低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ報告書について
WG報告書①:被ばく対策全体におけるWGの位置づけが明らかでない。ICRP Publ.111の枠組みで考えるならば、参照値を決定する役割を担うようにすら見える。もしそうであれば、多様な利害関係者を参画させるべき。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:10:38WG報告書②:WGに与えられた課題として「年間20ミリシーベルトという基準について、健康影響という観点からどのように評価できるのか」について見解を求めるというのはどういう意味か。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:12:53WG報告書③:LNTについて相当程度の国際的かつ科学的な合意がある中でこのような課題を課せられたWGを立ち上げるというのは、被ばく防護対策・計画におけるLNTを過大評価と「科学的に」結論する「ため」の議論であるという疑いが生じる。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:14:39WG報告書④:低線量被ばくのリスクについて、第一回会合で酒井一夫委員が行った報告は、引用した論文の中から結論に当てはまるところだけを取り出している。しかも、その報告がWG報告書にほぼそのまま採用されている。これは不適切。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:17:39WG報告書⑤:小児の甲状腺がんについては、調査のカバレッジが十分でないにもかかわらず、見通しを述べるのは時期尚早。また、極低線量という言葉の使い方は慣例に反しており、ミスリーディングである。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:19:46WG報告書⑥:リスク程度の理解(リスクコミュニケーション)については招聘した専門家の見解とほぼ180度違うことを等の報告書で行なっており、「深刻な反省」なる言葉が虚しくなる。http://t.co/vwvQFi3
2012-01-12 14:22:24WG報告書⑦:ICRP勧告に反する現状の評価と今後の対応を報告。また、ICRPだけでなくUNSCEARも軽視する。日本独自モデル的な報告で、「国際合意」や「科学的知見」という言葉を使いながら、内容は科学や合意の恣意的なつまみ食い。http://t.co/vwvQFi3
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