ほむらは契約時に確かに桁違いの素質を期待されるが、その後はあんまりパッとはしないんだろう。でもいざという時とかはリミッターが外れたみたいな強さを見せると
2011-12-09 03:41:32面白くないのはさやかだろうな。桁違いと太鼓判を押された親友、そのくせ本当に肝腎な時にしかその力を発揮出来ない→美味しいとこ取り、となれば嫉妬もあるだろう
2011-12-09 03:45:45本篇8話を下敷きに:ふたりでパトロールに出るほむさや。この日はほむら一人でも片付く程度で、そのことがさやかを苛立たせる結果に。かつてのまどかとのように、降り出した雨を凌ごうとバス停へ。ついほむらの資質のことを難詰してしまい、居た堪れなくなって雨の中に駆け出す……。
2012-01-07 03:07:50「さやかは、それでいいの。織莉子……さんが云っていたわ、どんな姿になっても私は私、そう叫び続ける限りは」「やめてよ! あんたに何がわかるって云うの?! 誰かを好きになったこともないくせに」
2011-12-24 03:41:13「そう、織莉子さんって云ったら……聞いたわよ。あんた、桁違いの素質があるって」「え……」「もっと本気出しなさいよ! 出し惜しみして、美味しいとこ持っていきたい訳?」
2011-12-24 03:46:54それでこの二人に関しては気まずいまま駅を迎えるのかな、と。さやかに関しては飛び出してアテもなく雨の中歩いてたら杏子と鉢合わせるくらいのフォローはあってもいいかと
2012-01-04 02:12:54降りしきる雨の中で。あいつは泣き続けた。親友を心無い言葉で傷付けたと。恋敵に想い人を奪われると。己の非力と、才能の無さを(これについては、あたしは大いに否定したいが)。傘、入んなよ。泣き疲れた肩を、そっと覆って。いくらあたしらでも、このままじゃ風邪ひいちまうよ。だから、な?
2012-01-05 04:34:12本篇7話からの援用:駆けてきたさやかと偶然鉢合わせる杏子。泣き腫らした表情、家までついて行くことに。留守、そのままあがる二人。寝物語に杏子の語る昔話。或いはここ数日、ふたりで姿を眩ましたか。そして、その日がくる。
2012-01-07 03:19:32多分その非力を詫びるのだろう。それが気に入らない、だろうか? 彼女の逆鱗に触れるなにかがあった、そうに違いない。いずれにせよ、ふたりがまともに口をきけたのはこれが、最後のことだった。そして、その日が来る。
2011-12-29 13:17:23いま、云わなくては。もう二度と会えない、そんな気がする。あたしの負けだわ、仁美、そのバカ放っといたらバイオリンしか見ないからね、あんたしっかり捕まえてなさいよ、なんて……やっぱり、云えない。恭介のこと、よろしく……なんて、云いたくないよ……。
2011-12-09 04:01:06「ねえキュゥべえ。あたし、どれぐらい保つ」「そうだね、そこまで濁っては……次に5匹以上出たら危険かな」「……そっか。じゃ、今のあたし、全力で何匹いける」「……あとのことを考えないつもりかい。それなら、10匹は堅い。あとは、キミ次第だ」「ありがと。スッキリしたわ、なんか」
2011-12-09 03:53:01そう、あたしと——仁美だ。誰のせいでもない、ましてや仁美が悪いんじゃない、そんな事はわかってる。わかってるけど、それとこれとは——別なのよ。でも。それであの子にきつく当たるのは、やっぱり筋違いに違いないのだ。
2011-12-22 02:57:32いろいろ家のややこしい事情があったりもしたから、あたしだけでなくみんななんとかしてやろうって、そんなふうに思わせる子だった。ま、心なく口さがない奴もいたから、そんなときはこのあたしがぶっ飛ばしてやったんだけど。
2011-12-21 04:25:33ケンカを、した。あんなに本気で責めるつもりなんて、なかったのに……それが八つ当たりだと、わかっている。雨がそろそろ、冷たく感じる夜だった。——最低だ。あたし、友達にあんな酷いこと……
2011-12-21 04:13:14それできっと、いろいろ吹っ切れたのだろう。だったらもう、自分が呪いを生む前に。この、大事な日を守り抜けるなら。一匹残らず、斬り斃し尽くしてやろうじゃないか。
2011-12-17 03:36:54追い詰められて、妙な諦めと落ち着きの心境から吹っ切れてどこか晴れやかですらあったのかも知れない。奇しくもそんな場所で最期を迎えるなんて、偶然にしては綺麗過ぎるじゃないか。背負うものに不足は無い。ならば——守り切って、駆け抜けるのみ。
2011-12-09 20:47:15蒼い輝きを散らしながら、路地裏に降り立つ影。地面に触れた途端にそのからだを包む光は散って消え、後には膝をついて息を荒げる少女が残った。おもむろにどこからか取り出したそれを、腹の辺りに押し当てる。「っぐ……!」蒼い火花が弾けて辺りに散らばるのは、黒い、サイコロのような立方体。
2012-03-24 01:39:56(ごめん、それどころじゃ)飽和寸前のキューブを放置したままなど——あってはならない話だ。けれど、今。何より彼女には時間が惜しかった。拾う間もなく壁を蹴り上げ、駆ける。空を、街を、駅前のターミナルを。(落ち着いて……感覚を拡げる)結界を張るのは、苦手だった。でも、今はそんなこと。
2012-03-24 01:58:42