父と息子とハドソンと~とある哲学者のハドソンショートストーリー~

とても共感できる体験だったのでまとめさせていただきました。私にとってのスタークラフト社(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%BC%9A%E7%A4%BE)))のように、小さいころ本当に大好きなゲーム会社があることは、それだけで大きな体験となるのです。
ゲーム ハドソン ゲーム会社
16
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
コナミがハドソンを吸収。ハドソンはこれで解散。完全に消滅。ハドソンを消す必要があるのか?なんだよそれ。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
ハドソンが苦しそうなのは、ケータイゲームの事業をみてて思った。でも、悲しすぎるぞ、これ。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
高橋名人、俺たちになんか言ってくれよ。納得いかないよ。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
俺は小学生の時、将来は必ずハドソンに就職すると決めていて、社員募集の書類みたいのを持ってた。市ヶ谷にあった会社住所を暗記してた。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
25年前に、誰にも言わないでね、と言われたことを、これからツイッターで言う。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
あまりにハドソンが好きだった俺は、父親に頼んで、市ヶ谷のハドソンまで連れて行ってもらった。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
俺はハドソンの会社の建物を見ただけて、もう大満足だった。小5かな。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
市ヶ谷のハドソン前で建物をじっと見ていた俺。その時、父親が突然言い出した。「入っちゃおうか?」
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
俺は驚いたが、もうここは父親の提案に乗るしかない!そこで二人で果敢にハドソンの社屋の扉を開く。もちろん、何の用事もない。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
当然、受付がある。それほど広くはないロビーに、受付の横長な机が置いてあった。確か、右奥に階段があった。受付のお姉さんに「息子がおたくの会社のファンでして」と、全く怖気づいことなく、淡々と話をする父親。おれの方が怖気づいてる。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
俺はとにかく、この光景を目にし焼き付けようと、周囲を眺めまくる。確か、右側に小さな部屋があって、そこが簡単な展示スペースみたいになってた。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
しばらくすると、ちょっと偉い感じの人が、さっき言った右奥の階段から大急ぎで降りて来た。「どうした?なにがあった?」という感じのことを必死に受付のお姉さんに聞いている。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
後で父親に聞いた話によれば、その人はもう初めての事態にどうしたらいい!って感じで、ものすごい戸惑っていたらしい。それを冷静に眺めてる父親。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
そこでお姉さんが機転をきかせる。俺に「ちょっと待っててね」とやさしく言って、確か隣の部屋かどこかに行った。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
そして、ハドソンのお馴染みイエローのカバンとその他のハドソングッズをたくさん持って来てくれた。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
「今日は来てくれてありがとうね」って受け付けのお姉さんは言ってくれた。そして、ハドソンのバッグにグッズをたくさん入れて俺にくれた。「みんながたくさん来ちゃうと困るから、ここに来てもらったって言わないでね」と言われた。お姉さん、ごめんなさい、いま言ってしまいました。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
俺も子ども心に、なんか面倒をかけちゃったのかなとも思ったけど、なんかそれより、こんなわけわかんないファンの子どもが来ても、キチンとやさしく対応してくれたことに本当に感激した。本当にハドソンが好きなんだなって分かってくれたんじゃないかと思った。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
あの時の受け付けのお姉さんの対応は、ずっと俺の心の中に残ってた。子どもの気持ち、夢を大切にするっていうか。ハドソンがどういう会社だったか、結局は実際のところを知らないが、受け付けの人がああいう余裕のある対応ができるということは、会社内の雰囲気もよかったのではないだろうか。
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 @lethal_notion
あの時の受け付けのお姉さんはいまは何をしているのだろう。ハドソンが吸収されて、解散、消滅するというニュースをどう聞いているだろう。この知らせを聞いてそのことを思った。

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする