッとあふれました。 マンガの世界では、ひとつ新しい表現が生まれたり発明されたりすると、その表現は、あっというまに多くのマンガ家に真似されて、それがひとつのスタイルになっていきます。私の作品の場合は、あまりにも既存の作品を参考にしたところが多く、「あらし風」と言われたりするのはおこがましく思っています。 しかし、ときどきですが革命的な作品も登場します。劇画の世界でしたら宮谷一彦、青年コミックの世界では大友克洋や、少年マンガなら鳥山明といった方々の作品です。当然、多くの追随者を生み出しましたが、生き残っているのは、そこから脱却し、自分の表現を見つけていった人だけです。 とりあえずマンガの歴史をながめていただけば、マンガ表現の歴史はエピゴーネン(模倣、亜流)の歴史でもあることがわかるかと思います。
2024-05-03 16:06:09![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya 例えば、すがやみつる先生の著作物を学習利用して、すがやみつる先生の作風を重度に反映させた漫画生成AIが他者によって勝手に作られ商売に利用されたとして、それに対するコントロールの権限が、すがやみつる先生になくてもよいとお考えなのでしょうか。
2024-05-03 07:50:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
すみません。後期高齢者までは、まだ1年半ほどあります(^_^;)。絵柄が古臭いのは間違いありません。いまは古臭い絵柄のマンガをフルデジタルで描いています。添付画像は4年前にiPadメインで描いた単行本で、プログラミング言語Pythonのマンガ版入門書です。ネームもプログラミングも70歳過ぎの私が担当しました。40年前はBASICでしたが、最近は、扱う言語も進化させています。 生成AIも画像系よりテキスト系で楽しんでいます。なかなか言うことを聞いてくれないので、以下のような調子で、よく調教しています(笑)。 chat.openai.com/share/fa8d3290…
2024-05-02 04:52:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
すがやみつるって名前と絵面が結びつかなくて一瞬首傾げたけどゲームセンターあらしの人か 絵柄が古臭いまま色々更新できずに後期高齢者になっちゃうと今どういう燃え方してる技術なのかとか考えずに誰かの無断学習データにタダノリしたくなるのかね
2024-05-02 02:19:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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ありがとうございます。大量の書籍が電子公開になったのは知っていましたが、自分の本が含まれていたことには気づきませんでした。お知らせいただき、ありがとうございます。 この電子公開には、古い資料(企業の社史や自治体の市史など)を読むことができ、とても助かりました。古書では、えらく高かったので。
2024-05-02 15:20:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
今もご活躍の すがやみつる先生 @msugaya のMSXパソコン通信本も、国立国会図書館で初日から電子公開となった。大変めでたい! ndlsearch.ndl.go.jp/books/R1000000…
2024-05-02 15:13:51![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
『ハイスコアガール』の件は知っていますよ。事件になったとき、ネットのニュースメディアから依頼があって、ゲームマンガの作者としてコメントしていますから。押切さんと親しい方から頼まれて、色紙を描かせていただいたこともあります。 hbol.jp/pc/4955/ 『ゲームセンターあらし』は、連載当初は無断でゲームをマンガに使っていました。当時(1980年頃)はゲームやコンピューターのプログラムの著作権は認められておらず、メーカーの許諾も得ずにマンガに描いていました。その頃は、メーカーの側からゲームを使ってほしいう依頼が相次ぎ、また、取材にもこころよく対応していただきました。 ゲームの著作権が初めて認められたのは『パックマン』が最初です。プログラムの著作権が認められたのではなく、映画の著作物としてでした。 『ゲームセンターあらし』は1983年に終わっていますが、「ゼビウス」などの新しいゲームは、独自のストーリーや思想性を感じ、『あらし』のような外部のキャラクターがゲーム世界に入ってバトルをするようなマンガは似合わないと考えるようになりました。