.@cl_03 自然・人工放射線についてコロリと騙されるのは、1)未知因子については危険・不安を感じやすい 2)自然なものはカラダに良いという思い込み。人工についてはその逆 3)信じていた科学技術に裏切られたことによる不信感 などの心理が関係してると思います。
2012-01-07 10:03:12.@cl_03 どんなに論理的思考の素養がある人でも、感情というものは、特に思考の初期段階において、方向性を決める際に大きく影響すると思います。簡単に言うと、結論は(初期段階に)感情で決めているってこと。後から理屈を後付けしていきます。人間ってそういうもんだと思います。
2012-01-07 10:15:31↑これはきっかけ
本編はここから。
人間は、思考するとき、思っている以上に、結論は(初期段階に)感情で決めている。理屈を後付するもの。その自分の判断を客観的に分析する人もいるけれど、この客観的視点を持てる素養と、論理的思考をする素養っていうのは、別だと思う。
2012-01-07 10:17:36論理は、あくまでも思考したり説明したりするときの手段。だから、先に感情で方向性を先に決めてしまって、あとで論理を組み立てるというのは、おかしいことではない。
2012-01-07 10:20:05もちろん、組み立てていく論理を、無理やりに積み上げていけば、他人には理解しにくいものとなるので「屁理屈」に見えたりする。つまり、客観的に見ておかしいものが屁理屈と言えるのかもな。(思いつきで言ってるので自信があまりない)
2012-01-07 10:21:29じゃあ、最初から論理的に組み立てて「判断」しよう。って思いたくなるかもしれないが、これはとても難しい。人間は感情がないと決断できない(はず)だから。感情を司るのは前頭葉部分。
2012-01-07 10:24:25余談:古代エジプトには、罪人に対して、この部分を人為的に殺す(切り取る)手術があったらしい。これをロボトミー手術という。子供の頃にエジプトについての本を読んだ。オデコの部分に穴をあけた頭蓋骨の写真を見たことがある。
2012-01-07 10:26:44この感情を司る前頭葉がうまく働かないと、決断できない=行動する気がなくなるらしい。だから、エジプトでは罪人が悪い行動をしないようにしたわけだよね。きっと。
2012-01-07 10:28:17何かを判断するとき、たとえば、車を買うときに、複数の車種や色などから選択するときに、カワイイとかカッコイイとかそういう感情に任せると、価格や燃費とかそういう条件を超えて決断してしまう。もし燃費の良し悪しや、価格とか金利とか条件を比べると、なかなか決められなかったりする。
2012-01-07 10:33:22論理的に判断しようとすると、条件分岐が複数あって考慮している間に、さらに新たな条件分岐が出てきてしまって、それをまた考慮しはじめたりして、キリがなかったりする。
2012-01-07 10:36:39恐らく人間は、こういう論理的にグルグル考えててドツボにハマって動けなくならないように、「ほぼ」正しい決断を瞬時に効率良くするために感情が発達したのかな。と思ってたりする。
2012-01-07 10:38:17ちょっと話はズレるけど、右翼、左翼とかの思想が分かれていくのも、環境、経験による影響が大きいと思う。例えば、ある属性の人の行為が原因で嫌な思いをした場合、その感情の経験は、その後の思考、思想に強く影響してると思ってる。
2012-01-07 10:43:48だから、思想的に極端な人とか、あるものに対して極端に嫌悪する人を見ると、その人の生い立ちなどにその原因があると思ってて、それを分析して、ふむふむと考える。(たぶん、こういう分析好きなところが、昨日も言われた「嫌な奴」といわれる所以だろうねw)
2012-01-07 10:45:12ですよね。ただし、この「感情など」も、脳由来なのが面白いところです。RT @hiroyuki_ymzk: @ryoFC 強く同意します。思考の出発地点や、そこから展開する方向を定めているのは感情や直感に感性だと考えてます。
2012-01-07 10:46:46続き
例えばAさんとBさんが議論している場合、どちらかに良い(もしくは悪い)感情を持っていれば、最初に自分の判断の方向性(つまりどちらが正しいか)に強く影響を与える。後は、その人の持っている知識などを引用して論理的思考を「後付け」してしまう。(もちろんすべての人がそうなるわけではない)
2012-01-21 14:57:46これは、感情による思考のバイアスなので「感情バイアス」と言って良いと思う。wikipediaで調べてみる。 ”感情バイアス(…)とは、感情的要因による認知と意思決定の歪みである。すなわち、人間は一般に以下のようにする傾向がある。” (続
2012-01-21 15:00:36” ●たとえ相反する証拠があっても、心地よい感覚をもたらす肯定的な感情効果のあることを信じたがる。 ●好ましくない、精神的苦痛を与えるような厳しい事実を受け入れたがらない。”
2012-01-21 15:01:42このような「感情バイアス」は、これは以前のまとめにも書いたように「悪いバイアス」とも言えない。複雑な論理的思考をふっ飛ばして瞬時に判断したり仲間同志の結束を作ったり、生き延びるために必要な、人間の本能なんだと思う。
2012-01-21 15:07:33付け加えると、例えば原発のような是非が別れるものにも、論理的、客観的、科学的に判断に「正しい」が導きだされていたとしても、それは「ある一定の前提においての正しい」でしかない。つまり、一度前提が変わってしまえば、判断は逆転するかもしれない。
2012-01-21 15:11:15なので、感情や経験のバイアスが掛かった(間違ったor逆の)判断も、時には必要だと思ってる。つまり、間違っていることも含めて、人類?は生き残ってきたのだから。だから「ノーモア・フクシマミズホ」ではあるが、あれはあれで必要とも思える。
2012-01-21 15:12:58