ファンタジーでの善神・悪神、神様に仕える人について

とある人との会話で「神様」と聞いて「善神vs悪神」の流れが即座に出てきた事からの疑問を呟いてみました。私見の塊なので偏見もあるかもしれません。
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山田 @yamadadx

ファンタジーの宗教とか僧侶とか神様に仕える人や、神様についてちょいと気になった事がある。

2012-01-11 21:42:55
山田 @yamadadx

何故に「善神vs悪神」の代理戦争がPCのいる世界(舞台)になるんだろう。もうちょっと複数の神様とかただそこにいるだけの神様とかそんな多様性はいらないんだろうか。

2012-01-11 21:44:17
山田 @yamadadx

「善神」と書いたのは、とりあえずその神様の名前を挙げておけば「俺たち正義だぜ」臭が出るんだろうけれど、それって正義・戦い・慈愛(回復とか信じている人の人間的優しさ部分担当?)・審判(裁きを与えるとかも入ったり)とかの複合性が入り交じりすぎてキメラ化しているように見える。本体は何?

2012-01-11 21:48:02
山田 @yamadadx

それと比べて「悪神」は案外何でもいいんだろうなと。悪い組織を束ねて(首領で)力が強く、時たまか最初から実体化しておいてPCの手に届く地域で大暴れするかこれから大暴れするかして、実体化しているから物理的に倒されるとか。そうなると別に神様じゃなくても、殴り倒せるものがいい結論に達する

2012-01-11 21:51:44
山田 @yamadadx

どうして神様を善神と悪神の(完全)二種類に分けて「白黒ハッキリつけようじゃないか」が神様と名前を聞いた時に当然の如く出ていたのに驚いたし、そんな傾向になるのかと思っていたけれど、悪神の辺りで「殴れたら何でもいい」みたいな状態になってからようやく気付いた。

2012-01-11 21:56:34
山田 @yamadadx

善神が神様として固定しているのは、プレイヤーに直接手の届かない場所に置く事で「凄い力を持っているかもしれないけれど、神様だから直接プレイヤーに力を与える事が出来ない」等と、プレイヤー(キャラクター)と距離を置くためが一つ。

2012-01-11 22:06:23
山田 @yamadadx

善神が複数の属性(正義から慈愛から)を持っているのは、善神に(自分の意思で)従って戦う時の理由に幅を持たせるため。一属性だと悪神と戦うための理由に限りがある事と、戦いに荷担できなくなる恐れがあるため。

2012-01-11 22:09:12
山田 @yamadadx

たまに善神が直接降臨しても先鋒として戦わない理由は、力が強いものが戦っているのをプレイヤー(キャラクター)側が見ているだけもしくはもっと雑魚の露払いをするだけだと不満だから。ゲームである限りは傍観者や露払いではなく、あくまで自分達で力を奮いたい。巨大な力を奮える事が英雄だから。

2012-01-11 22:12:14
山田 @yamadadx

そう考えると、プレイヤー(キャラクター)としては、英雄になりたい。大きな力を奮いたい。大きな力や加護の形で(人々や神とかの不特定多数or大いなる力の持ち主に)認められ、祝福されたい。以上の条件で得た力を遺憾なく発揮できる敵に向けて振るいたい。そんな図式ができあがるんだろうか。

2012-01-11 22:16:16
山田 @yamadadx

だから善神には直接介入してほしくない……自分達と同じ視点ではない、神様であってほしいし、自分達が戦うために必要な理由を兼ね備えた善神として遠くから見守っていて欲しい。善神の敵は俺たち(プレイヤー側orキャラクター)が倒す!の片方の形ができあがるかと。

2012-01-11 22:19:47
山田 @yamadadx

悪神は、善神の戦う理由・対抗馬でないとならないので、善なる「神様」に匹敵する持ち主でないといけない。だから「悪神」と仮につけたけれど、「神に匹敵する力を得たものならなんでもいい」ような気がする。善神の代わりに、俺たち(プレイヤー側・キャラクター)が倒しに行ければいいって感じがした

2012-01-11 22:22:45
山田 @yamadadx

(悪神や神に匹敵する等の)強大な力を持つものを倒したい。力を得てもどれぐらいの威力かは実際に力を奮わないとわからない→力を向ける(倒す)相手としては神や神に匹敵するものだったら最強じゃないか。とかで、あんまり悪神のどこが悪いのかとかの属性は気にしていないような気がする。

