大須賀さん「子供の頃、舞台初めて見たのはストリップ。“見てはいけないものを見せるのが舞台”なんだ、と思った。パンドラの箱が開いていくようなもの…。」
2012-01-19 10:40:56大須賀さん「肉体で表現するのは細胞の記憶。肉体の無意識から現れてくるものは社会のドラマじゃなくて、宇宙のドラマ。作品を創るときに意識の世界からではなく、無意識の部分が入ってないとだめ。」
2012-01-19 11:24:06学生さんの質問「なんで白く塗るんですか?」
「オーストラリアで作品創ったとき。砂漠の真ん中にスーパーマーケットができた。その店の中でアボリジニーが円陣を描いて儀式をやる。彼らにとってそこは昔から聖地だからお祈りをしなければならない。アボリジニーは、直線的な時間感覚で生きていない。過去現在未来が同時にあるドリームタイム。」
2012-01-19 11:32:29大須賀さん「福島原発事故、大震災以降、日本人にとっての薔薇色の未来が無惨に打ち砕かれてしまった。過去は古いものとして捨ててしまって、未来に素晴らしいものがあるという直線的な時間感覚で生きていくのか、ドリームタイムの時間感覚で生きていくのか、今が日本人の分かれ道。」
2012-01-19 11:38:50大須賀勇公演じゃなく、講演。学生さんの質問「作品を創る時に何をもって満足とするのか。」大須賀さん「土方さん企画、澁澤さん原作の作品展打ち上げのときに、土方さんが言ってたことで“真空にならなきゃだめだ”っていう言葉。意識も無意識も超えて宇宙と同じところ、そこに起こる現象。続
2012-01-19 18:12:56大須賀さん「作品を創るとき“幼な心”が一番大事。それは大人になっていくことでだんだん消えていくもの。“幼な心”は懐かしくてノスタルジックな部分と、未来を見通す預言的なところがある。“幼な心”は人間の社会を超越している。」
2012-01-19 18:21:58あと、講演終わって学食で教授も一緒にお話。ヨーロッパでのフェスの話や、フランスがどれだけアートマネンジメントを昔から戦略的にきっちりやっている国であるのか、という話や、村上隆さんのマネンジメント力の話など面白い話ばかりで、とっても勉強になったw
2012-01-19 18:28:25