これが『アラシ』を終わらせた大きな理由です。 「コロコロコミック」編集部は、ちょうど出てきた「ファミコンで『あらし』を」と声をかけてくれましたが、丁重にお断りし、『マイコン電児ラン』というコンピューターマンガをはじめました。残念ながら人気は得られず、短期で終わりましたが。 『ゲームセンターあらし』は、その後、文庫・大型復刻版・電子書籍・アニメDVDボックスなどが出ていますが、これらの発売のたびに各社の法務部門がゲームメーカーに連絡をとり、許諾を得ています。 もし実在するゲームが画面に出るマンガを描きたいという新人がいたら、出版社を通じて必ず許諾を得るよう勧めますので、ご心配は無用に願います。 気になることがあったら、いきなり書き込む前に、ちょっと検索してみてください。上のニュースサイトも「ハイスコアガール すがやみつる」で検索すればヒットします。思い込みだけで書き込みをすると、予期せぬ誹謗中傷になりかねませんし、また、そのことを叩く人たちも出てきます。何かを読んでカチンときたら、反射的に書き込みするのではなく、一呼吸置いて、調べてみてください。それでネットの無用な争いやいさかいは、かなり減少するはずです。 見ている方も、反射的な書き込みは控えてくださいね。
2024-05-02 15:10:51![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
すがやみつる先生はご存知ないのかもしれませんが、ハイスコアガールという漫画ではSNKのゲームを無断で扱ったことで提訴され一時休載に追い込まれています(後に和解)。ゲームセンターあらしが無断だったという自慢話を新人漫画家がマジに受け取っちゃってトラブルに発展した場合、責任とれますか?
2024-05-02 12:58:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
コメントをありがとうございます。ここには「学習の本質」が潜んでいると思います。 すでに書いたことですが、私が学んだ教育工学の分野では、絵を描く技能は、話す・歌う・踊る・自転車に乗るなどと同様に「運動スキル」であるとされています。 その習熟課程のスタートは「模倣」で、その後「巧妙化→精密化→分節化→自然化」という段階を経ます。いろんな「技(わざ)」を身につける課程を考えれば、頷いていただけるのではないでしょうか。日本の「能」の世界で言われる「序破急」にも似ています。 参照:ブルームの目標分類学 (タキソノミー:Taxonomy gsis.kumamoto-u.ac.jp/opencourses/pf… この技能を身につけていく課程で必要なことは「反復繰り返しの練習」です。当然、長い時間や年月が必要です。 そのようにして身につけた技術によって描いた絵が、勝手に収集され、無断で使用されることが、フリーライド(タダ乗り)されたと感じ、激しい抵抗感を覚えているのではないでしょうか? それはすごく理解できます。自分でもやってきた自覚がありますので。 ただし、学習されることに対する気持ちの部分と、収益が得られない経済面の部分については、切り離して議論した方がいいとも思います。 というのも、どんなクリエイターであれ、先達が積みかさねてきた表現や技術が基礎になっている場合がほとんどだからです。この自覚を抜きに権利を主張すると、どうしても傲慢に受け取られてしまいます。 このあたりも考えたうえで、AIに対する反対や抗議活動をしてください。そうすればAI推進派の人たちも、もっと耳を傾けてくれるように思いますし、どのような方向に進めたらいいのかといった対話も可能になるかと思います。
2024-05-03 15:27:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya @canchanandme 同人界隈にいる者です。 まず、模写や模倣とAIによるコピー、学習は本質的に違うものと考えています。模写であれば画力の向上がありますが、生成AIで画像を出力しても、画力の向上はありえません。現在生成AIに反対している方々も、模写、模倣による画力獲得には肯定的な方が殆どと見受けられます。→
