- yukimonaka
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【最終講義 1/10】今日は、学習院大学にて、小林忠先生の最終講義がありました。わたしは、教え子でも学習院大学の生徒でもないけど、特に大学院生活において、小林先生の存在は大きかったです。日本美術を研究する上で、欠かせない存在。わたしの周りの人はいろいろ批判するけどね。
2012-01-13 21:30:49【最終講義 2/10】会場には、ものすごい数の人がいました。ほとんど教え子の方々だと思うけど。あとは、著名な美術関係者が何人もいらっしゃっておどおど。最終講義は今まで何回か拝聴してきたけど、これほどの人とこれほどの熱気(圧?)はひさしぶりでした。
2012-01-13 21:33:22【最終講義 3/10】最後の講義のようにちょっとしんみりするかと思ったけど、講義の始めから平常心でいらっしゃいました。どの人も先生の言葉の一言一言に真剣で、中には前のめりになる方もいました。
2012-01-13 21:37:11【最終講義 4/10】1:学習院大学で教鞭をとるまでの経歴。名古屋大学では4年弱教えていた。弟や妹に話しかけるような授業だった。このときの上司が先日お亡くなりになった辻先生。小林先生にとって辻夫妻は大きな存在だったことがひしひしと伝わってきた。
2012-01-13 21:41:24【最終講義 5/10】2:学習院大学のこと。学習院大学では今日まで教えてきた。父と息子・娘のような関係だった。これだけ多くの教え子が集まってくれてほんとうに嬉しそうだった。
2012-01-13 21:43:36【最終講義 6/10】3:友人のコレクターについて。アメリカのコレクターである、ロバート・ファインバーグ(あってます?)は友人。江戸時代絵画が大好き。現在71歳。友人としてもコレクターとしても素晴らしい人。
2012-01-13 21:48:32【最終講義 7/10】4:今日の講義の進め方。いつも授業は、90分でA4の1枚におさまるように授業プリントを用意している。今日も授業プリントが配布されていた。シンプルで無駄のないプリントだった。
2012-01-13 21:50:17【最終講義 9/10】6:円山応挙について。いつもスケッチ帖をもっていた。ものの正しい形や色を写す。すぐれたモノの観察者。円山応挙の作品にみられる眼鏡絵と空の「青」。円山応挙の写生の作品。円山応挙の雪松図屏風の分析とちょっと面白い話。
2012-01-13 22:01:45【最終講義 10/10】7:池大雅について。中国で刷られたものを手本に描いたり。池大雅の三上孝軒・池大雅対話図の分析。池大雅の愛用印の分析。池大雅の居住(妻と自分のそれぞれのお部屋の大きさ、敷地内の配置)。池大雅のアトリエの狭さから天気のいい日に外で描いていた→フレッシュな画面。
2012-01-13 22:06:16