メン様三角関係本のバッハ復活のくだりで「一般の人はバッハ=ただの練習曲と思っている」て言い方にどこぞのチェル先生を連想してしまった。えっこれ人名だったの?ていう定期イベントですね。
2012-01-07 12:35:23いつか…音楽の父チェルニーとか大チェルニーとか数百年後には言われてたりしてね!一度見失われているのがフラグなんじゃないかと!いうわけで再発見わくてか(*´Д`*)ムハー
2012-01-07 12:37:07@eimi_fos 最近のチェルニ先生再注目の流れはフラグですね…!現代のメン様がいよいよチェルニ先生を復活させる的な(*´Д`*)
2012-01-07 12:44:07チェルニーは面白い。でもこれはそれとは別の問題。再発見という文脈でいま目に見えていない部分を掘り起こして,それで「芸術家チェルニー」が「偉大な」存在になるような,潜在性を持つと?そして権威をまた構築する?これまでと同じように?もっと違ったことをしなきゃならないはず。
2012-01-07 16:41:43学者でもアーティストでも会社員でも腐女子でもだれでもいいんじゃない、と思うけど、無名人の掘り起こしと再評価って本質的には近代的な営みという感じがするので、実際、音楽学者が本業の範疇で発掘作業をするってこうなんかアイデンティティ的に壁にあたったりしそう。推測だけども。
2012-01-07 17:48:12とりあえず,チェルニーの知られざる側面や作品が今後さらに「再発見」されていっても,「偉大な芸術家」というレッテルはもらえない気がするお。そしてそれはチェルニー自身も自覚していたことだと思う。
2012-01-07 18:10:53そして現在さまざまな時代に対して行われている「知られざる作曲家」の「発掘」は,基本的には19世紀に行われていた過去の英雄の神格化(これはベートーヴェンにもあてはまる)とは趣の違うものであるということも押さえておかなければならない。もちろんつながっている部分もあるけれど。
2012-01-07 18:18:35チェルニーという音楽家の「偉大さ」や彼の個々の作品の「素晴らしさ」を紹介するという,いわゆる「再発見」の図式に当てはまるようなことももちろんやらなきゃいけないんだけれども,そうすることで彼を「偉大な芸術家」の殿堂に入れることが目的なのかと問われれば,それは違うと答えざるをえない。
2012-01-07 19:03:37こうした「再発見」の図式は,チェルニーがなした創作活動が,歴史的にいかなる意義を持つのか,あるいは彼の活動を支えていた当時の歴史的な基盤とはいかなるものだったのか,それを明らかにするうえで,彼の人物や作品の「独創性」に焦点を当てようとした結果として存在するに過ぎないのである。
2012-01-07 19:17:05というわけで「再発見」が謳われて,彼の知られざる作品に注目が集まるのはいいんだけど,それが何やらチェルニーの新たな偶像を産み出してしまいそうな状況を若干危惧していたりはする。極端な神格化されたりする心配はないだろうけど。
2012-01-07 19:18:23