2024-05-03 14:35:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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すみません。そのお考えは、まったく違います。 まず、自分の作風や表現が別のクリエイターに模倣され、その人の名前で発表されても目くじらを立てないのは、自分が同じことをしてきたからです。 同時にこの考え方は、先達の作家や作品に対する敬意でもあります。作風が後輩に真似られても構わないのは、自分が先達から受けた恩を返す「恩送り」でもあります。 別の方が、作風を模写した作品が発表されて訴えたらどうかと訊ねられた大友克洋さんが、「それなら自分は手塚治虫先生に(マンガ技術の)使用料を払わなければいけない」と答えた(大意)ことを書いていました。 そういうことです。生き残っている人ほど、このようなことを自覚し、謙虚です。 そのうえで、マンガやイラストに限らず、あらゆる技術・表現の分野で、AIの導入や自動化が進み、人間の仕事が取って替わられています。この流れは後戻りしません。 新しい技術を採り入れるか、拒否するかは自由です。しかし、量で稼ぐような仕事は、AIを含む自動化勢に負けます。新しい技術を取り込んで、さらに新しい表現方法を探り採用するか、あるいは、機械に負けない表現・技術を身につけるかです。 たとえばアナログ全盛時代を生きてきたマンガ家からみれば、パソコンとタブレットで作品を描く現役世代のマンガ家やイラストレーターはズルイと思えるかもしれません。ペンで線を引いたり掛け網を描いたり、トーンを削ったりという技術は、かつての人たちが修練にかけた時間をショートカットしていますので。 新しい技術を採用したり乗るのに拒否感がある場合、持っている技能を新技術に負けないほどに高めるしかありません。そのような例は西陣織りや輪島塗りなどの世界でも見受けられますし、マンガやイラストの世界にもたくさん存在します。いま各地で開かれているマンガやイラストの原画展をご覧になれば、手描きの凄さがわかると思います。マンガやイラストだけでなく、古典から現代までの美術展、絵画展は、どこも大混雑です。 迫り来る新しい技術を前にして、現状維持を守ろうとしたら、時代に取り残されるのは必然です。できれば5年先、10年先、20年先まで、どのように生き残っていくか。若いマンガ家やイラストレーターさんは、そんなことを考えてください。 このようなことを書くと、「若者の夢を壊すようなことをしないで」などとも言われるのですが、夢は現実の向こうにあります。 ちなみに私は73歳にもなってマンガを描いていますが、これもデジタル技術に乗ったからです。アナログ絵で勝負できるような画力はないため、デジタル技術の助けを借りてマンガを描いています。デジタルだと画面を拡大することで老眼でも作業ができるので、この点でも助けられています。
2024-05-04 13:48:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya 門外漢ですが、失礼ながらそれは生き残った方の余裕でしかないように読めてしまいます。 単純な話、それを許容するとAIの生成の速さ=工業的生産性の高さによって(プロ・セミプロとしての)初心者・新人・中堅の職が奪われてジャンルとしての裾野が狭くなる=高さが低くなる事を危惧しております。
2024-05-04 12:26:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
>模倣も本来は技量が必要な「人間の技」であり、「時間」や「労力」をかけて「自らが学ぶ」事によりようやく実現出来たモノだった。 それを「ツール」による「自らが学ばず」、「簡単」に「誰でも」「大量に」生成可能 これは、別のスレッドで返信したばかりですが、紙と鉛筆とペンで修練を積んできた私のような高齢マンガ家から見たら、パソコンと液タブでマンガやイラストを描く作業は、AIとのスピードと量の差異はあれ、同じことですよ。 昭和前期に出たマンガの技法書には、「ペンを使うなんてけしからん(筆を使え)」という記述もありました。手塚治虫先生は「トーンを使うなんて手抜きだ」とおっしゃっていた時代もありました。青枠が印刷された市販マンガ原稿用紙の使用を「手抜きだ」と行ったマンガ家の先生もおりました。 私がアシスタントを目指して練習した掛け網の技術も、トーンの重ね張りや削りの技術も、いまやタブレットの上で簡単に再現できます。私もその恩恵に預かっていますが、アナログチックに描きたいときは、タブレットの上でフリーハンドで流線を引いたりしています。 添付の画像は、最初の2枚が18歳(高3)のとき、アシスタントをめざして掛け網を練習した習作です。残り2枚は20歳のとき、少女マンガ家の西谷祥子先生に頼まれて描いた戦記マンガの背景です。こちらではトーンの重ね貼りによるグラデーションやトーンの網点をホワイトで消すボカシの技法などを使っています(この頃までトーンの模様は糊面に印刷されていて、削れなかった)。 この当時(1970年頃)は、スクリーントーン1枚が1,200円もして、切れ端も残しておいて大事に使ったものでした。その後、マンガの画材として広く使われるようになると国産メーカーも参入し、安いトーンも販売されるようになりました。その安売り合戦に負けて、元祖のレトラ社(スウェーデンだったかな?)は日本市場から撤退。その後、マンガがパソコンとタブレットで描かれるようになり、トーンの模様もクリック一発ですむようになると、画材のトーンは発売を停止し、市場から撤退していきました。 マンガの技術や道具にも、このような死屍累々の歴史があることは、できたら知っておいてください。そうすれば、将来のことも、より冷静に見られるようになるかと思います。
