「遺伝子と固体とその細胞の関係」と「文化と国家とその国民の関係」

思いついたことをたくさんつぶやいたこの日。 両者を比較してなにか得られないかと考えていたら、 とんでもなく楽しくなってしまって収拾がつかなくっちゃった。 http://mblg.tv/higeow/entry/6/ http://mblg.tv/higeow/entry/7/ 続きを読む
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ひげお @Higeow

道徳と遺伝子陰謀論について考察しているうちに社会主義の話になった

2012-01-13 08:09:37
ひげお @Higeow

人体が遺伝子を運ぶマシンだという利己的な遺伝子の考え方、僕は好きだ。同時に僕は人体は最強の集団であり、その集団をまとめあげるものこそ遺伝子だと思うこと(原理ではなく定理として)も集団を理解する上で必要な視点だと思う。

2012-01-13 08:13:08
ひげお @Higeow

人体が最強の集団で、その結束が遺伝子によるものだと考えたとき、僕たちの社会をより強固にする上で必要なのは、「国家(社会でもいい)の遺伝子」に該当する何物かを想定することかもしれない。

2012-01-13 08:15:24
ひげお @Higeow

人体(固体)において遺伝子は、創造者であり統率者である。その目的は自らの欠片を後世にのこすことだ。さて、国家においてその位置に君臨するのは、「文化」ではないかと僕は思っている。

2012-01-13 08:18:11
ひげお @Higeow

文化は自らの欠片を後世に残すという社会的大原理のために、国家を創造し、また統率する。個人は社会における細胞であるり、個人は文化をもとに社会的大原理を達成するように生成(教育)される。

2012-01-13 08:22:15
ひげお @Higeow

人体と現在の社会を比較するうえでは、人体にあるのに社会にないものだと必ずしも両者のしくみは一致しない。だが、今のような仮定(人体が最強の集団であり、文化は社会の遺伝子の役割をする)を適応すれば、人体と社会の構造が近づけば近づくほど社会は優れたものになると想像できる。

2012-01-13 08:26:00
ひげお @Higeow

そうすると、本来社会主義が目指そうとしていたものは実はこの人体と仕組みの合致する「最強の社会」であったのかもしれない。しかし、人体と現代の社会の仕組みの類似や差異を全く無視して、合理的判断ができていなかった。

2012-01-13 08:29:05
ひげお @Higeow

たとえば「共産」は人体で当然のように行われるが、その理由は細胞が「共産のための労働」それ自体を求めているからであり、「快楽(生物的欲求を含む)を得るための労働」という価値観を持つものが真似れるものではない。

2012-01-13 08:31:59
ひげお @Higeow

遺伝子は細胞に対して「指示された労働をこなすことを目的とする」ように作ったのであり、細胞にとって娯楽(栄養)は労働(活動)のためにあるのだ。すなわち人間に同じことをやらせるなら文化が「指示された労働をこなすことが目的である」よう作ることが必要である。

2012-01-13 08:44:27

ここで娯楽(栄養)と表現したのは忘れてください。後に娯楽という表現が出てきますが、栄養とは全く別の意味で使います。

ひげお @Higeow

人間の価値観を聞いた細胞はこういうだろう。「えぇ!?労働の楽しさがわからない!?信じられないよ!みんなと同じように働き、達成することの素晴らしさが感じられないなんて、君たちはなんて不幸なんだ!」もし「そんなことくらい俺も知ってるさ!」って思えたなら、細胞向き

2012-01-13 09:34:11
ひげお @Higeow

細胞は労働に対してもっと厳格な価値観を持っている(ように見える)だろうが、労働それ自体に価値を見いだしてる(ように見える)のは正しいと思える。

2012-01-13 09:35:51
ひげお @Higeow

細胞にとっての価値ある活動は恐らく「分裂」「労働」「栄養補給」などであろう。それに快感を感じるような存在と言っていい。他にも「役に立たない自分を殺す」ことに価値を見いだしていたりする。

2012-01-13 09:40:59
ひげお @Higeow

しかし細胞が 「あっあっ分裂するぅぅぅぅ!分裂したゃうぅぅぅ!」みたいに分裂に快感を持ってると考えると微笑ましいですね。

2012-01-13 09:42:47
ひげお @Higeow

がんは、この遺伝子の教える「労働」「分裂」「栄養補給」またその他「役立たずな自分を殺すこと」の価値観などがなんらかのミスで狂ってしまったのだろう、「栄養補給」や「分裂」の評価が高すぎてしまったのだ。

2012-01-13 09:46:49
ひげお @Higeow

僕はこの細胞の価値観がないと人体社会(人体のような超社会主義)は成り立たないと考える。と、同時に「日本は成功した社会主義国家である」と時折言われることと関連付けせずにはいられない

2012-01-13 09:50:15
ひげお @Higeow

その様に揶揄されるのは、日本人の持つ「文化(道徳と言ってもいい)」の言わんとすることは、遺伝子が細胞に教え込んだことと他の文化と比較した場合にかなり近いものがあると思われるからだ。

2012-01-13 09:53:54
ひげお @Higeow

最も日本の持つ文化(道徳)は現代までに大きく変容した。細胞の価値観(遺伝子の指図)からは遠退いたと思われる。

2012-01-13 09:56:34
ひげお @Higeow

しかし過去日本人が持っていた「労働に対する価値観」や「切腹に対する価値観」は前述した細胞の価値観と類似しているように思われてならない。細胞の場合そのような価値観を与えたのは遺伝子であり、かつての日本はその独特の文化が価値観を与えていた。

2012-01-13 10:01:24
ひげお @Higeow

ただ日本がこの人体社会から遠ざかったことを考えると現代の我々と細胞の根本的な価値観の違いである「娯楽」について考察しなければならない。細胞に娯楽はない。サボって映画を見たりして楽しいと思うことはないし音楽を聞いて芸術に胸をうたれることもない。

2012-01-13 10:07:43
ひげお @Higeow

娯楽は何故あるのか?その欲求は労働に邪魔である。この欲求がなければ、人間はひょっとして人体社会を形成することができていたかも知れないのに!

2012-01-13 10:10:47
ひげお @Higeow

ここで僕はこれは考察しにくい妙な問題だと気づいた…。娯楽を生んだのは根本は「人間の学習欲」であるとにらんでいるのだが、これを無くすと「文化」も消滅してしまうのだ。

2012-01-13 10:13:30
ひげお @Higeow

詰んだ……(´・ω・`)

2012-01-13 10:14:18
ひげお @Higeow

娯楽欲求の正体がわかりにくいと言うのもある。僕はひょっとしてある一部の娯楽は「学習欲の副作用」かもしれないと思っている。遺伝子は学習する余地を与え、周りにある様々な情報を得ること、またその学習結果を共有することにも快感を与えた。これをこねくりまわしたのが娯楽ではないかと。

2012-01-13 10:27:41
ひげお @Higeow

昔誰かが失敗した。それを自分が繰り返さないためにはそれを学ばねばならない。…学びたい。人の人生を知りたい。そうして人の人生を語るようになり紙などでそれを保存するもの(小説や史書など)が誕生し、 人間社会でその知識が重なる。

2012-01-13 10:33:05