中国でのロケット打ち上げ時、周辺住民への対応について調べた事

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

うーん、自分でまとめなくても、騰訊（QQ）の画像サイトでうまく検索すればいつでもみられるか…ちなみにこれ去年の4月に打ち上げたときのもの。 高清：北斗卫星火箭外壳残骸坠落广西_新闻_腾讯网 http://t.co/nz9PHkAF

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

ずっと前にテレビで見た、中国でロケットの残骸や落下物を収集しているのってこれだったかなぁ…。読んでる： 内蒙古废品收购者成为神一至神六残骸收藏第一人(图)_新闻中心_新浪网 http://t.co/rzYNJy1M

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

ロケット落下物が民家に墜落した過去情報か。読んでる： 中国回收火箭残骸轶事 - 航空航天综合社区! http://t.co/oXJbNTA9

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

さっきの掲示板情報だと、1975年11月26日打上げの返回式衛星（回収式衛星）は同月29日に貴州省六枝地区に着陸したが、その時に近くの炭鉱で働いていた工人4人が、巨大な火球及び付近の松の木がなぎ倒される様を目撃、かなりの衝撃音を聞いたと書かれてるなぁ。

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

パラシュートで降りてきたのではないのかいね…

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

黒焦げの落下物を目撃した4人は地元の武装部に通報、武装部から省軍区に連絡が行き、その後軍が落下物を回収。ずいぶん後になって、目撃者たちはその物体が返回式衛星だったと知った、らしい。

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

んで、1996年7月3日に長征三号でアジアサット1Aを打上げたときは、貴州省瓮安县构皮滩镇瓮脚村に10トンクラスの落下物が墜落して局地地震が発生して民家が損壊しただのテレビが棚から落ちただのでもその後村人が積極的に協力して落下物捜索に加わっただの書いてもある

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

1995年11月28日にアジアサット2を打上げたときは、長征二号の一部と思われる長方形の物体が贵州省黔东南苗族侗族自治州天柱县八界乡に落下、止まっていたジープに激突したとか。

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

1997年5月12日の長征三号甲による東方紅三号打上げは、当初の1月8日打上げからの延期に次ぐ延期で、落下物回収部隊は待機、撤収を繰り返す羽目になったとか。

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

で、ようやく東方紅三号を打上げた当日、贵州省福泉市牛场镇安新寨に住む苗族の老人、李新進さん（60）は自宅前で、ロケット打上げの残骸でも降ってこないかなと空を見上げていたところ、ほんとに降ってきてわずか10数m離れた地点に落下したのでびっくりしたとかなんとか。

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

ちなみにこの東方紅三号打上げによるロケット落下物で、貴州省落下指定区域でのけが人が出る被害がでたのが初めてだったと書いてあるな。落下の衝撃で家が倒壊して、屋内にいた一家が下敷きになったと。一家は無事救出され、補償も受けて家を建て直したとある

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

海南射場は来年完成予定、ロケット残骸も海に落とせるようになるぞ☆みたいな（まじめに訳せぃ　読んでる： 海南航天发射场明年建成 火箭残骸将落在海上_新闻_腾讯网 http://t.co/x0cMl9TK

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

回収可能型のロケットを研究、長征三号乙では落下予想範囲内で収まったとのこと。ロケット打上げ、落下物の規定についての紹介もちょっとあるな。読んでる： 中国研究可回收火箭 "长三乙"残骸落区未超范围 http://t.co/7lMcPQyf

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

中国航天科技集団一院総体設計部研究員で、ロケット弾道設計の専門家である余夢倫氏によれば、「ロケット残骸の落下については各国も同様に抱える問題だ。我が国ではこれについて厳格な規定がある」と説明、と

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

「打上げ前には落下想定区域を確定するが、極力人口が少ない地域になるように選んでいる」選んでいるといっても、載せる軌道でほぼ打上げコースは決まっちゃってるんじゃないかな…

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

「落下予想区域は一般に幅30㎞以内、距離はおよそ50㎞から70㎞前後までと設定」って言ってるけど、これは打上げ方向に対して、予想軌道に対する幅ということかな？　50㎞から70㎞というのは、射場から打上げ方向に向けて最長70㎞までが、エンジン落下がありうるということなんだろうね

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

「打上げ前には関係部署に打上げ軌道下の地域、残骸落下予想区域に通知し、住民避難等の準備を行う」ってのは前にも調べた内容とあまりかわらないなぁ

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

「残骸の落下後、落下区域指揮部は人員を配置して現場の保護に当たり、一般人が不用意に近づかないようにする」…なんか地元のひとがフェアリングやブースターのどんがらにべったべた触ったり乗ったりしている現地記事がよく見かけられますが（＾＾；

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

で、「専門家らによる残骸の回収を進めるが、運搬が困難な状況と判断された場合、その場で分解し、埋める」…埋めるんだ…それはやっぱお国柄なのか…？　…で、「万一の事態が発生した場合、政府及び地方当局は住民に対して補償を行う」と

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

おっと、落下予想区域の設定が打上げ軌道に依存するってのは、すぐ下のセンテンスに書いてあったな。航天科技集団の科技委員会副主任で、管制技術の専門家である包為民氏によれば、（西昌射場から）東に打上げるので、第一級落下予想区域は貴州省内ということになる、と

ɩਕ　ᓝ⠂ ྄ᚬ　ര @hadukino

…まぁ、自分の興味あるところばかり抄訳しちゃったけど、この記事で専門家が言いたいのは今回の長征三号乙打上げがこれまでの技術と経験の蓄積もあり「計算通り…（ﾆﾔﾘ）」ってのと、落下物からNTO漏れたけど想定内であるのと、新型ロケットは無毒型で、さらに自律帰還型も研究してるって所だね