1月23日歴列イベントまとめ

テーマ「リヒテンシュタイン家」
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歴列 @rekiliech_bot

(∞リσヮσリ<ぐ…Guten Abend…

2012-01-23 22:10:30
歴列 @rekiliech_bot

こんばんは皆さん、今日は皆さんと少しお話がしたいなと思って参りました。

2012-01-23 22:11:37
歴列 @rekiliech_bot

実は1719年の1月23日…今から300年程前の今日は私の前身となるリヒテンシュタイン公領が認められた日でして…

2012-01-23 22:12:51
歴列 @rekiliech_bot

それで今日はリヒテンシュタイン家とリヒテンシュタイン家の方々についてお話しようと思っているんです、よろしければお付き合い下さいまし。

2012-01-23 22:13:30
歴列 @rekiliech_bot

こほん…え、えーと、まずリヒテンシュタイン家の名前の元となったのはウィーンの近くにある城なんです、12世紀にフーゴという方が城主の娘のハデリヒという方と結婚し、城と同じ家名を名乗るようになったが始まりです。

2012-01-23 22:15:09
歴列 @rekiliech_bot

この頃のリヒテンシュタイン家はまだ諸侯の資格の無い下級貴族でしたが、オーストリア北東部の領主として代々続いていました。

2012-01-23 22:17:16
歴列 @rekiliech_bot

13世紀頃には騎士詩人として名を残した方もいるんですよ、ウルリヒ・フォン・リヒテンシュタインという方で、森の中で鳥が歌い、花が美しく咲いている…という内容の素敵な恋愛歌を残しています。

2012-01-23 22:18:48
歴列 @rekiliech_bot

。0(お話によれば少し変わった方だったそうですけれども…)

2012-01-23 22:19:21
歴列 @rekiliech_bot

さて、それから時は流れて1608年、リヒテンシュタイン家は神聖ローマ皇帝フェルディナント2世により侯爵の称号を与えられます。

2012-01-23 22:20:21
歴列 @rekiliech_bot

公爵家の初代となったのがカール1世でした、チェコのプラハにあるリヒテンシュタイン宮殿はカール1世によって建てられたものなのですよ。

2012-01-23 22:21:18
歴列 @rekiliech_bot

そのカール1世の孫がハンス・アダムという方です。ハンス・アダムは帝国使節議会に参加可能な地位を求め、1699年にシェレンベルク男爵領を、1712年にファドゥーツ伯爵領を購入し、現在のリヒテンシュタイン公領にあたる土地を得られた方なんです。

2012-01-23 22:22:49
歴列 @rekiliech_bot

ハンス・アダムの死後、土地とリヒテンシュタイン公の称号はヨーゼフ・ヴェンツェルを経てアントン・フロリアンの手に渡ることとなります。ヨーゼフ・ヴェンツェルにとってこの土地はあまり魅力的ではなかったそうですので…

2012-01-23 22:24:40
歴列 @rekiliech_bot

当時のハプスブルグ家・神聖ローマ皇帝カール6世によって、この二つの公領を纏めて領邦国家とすることを認められたのです、1719年1月23日…これがリヒテンシュタイン公国の始まりです。

2012-01-23 22:26:26
歴列 @rekiliech_bot

何故カール6世がアントンの土地を国家として認めたのか、それはアントン・フロリアンがかつてカール6世の教師を務めていたことがあり、その功績が認められたことによるものだったとも言われています。

2012-01-23 22:27:37
歴列 @rekiliech_bot

1858年に公爵位を継承したのがヨハネス2世、何と70年と3か月という長い年月リヒテンシュタイン公国を治めた方なんです。

2012-01-23 22:28:59
歴列 @rekiliech_bot

フランスさんとの戦いでボロボロになった国民のために自分の資産から無償での生活資金を貸し付けを行った方で、『善良侯』の愛称でリヒテンシュタインの民からとても愛されていたんですよ。

2012-01-23 22:30:07
歴列 @rekiliech_bot

リヒテンシュタイン国内には今もヨハネス2世の石像が3つあるんです。

2012-01-23 22:32:27
歴列 @rekiliech_bot

そして現在のリヒテンシュタイン公がハンス・アダム2世です、執政権は2004年に長男のアロイス公子に譲っており今は元首としての地位のみを保有しています。

2012-01-23 22:34:34
歴列 @rekiliech_bot

2008年時点で欧州の君主のなかで所有資産が約50億ドルで第一位となっているんですよ、ちなみに第二位はモナコのアルベール2世だそうですわ。

2012-01-23 22:36:32
歴列 @rekiliech_bot

現在リヒテンシュタイン家は電力会社、不動産、ワイナリーの所有、山林管理など幅広い事業を手掛けているんですよ、せっかくですのでそのいくつかをご紹介したいと思います。

2012-01-23 22:38:17
歴列 @rekiliech_bot

まずは美術館、ハンス・アダム2世は自身の個人コレクションを一般公開なさっているんですよ。

2012-01-23 22:40:17
歴列 @rekiliech_bot

リヒテンシュタイン国内にもありますけど、ウィーンにも『Palais Liechtenstein』という大きい美術館がありますわ。ウィーンの離宮を回収して2004年に開館したんです。

2012-01-23 22:40:45
歴列 @rekiliech_bot

ここでの見どころはそうですわね…『バドミントンキャビネット』というものがありますわ。装飾のとても美しい大きな箪笥なんです。これはイギリスさんの所の公爵の注文を受け、フィレンツェの職人さんが30人がかりで6年以上かけて制作したものなんです。

2012-01-23 22:42:47
歴列 @rekiliech_bot

バドミントンキャビネットは世界で最も価値のある大型箪笥と言われています。これは2004年のクリスティーズで38億円で落札したものなんですよ。

2012-01-23 22:43:16