KOSANO さんの寿町レポート

Naoki KOSANO @Naoki_KOSANO

【寿町レポート】 昨日（1/2）横浜の寿町の越冬支援ボランティア作業の一環としての夜回りパトロールに参加してきた。家人が宮城の震災ボランティアの際に知り合った看護士の誘いに応じて。年末年始に仕事が無い人がこの時期を乗り越えるための支援活動。今回で38回目だそうだ。

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【寿町レポート】 小さな公園に写真のようなテントが設営されている。 本部、労働・生活・法律の相談所、そして医療相談所などに分かれている。 12/28～1/4の期間、炊き出し、バザー、餅つき、芝居、カラオケ大会、囲碁将棋大会などのイベント。 http://t.co/0kxmDfC5

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【寿町レポート】 毎日19時には会議を行い、21時からは市内数地区をパトロールする。 パトロールの目的は、極寒の中、体調が悪化したりサポートが必要な野宿者をチェックすること。 そして、支援活動を周知し、健康を維持して頂くための炊き出し食を配ること。

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【寿町レポート】 僕が参加したこの日は、30名ほどの人がパトロールに参加。主催している人が数名、寿町在住の方も数名、あとは外部のボランティアという印象。 初参加も5名ほど。老若男女様々。関内や横浜駅方面など、３班に分かれて夜回りをする。最後までやれば3時間。 途中で抜けてもOK。

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【寿町レポート】 僕は関内方面。 リヤカーで炊き出しの大釜二つや毛布、支援活動のチラシ（携帯カイロ付き）、みかんなどを運ぶ。 ルートは決まっていて、野宿される方々がいる特定の場所をチェック。 地下道には手で釜などを運び、地上でリヤカーと合流するという、しっかりしたプラン。

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【寿町レポート】 チェックポイントは、公園、スタジアムの周辺、地下道、高速道路下など様々。 各ポイントでは皆がそれぞれ、野宿されている方々へ近付き、声かけを行う。 就寝中の方、返事の無い方には無理に話しかけない。 声かけのマナーは出発前の説明で教わったが、基本的には自分で考える。

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【寿町レポート】 勝手が分かっている人は、前日に置いていったチラシがそのままになっている方の段ボール寝袋の蓋を少しだけ開けて、安否確認をすることも。 緊急対応が必要な場合もあるそうだ。 その場合には、必ずみんなで相談・協力して動くこと。

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【寿町レポート】 声かけに応じてくれた方には、ポケットに詰め込んだチラシとカイロとみかんを渡す。 今日の炊き出しのカレースープ（具沢山で最高においしい！）を召し上がる方には、リヤカーから容器に一杯いれて割り箸と共に差し出す。 少しだけ歓談することも。 毛布が足りない方には渡す。

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【寿町レポート】 色んな人に会った。野宿されている方も、医療テントに運ばれた方も、スタッフやボランティアの方も。 ちょっと言葉では表現し難い。そしてとても面白い。 越冬の特別な期間だけでなく、毎月数回、このような活動が行われている。 終了後のカレースープは最高。また来たい。（了）