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元コンサルの回顧本に「現場に数値目標を与えると数値目標は達成されるが数値化されてない部分が必ず失われる」例として上げていたことの内容がキツい

わかりみがすごい
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はしもと@まちかどマルチサポーター @webservice20

確かになぁ。KPIを共有したい気持ちがある一方で、策が上滑りしちゃう可能性がありますよね。 具体策を実行する上で現場の負担が許容範囲内かがポイントかなぁ。 トレードオフできる現行業務が無いかを同時に考えるべきなのか…。 x.com/archangel_ht/s…

2024-05-07 07:46:59
林司@るーしゃんず @Archangel_HT

元コンサルの回顧本に書いてあったんだけど、現場に数値目標を与えると、その数値目標は達成されるが数値化されてない部分が必ず失われる、とされてるんだよね。バスの定時発車率にインセンティブを与えたら確かに率は上がったけど、信号無視とかするようになった、とか例を挙げてた。 x.com/Dirg_rocketdyn…

2024-05-06 16:24:48
片瀬ちひろ@長湯ダメ絶対 @c_katase

数値目標というのは「数値化不能な大きな概念を達成するために、一部を計測可能にしたもの」なので、「より良いバス会社て有り続ける」という概念そのものか意識から抜けるとこうなっちゃうんよね。 概念目標はエモいとかなんとか言う人いるけど、チーム運営等ではいちばん大事な部分だと思ってる x.com/Archangel_HT/s…

2024-05-07 09:00:48

おそらくこの本

眠れる森のパンダ @Panda_51

題名のインパクトの割に中身は堅実な『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です』でも、現場を歩き回って実態を把握することを軽視し、教条的な指導の押し付けを仕事と心得るコンサルタントが激しく批判されてましたっけ…著者のフェランさんが前者、会社を潰すのが後者と amazon.co.jp/dp/4479794336

2023-08-04 10:31:28
眠れる森のパンダ @Panda_51

この本は一人称で書かれてるので実際のフェランさんが客観的にみてどっちかは検証不能なわけですが、現場を歩き回り各担当者と丹念に話し合って決めた改善策が教条主義の上司に潰されて、マニュアル通りの通り一遍の改善策に変更され、結局事業が潰れてたという恨み言とかは面白かったですね

2023-08-04 10:38:18
眠れる森のパンダ @Panda_51

フェランさんはわりと漸進的な改善を提案したりもするのに対して教条主義的コンサルタントは抜本的改革を好むように見えましたが、90年代のそういうリエンジニアリング(BPR)の流行について『戦略の世界史』では「一時的な熱狂と失敗に終わった」とバッサリやってましたっけ amazon.co.jp/dp/4532240085/

2023-08-04 12:53:51
眠れる森のパンダ @Panda_51

「最も深刻な問題点は、リエンジニアリング・ブームが人間を『ありふれた些細な存在、再設計の対象となる交換可能な部品』であるかのように扱ったことにあった」と…ちなみに同書では、ビジネス界のBPRと軍事の世界のRMAとの類似性も指摘されております

2023-08-04 12:53:51
眠れる森のパンダ @Panda_51

同書では、運転手がバス停で待つ客を無視して走り去ってしまう例のほか、郵便局で配達の総処理時間に目標と設定したところ、未配達の郵便物を隠してしまうようになった例なども紹介されておりましたっけ(96頁付近) twitter.com/Archangel_HT/s…

2024-05-06 18:12:54
眠れる森のパンダ @Panda_51

同書では、運転手がバス停で待つ客を無視して走り去ってしまう例のほか、郵便局で配達の総処理時間に目標と設定したところ、未配達の郵便物を隠してしまうようになった例なども紹介されておりましたっけ(96頁付近) twitter.com/Archangel_HT/s…

2024-05-06 18:12:54
眠れる森のパンダ @Panda_51

フェランさんはこれらの事例について、「我々は、目標の評価基準にもとづいて報酬や罰則を設定してしまうと、社員は会社の利益を犠牲にしてでも自己の利益を追求しようとするということをわかっていなかった。社員がなりふり構わず目標を達成するように我々コンサルタントが仕向けてしまったのだ」

2024-05-06 18:16:28
眠れる森のパンダ @Panda_51

「我々のもうひとつの勘違いは(中略)従業員はおとなしく目標に従い、罰を受けても制度に逸脱した行動をとることはないと思っていたことだ」「何も考えずにただ目標を達成するよう命じられるこのシステムそのものが、人間の判断力を失わせるように設計されているのだ」と考察されています(110頁)

2024-05-06 18:16:28