【タイバニ】珍説:ウロボロスvsマーベリック
ブルックス家の壁にウロボロスマークのポスターが貼られていた(6話)のがいまだに気になってるんだよね。そして結局実在しなかった手の甲のタトゥ。あれは一体なんだったのかと。マーベリックが刷り込んだもの?だとしたら何のために?
2012-01-19 10:28:20そして19話。「私はある犯罪組織と手を組んだ」としかマーベリックさんは言ってない。「ウロボロス」と返したバニーに意味深な視線を向けるだけ。ここがなんだかミスリードのような気がしていて仕方ない。
2012-01-19 10:40:08ここからは仮定なんだけど、ウロボロスは実は犯罪組織ではないんじゃないか、と。シュテルンビルトが荒廃していた時代、ここを隆盛させようと誓い合った街の名士達による結社、というよりはサロン的なものって気がする。だとすればブルックスさんがかかわってても札に透かしがあっても不自然じゃない
2012-01-19 10:46:52で、更に仮定。マーベリックは初期のメンバーではなく、貧困層から抜きん出てきた新興組の最先鋭だった。こういう結社の常として新参者には胡乱な目を向ける。一方で新興組も既得権を盾にしてる連中は邪魔だから結束して対処しようとする。これが現在の円卓会議(笑)につながる
2012-01-19 10:50:30ウロボロスのタトゥをつけているのは車椅子の人と爆弾魔。車椅子のベンジャミンさんは10年間に20名を殺害とあるが、裁判時すでに精神がおかしかった。爆弾魔がやろうとしたことは、フォートレスタワーの爆破とヒーローの抹殺。これはどちらも、マーベリックの行った成果へのアンチテーゼ
2012-01-19 11:02:54爆弾魔の犯行は、明らかにマーベリックと敵対している。これを「ウロボロスは緩やかな組織で、構成員の行うことはそれぞれ関与しない」と説明付けようとする向きもあったが、はっきり「マーベリックとウロボロスは敵対している」としてしまうと、符合することがいくつかある
2012-01-19 11:05:22ここで話をややこしくしてるのが、中立であるルナティックの存在。彼は彼の正義で動くため(その正義が時として行き当たりばったりであるため)敵味方が時として入り乱れるのだが、彼の敵の敵は彼の味方ではない。これは確認しておく。
2012-01-19 11:07:24というわけで仮定。 ウロボロスは、シュテルンビルト草創期に結成された、名士たちの結社だった。彼らの理想に沿ってシュテルンビルトの都市計画が行われたため、特にメダイユ地区の町並みはウロボロスマークそのものになっている。またお札にもその透かしがすられている。
2012-01-19 11:10:28シュテルンビルトは隆盛をはじめたが、ここで困った問題が起きてくる。都市の発展に伴い、貧困層から抜け出してきた成功者たち(言葉を悪くすれば成金ども)が、司法も行政も立法も独占してきたウロボロスに、民主化を求めてくるのである。民主化はいい、でも彼らの専横は許せない。
2012-01-19 11:15:00ウロボロスは議会を作り選挙制度を整備し、司法局を設置することで、新たな経済的優位者たちに権利が独占されないように対抗した。まあつまりそれまでは自分たちの好き勝手やってたってことなんだけど。
2012-01-19 11:16:44ここで新興組の最先鋭であるマーベリックが噛み付いてくる。彼の出世の源であるヒーローはいわば私設の警察官。犯罪を自作自演していた裏はあったが、そもそも公共の警察が脆弱だったからこそのアイディアだった。それが司法局の設置で、当局側の管理におかれ活動が制限されることになってしまう
2012-01-19 11:21:32ウロボロスはこれに対し、冷静に対処やする。かねてから握っていた、犯罪組織と手を結び犯罪をコントロールしていたという秘密をリークし、彼を犯罪者にしてしまえばいい。この任には中心的メンバーであり個人的に付き合いもあったブルックス夫妻が就くことになった。あとはご存知のとおり。
2012-01-19 11:25:19さてウロボロスvsマーベリック仮説というよりすでに妄想なんだがの続き。ブルックス夫妻を殺害した時点で、マーベリックは人生詰んでるわけである。ウロボロスは犯罪組織との癒着なんてまどろっこしい罪を立証する必要はなく、確実に夫妻殺害の罪でマーベリックをぶち込めばいい。
2012-01-19 13:07:32ここからはクーデターである。バーナビーの記憶では帰ってきたとき銃声がしたことになっていたが、おそらく夫妻から言い含められたサマンサは充分な時間を外で過ごしたはずである。この間に、マーベリックはこの糾弾に関わった人物の名を探す。書面か、あるいは死体の記憶を漁ったか。
2012-01-19 13:17:48時間をかけて情報を収集し、戻ってきた子息と使用人の記憶を書き換え、屋敷に火をつけてマーベリックはその場をいったん離れる。殺人がばれる前に片をつけなくてはならない。連中はマーベリックが記憶を操れるとは知らない。
2012-01-19 13:21:08この夜の一件によって、ウロボロスは完全に実権を失う。マーベリックはうまくやったんだと思う。街の有力者が一晩で殺されたり記憶をなくしたりしたら騒がれるに決まっている。でもきっとうまく行っちゃったんだろう。虎徹の冤罪事件みたいに。だから同じことを繰り返した。
2012-01-19 13:28:13取りこぼしは15年くらいあとになって精神を病んだベンジャミン氏が犯罪者として捕まったとか、20年後にフォートレスタワーを破壊しようとした爆弾魔が現れたとか、あとネイサンの親あたりも何らかの被害者の可能性がある。
2012-01-19 13:30:19しかしまあごちゃごちゃと呟いたが、この話のミソは「親の仇を追ってるはずのバニーちゃんが実は親の理想をすり潰していた」とゆーアイロニーなわけで。
2012-01-19 19:22:46あとウロボロスが実は正義(っていうのは正しくないがバニちゃんが受け継ぐべきもの)だと知ったバニちゃんがウロボロスに寝返り、おじさんはマーベリック膝下のヒーローとしてバニちゃんと敵対するというシチュエーションを妄想できるってのも楽しい。ウニとら~
2012-01-19 19:26:28ウロボロスはブルックス夫妻が主催していた正義の結社。マベは夫妻を殺害した際ウロボロスも壊滅させ、生き残りが忘れ形見のバニを祭り上げないよう、円環蛇のマークを殺人犯のものとしてバニの記憶に刷り込み、彼がウロボロスと敵対するように仕向けた…という話を書こうとしてorz 難しすぎる
2012-03-21 15:52:01