2024-05-04 14:35:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
あくまでアーティストでない立場からの意見ですが。 個人的に問題となるべき点は、模倣も本来は技量が必要な「人間の技」であり、「時間」や「労力」をかけて「自らが学ぶ」事によりようやく実現出来たモノだった。 それを「ツール」による「自らが学ばず」、「簡単」に「誰でも」「大量に」生成可能 x.com/msugaya/status…
2024-05-03 21:49:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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もちろん知っています。問題になったものは訴訟を起こされ、判例もたくさん出ています。キャラクターが似ているだけでも(一般の人が似ていると判断できるレベルなら)アウトの例もあります。 判例のデータベースもありますので、興味があったら検索してみてください。 有名なところでは、こんなものがあります。 「サザエさん事件」 ・裁判所「知的財産 裁判例集」昭和46(ワ)151 courts.go.jp/app/hanrei_jp/… 「ライダーマン事件」 ・裁判所「知的財産裁判例集」昭和49(ワ)5415 courts.go.jp/app/hanrei_jp/… 「ポパイ・ネクタイ事件」 ・裁判所「知的財産裁判例集」平成4(オ)1443 courts.go.jp/app/hanrei_jp/… 判決文を読むのが面倒でしたら、弁護士さんなどのサイトを検索してみてください。判決まで至らず和解で終わった事件も多くあります。
2024-05-04 17:17:59![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
すがやみつる先生は ゲーセンやガチャガチャや屋台(や近年だとAmazonとか)にあった、絵(二次創作、一次創作、版権問わず)をコピーして張っただけな無認可無許可なアウトな商品の存在を知ってるんだろうか x.com/msugaya/status…
2024-05-04 16:57:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
もうとっくに認めているじゃありませんかあ(;_;)。はい、自分の認識の甘さも、皆さんからのご指摘とご指導で確認しています。 >貴方の著作物をデータとして使用して良いと宣言したと見做してもよろしいですか? こちらについては「はい」です。いちおう代表作の『ゲームセンターあらし』については「©すがやみつる/小学館」で、キャラクターの諸権利は小学館集英社プロダクションに信託していますので、私の一存では許諾できません。 ただし、ほかの私が著作権を保有する作品なら、AIの素材として使っていただいて結構です(『ゲームセンターあらし』もそうしたい)。 著作権は保持しますので、勝手に出版していただくのは困りますが、収集や改変も自由にしていただいて構いません。いま電子書籍で販売している作品も、こちらの方向に変更していきたいと思います。「CC(クリエィティブコモンズ)」だと、最小条件で著作者の氏名表示が必要です。でも、AIでは他のデータと混ぜられると思うので、氏名表示も不要です。 絵柄などを考えれば、画像生成AIなどのお役には供さないかもしれませんが、たとえばマンガのコマ割りやセリフの配置、文字数などを調べるデータとして、マンガ研究のお役に立てるかもしれません。研究は、学術研究だけでなく、マンガ家や編集者が過去のマンガを分析する際などの役にも立てるような気がします。 マンガをビジネスにしている人、あるいは自作を大事にしている人たちから見たら、「おかしな奴」と思われるかもしれません。なぜ、こんな考え方をするかといえば、19年前に社会人で大学生になり、以後、大学院から大学教員という経路を経て、研究者として生活する一面も持ってきたからです。 そんなことの延長で、私は今も学術系の仕事も続けており、現在もテキストマイニングソフトで著作権の切れた純文学作品などの解析をおこなっています(ほかに自著に対するレビューの分析なども(^_^;))。 