2012-01-11 22:25:36
山田 @yamadadx

でも、とりあえず善神だって属性はあるんだし、対抗馬の悪神も定義付けがとりあえず必要なので理由を考えてみよう。そんな流れだったとすると……。悪神の属性は属性ではなく、悪と定義されるための理由(経緯)を重視(説明)するのかもしれない。

2012-01-11 22:28:12
山田 @yamadadx

悪神と呼ばれるぐらいだから悪い事だ→悪い行為を推奨する だと、人道的な(道徳的な)悪の定義付けを求める。でも、それだと悪神が組織として成立しないんじゃないか。理由が弱いんじゃないか。善神が軍隊(軍勢)なのに悪神側が単独や個人で行くとなると沢山を倒す爽快感が出ないんじゃないか。

2012-01-11 22:31:35
山田 @yamadadx

ある程度すっ飛ばした箇所もあるけれど、悪神側も集団でいないと倒す側としては数も欲しいから寂しいんじゃないかとか、悪神側が少数精鋭だったら徐々に力を強める善神側の肩慣らしにならないんじゃないかとから無言の却下を受けたのかなぁと思う。それが「お約束」の一つの流れになったのかなぁと。

2012-01-11 22:33:33
山田 @yamadadx

ここまでくると悪神側は「善神側に倒されるためにある」図式が基本となって構築されているために、悪神の活動を縛りかねない属性よりも動機や理由付けを重視することでより善神(プレイヤー・キャラクター)側に接点を持たせるよう誘導しているのかなぁと。

2012-01-11 22:36:15
山田 @yamadadx

では悪神側の悪や善神との敵対理由はと考えてみる。属性ではなく、その舞台となっている土地(世界)の社会情景からの手段が悪(人道的に・その世界の常識から逸脱、忌避すべき行為)である。と、すれば、善神側であるプレイヤーやキャラクターが悪神側を叩く理由として容易く言葉に出せるのではないか

2012-01-11 22:40:25
山田 @yamadadx

とかを考えていたら、悪の規模が徐々に縮小してきて、「そこまで大きな理由なの?」やら「本当に悪なの!?」と、言われるような存在意義の悪神も出てきているんじゃないかと思ってきた。

2012-01-11 22:43:08
山田 @yamadadx

そのせいかもしれないけれど、神様の名前が出た瞬間から「神と悪魔(悪い神様)の戦いが人間に~」の、流れを語る人を聞くとビクっとする。

2012-01-11 22:45:50
山田 @yamadadx

規模、小さくないですか、それ? そう、問いたくなる。

2012-01-11 22:47:26
山田 @yamadadx

どうして神様の話を出した時に善神と悪神になるんだろうと、その話に至までに入手している経路を推測すると、コンピューターゲームやMMOのRPGが浮かんだ。プレイヤーはキャラクターの視点で世界を旅するけれど、徐々に力をつけ、敵となる者を排除するのがRPGだと定義してみる。

2012-01-11 22:50:25
山田 @yamadadx

最初は身近な敵対者。例えば虫とか。徐々に強くなってくるけれど、生活を荒らすものを退治していき、最後は生活を荒らす可能性を秘めた総本山を倒してエンディング。だったりするので、後半はインフレが必須になる。地上に住む物だけじゃ足りないからと地下や異世界、天上からも引っ張り出す。

2012-01-11 22:52:49
山田 @yamadadx

そこで出てくるのが神様で、神様を倒すぐらい強くなった!と、倒した時にも実感が出る事を繰り返していけば、次第に「神様」と聞いて「自分達が悪神を倒す」図式が浮かんじゃっているんじゃないかと思う。

2012-01-11 22:56:03
山田 @yamadadx

更に最初の「善神」の話が重なり、善神vs悪神の代理もしくは、「善神側のプレイヤーもしくはキャラクターvs悪神」の構図が完成したとすれば、「復讐の神様を信仰して力を得る蛮族ワッショイ」とかの私の思考と違う世界を見てきたんだとのギャップも理由として成立する……かなぁ。と、思った。

2012-01-11 22:58:49
山田 @yamadadx

神様に仕える人について。今の話の延長になるけれど、あんまり信仰してなさそうと言うか神様に仕えている人のはずなのに、敵と戦う時も「神様(神様の属性)のため」じゃなくて「(悪神の経緯を)否定するため」になっていて、その人(キャラクター)は本当に神様を信仰しているのかなぁと思った事から

2012-01-11 23:03:08