主に田中秀和が使っているコード進行「ラムネ進行」についてのまとめ

18
るーびお❄ @rubio_flat

Ⅲ(Ⅲm)→Ⅴmの進行めちゃくちゃ好きで自分は勝手にラムネ進行って呼んでるけど名字が田中の人以外で使っている人を見たことがないのでもっと流行って欲しい 田中秀和 ラムネ色 青春 V字上昇Victory グッドラック ライラック 田中宏和 めざせポケモンマスター

2021-06-02 09:46:24

この当時はⅢもⅢmも混ぜていますが,定義のぶれが生じないようにⅢ Ⅴmの方をラムネ進行とし,Ⅲm Ⅴmは派生ということにします。

解釈1 多重接続(マルチネクサス)

るーびお❄ @rubio_flat

M@GIC☆などにⅢ7 Ⅴm7の進行があり私はラムネ進行と呼んでいますが,考えたことをまとめました フォロワーが多重接続という概念を考えてくださいました ジャズ系にあるInterpolateの接続系理論版だといえます X Y Zとあったとき,Yの一つ前のコードXによる接続スキーマが保持されるというものです pic.twitter.com/M9boG8T1NH

2024-05-08 16:29:49
拡大

画像にはないですが『シンカケイスケッチ』も該当します。

接続系理論とは何ぞや?という方はこちら:
https://soundquest.jp/quest/nexus-system/control-factors/

るーびお❄ @rubio_flat

Ⅲ7 Ⅴm7 Ⅵ7の原型はⅢ7 Ⅲø(-9) Ⅵ7であるとの結論に至りました 1度の接続が元で,根音省略によってm3▲になります この進行は用例の通り現在は田中秀和が主に用いています 彼はⅢø Ⅵ7という進行を好んでいるため,その派生として使われていたということがわかりました kaho-ss.blogspot.com/2014/10/blog-p… pic.twitter.com/oQBNnjJwiL

2024-05-08 16:29:50
拡大
kanakanakanatch 🌗 @kanakanakanatch

Ⅲ7→Ⅵ7これを Ⅲ7→Ⅲm7(b5)→Ⅵ7こうして Ⅲ7→Ⅴm7→Ⅵ7なんか、こう……!

2024-05-08 08:08:16
D♭いのりまち町民🎧 @FIRE_phoenix76

III7→Vm7→VI7のラムネ進行、IIIm7-5→VI7→IIm7→Vって強進行してるだけかなと思ってました ラムネ色青春だと「カン”パー”イ」のパーがG♯m7-5と(♭9)の音になってぶつかるからBm7で避けたのかなと 全力アイドル宣言はメロディがIIIm7-5とぶつかってないからそのままなんですかね、ベースVII7ですが

2024-05-09 10:42:28

接続系理論の有用性

ほとの。5/12@吉祥寺 @hotoono_tonos

個人的には「解決の保留」の響きが強いように感じます。ドミナントモーション(Ⅲ→Ⅵm)を、ドミナント→ドミナントマイナー→トニックと引き延ばしてるような。

2024-05-08 00:30:59
ほとの。5/12@吉祥寺 @hotoono_tonos

ドミナントモーションってあらゆる展開の中で最も強力な誘導力を持っていると思うので、「待て」されることの美味しさも抜群だと思ってます。

2024-05-08 00:34:12

一見別解釈ですが,実は内包しています。

るーびお❄ @rubio_flat

素晴らしい指摘だと思います。接続系理論は機能論と独立ですが,それらを同時に考えることもでき,ルート移動がm3のものは機能が継続されます。(Ⅱm↔️Ⅳ,Ⅵm↔️Ⅰ) ドミナントの継続はⅢ7 ♭Ⅶblk(Ⅲの裏)の灼熱スイッチ等が有名ですね。D継続は解決の遅延(delayed resolve)とも称されています。 x.com/hotoono_tonos/…

2024-05-10 08:19:56

ルートを変えない1度の接続が元でそれが根音省略されてm3▲になったということと,m3▲で解決の遅延をしているということは,違う表現ですが同じ事態を表しています。(m3接続が常に1度接続の根音省略を想定できるということではなく,この場合に限った話です。)

解釈2 落ち葉進行の派生

るーびお❄ @rubio_flat

別解釈の例です 確かに落ち葉進行の前半と聴覚上の印象が似ていますね 落ち葉のⅢはⅦベースなのに対し,ラムネ進行は転回していないために「持ち上がる」印象があるのが相違点ですかね(Ⅲの後のⅤも3度上行接続になります) 落ち葉の派生や類似の進行というのも良い解釈ですね x.com/cameturtle/sta…

2024-05-08 19:33:56
Cameturtle📜⏳🌿 @cameturtle

Ⅰ → Ⅶm7 Ⅲ7 → Ⅴm7 → Ⅵ7 ってやつ 落ち葉進行の前半 Ⅰ → Ⅴ/Ⅶ → ♭Ⅶ6 → Ⅵ7 の派生なのかなと思ってた

2024-05-08 19:03:56

落ち葉進行について

空水 @soramizuX

@rubio_flat 落ち葉進行の命名者です、個人的には落ち葉進行はあくまでⅠからのクリシェの後、さらにⅡmからのクリシェが連続するものに絞ってそう呼んでいます ↓該当曲一覧↓ 落葉のコンチェルト - ニコ百 dic.nicovideo.jp/id/5619660 #nicopedia

2023-12-18 08:55:53
空水 @soramizuX

@rubio_flat 個人的には松田聖子の白いパラソルが元ネタになってるのかなって思ってます。 後、自分もクリシェを弄った形なのかなって思ってます。理由としては、サイレント・イブや思いが重なるその前に⋯をサビのコード進行とグッドラックライラックのサビのコード進行が似ているからです。 pic.twitter.com/S5tM3u9QSo

2024-05-08 20:10:10
拡大
拡大
ThreaQ/すりーく @3qua75

ラムネ進行が落ち葉派生ともとれるのはかなり前から言及されていたけど、やっぱりVIIm7-5 III7 Vm7に対して何かしらの解釈がほしいところだった

2024-05-08 19:45:27

補足1 ポリセミー(多義性)の観点から

るーびお❄ @rubio_flat

私は加えてそれがⅣ調のⅢ7を借用したものとも考えました また,声部連結に着目してⅢ7は♭Ⅵm(-5)系の和音としてもはたらいており,パッシングディミニッシュという文脈に支えられているのではないかという話もありました x.com/3qua75/status/… pic.twitter.com/kHCEQVChG1

2024-05-08 16:29:51
ThreaQ/すりーく @3qua75

@rubio_flat XYに関しては半音のアプローチノートが多数あり、特に「ソ♯→ソ」の動きがあることからこの文脈のIII7ならbVIdim(-13)のように考えることも可能ではないか?という発想ですね YZに関してはその通りです III7が存在せずともVm7 VI7と結ぶことも十分可能だと考えています

2024-05-08 10:15:43
拡大
拡大