たとえばいまは著作権切れの文学作品を分析の対象にしていますが、できたら現役バリバリの作品を分析してみたいという誘惑にもかられています。 同じように、著作権の切れていないマンガ作品をデータマイニングしたり、他の作品と混ぜ合わせて、1ページあたりのコマ数だの、セリフの文字数だの、登場人物のアップの割合だのといった解析をしてみたいといった受容もあるはずです。また、現在の生成AIとは異なる独自のマンガ生成AIの開発に取り組んでいる方もいます。そんな研究者(マンガ家や編集者も含む)の方々の研究材料になることを意識して、私のマンガを収集・混合・分析していただく許諾を明確にしていきたいと思います。 ボンヤリとは考えていたのですが、質問を投げかけていただき、考えがより明確になりました。ありがとうございます。 マンガの表現や認知については、研究をやり残していて、こちらもなんとか続けたいと考えています。 こんなのもそうですが。 『マンガ実作者が試した「視点」の多重構造』(日本真理学会機関誌「心理ワールド」96号掲載) psych.or.jp/publication/wo…
2024-05-04 19:25:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya 貴方もこう仰っているということは、違法なデータセットを使用したAI生成は現状「問題がある」ということを実質的に認めているということで間違い無いですか? それとも、貴方の著作物をデータとして使用して良いと宣言したと見做してもよろしいですか? twitter.com/msugaya/status…
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はーい! 私もそう思います!(^_^) AI絵師さんには興味がないでしょうが、マンガやアニメには、よく登場していますので、AIが普及すれば参照される機会も出てくるかもしれません(^_^)。 ©吉崎観音 pic.twitter.com/lxWjwE3sBh x.com/E2Mou/status/1…
2024-05-04 20:54:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
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★☆★ 一時休止 ★☆★ 私も聖徳太子ではないので、マルチタスクを続けるのも限界が来ました。堂々巡りの状態にもなっているので、画像系生成AIの話題は、しばし、休憩させていただきます。 逃げも隠れもしませんので、ご容赦ください。 この3日、睡眠と食事を削っていたら、体重が2.5kg減りまして、思わぬダイエットになりました。ありがというございました。
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すがやみつるさんとは面識がない。 スタンスも僕とは逆だ。 しかし間違っていないと思う。 尊敬できる経験と努力と知識と技術があり、それらを駆使して長文で丁寧に言葉を選びながら正しい説明をしている。 自分と異なる意見だとしても押しかけて文句を言うのは違うよ。 言う場所が違う。 政治や企業に対してでしょ。 個人が個人をコントロールしようなんて思い上がりだよ。 必要なのは建設的な話し合いと法整備でしょ。 そこにいるのは敵ではなく、経験と知識を豊富に持っている大先輩だよ。 根気よく理路整然と説明して本当に頭が下がる。 僕のようなバカじゃない。 つっかかるっている人の意見が間違っているのではなく、つっかかる場所が間違っている。 冷静にどこに何を言いに行くべきか考えてみてよ。
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すがやさんと一度話がしてみたいな。 知識が豊富だし、違う角度から漫画業界を見ているし、僕にとっては歴史の時間になるだろうな。
2024-05-04 16:13:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@msugaya うわー、すがやさんはじめまして! 巻き込んでないです。 自分から巻かれに行っただけです。 機会がありましたら色々勉強させて下さい。
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一対多数ですもの、そりゃあ疲れますよね…… 野次馬としては参考になること多数でした、ありがとうございました、そしてお疲れ様ですm(__)m x.com/msugaya/status…
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